八重の桜第36話「同志の誓い」本咲き二度咲き視聴感想のまとめ

たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

ただでさえ何年も空き家の上、キリスト教教育の学校の噂を聞きつけた京都の町の人たちがやって来て荒らして行ったせいもあり、中は蜘蛛の巣と石とボロボロの建具だらけである。あまりの荒れっぷりにさすがの八重さんも驚いていると、「耶蘇のもんは出て行けー！」の罵声と石が飛んでくる。 ＃八重の桜

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ボロ屋敷と投石の瞬間を目の当たりにしたデイビスさんが「ここで学校なんて無理だ」と言い出す。悩ましげに見る八重さん。無表情な大垣屋さんたち。 だがしかし！襄さんは言った。「充分ですよ！」と興奮気味に語る。「重要なのはどこで学ぶかではなく、何を学ぶかです！」 ＃八重の桜

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壊れたところは直せばいい（どっかで聞いたな）などの襄さんのポジティブシンキングぶりにキョトンとする大垣屋さんやデイビスさんたち。 そこへ、まるでヤクザ者が「誰の許可でここで商売するんじゃワレェ」というセリフが出てもおかしくないノリで押し寄せてくる京都の町衆たち。 ＃八重の桜

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ここで耶蘇の学校なんてとんでもない！と鼻息も荒い町衆さんたち。その彼らの前に出て、「新島と申します」と自己紹介する襄さん。一瞬遅れて八重さんも挨拶する。襄さんが至極丁寧にここで学校を開くことを認めてほしいというものの、聞く耳持たんと言わんばかりに襄さんを突き飛ばす。 ＃八重の桜

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おまけに足蹴にされる襄さん。この人たち本当に一般の京都府民？と言う疑惑が起こる。襄さんのそばに寄り添う八重さん。大垣屋さんが間に入って止める。一瞬、八重さんが大垣屋さんを横にどけて不届き者を成敗するとか、大垣屋さんが桜吹雪の刺青を見せるとか想像しちゃったよ。 ＃八重の桜

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そんな荒っぽいことは全くなくて（←当たり前だ）、帝が東京に行ってしまってからこっち廃れる一方の京都の有様に悔しさをにじませる大垣屋さん。町衆に向かって、新しい風が吹くのを見てみまへんか、とキザなことを言い出す。 ＃八重の桜

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襄さんたちが真剣に学校設立に向けて取り組んでいるのを見ていて、期待してもいいのではないかと思うようになったという大垣屋さん。襄さんにその気持ちがずっと変わらぬままかどうか見届けさせてもらう、と事実上の契約成立の宣言をする。有無を言わせぬ迫力で町衆に認めさせる大垣屋さん。＃八重の桜

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大垣屋さんの言葉に、安堵の表情を浮かべ、頭を下げる襄さんと八重さん。 何だ、この「遠山さま、どうもありがとうございます」的な構図は（笑） ていうか、建前と本音の使い分けがうますぎる大垣屋さんに、「で？あんた結局どっちなの」と思ってしまう私。 ＃八重の桜

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そういえば、下見している時、「新島さま……」って八重さんが言ってたけど、婚約してもまだまだこの頃の八重さんには襄さんに対して打ち解けきれてない部分があるってことだったのかしら。 小さい所に仕掛けがあるなあ。 ＃八重の桜

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女紅場前。下見した屋敷から帰ってきた襄さんと八重さん。「それでは」と言って見ている襄さんに「慣れていないので、先にお帰り下さい」と言う八重さん。そうですか、と八重さんの言う通りに女紅場の前を離れる襄さん。その背中を見送る八重さん。 襄さんの後ろ姿がキレイ……。 ＃八重の桜

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襄さんが角を曲がるまで見送り、女紅場の中へと入る八重さん。実は曲がったところで立ち止まり、様子をうかがっていた襄さん。どこか納得のいかない表情のまま、今度こそ家路につく。 ＃八重の桜

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翌日。女紅場。八重さんが来ていないものの、さっさとはじめろと言う役人ともう少し待ってと言う教師。結局、役人が勝手に始めてしまう。 集まった生徒を前に、別の教師から話をしようとした時、姿を現した八重さん。 ＃八重の桜

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同じころ、覚馬さんちの書斎。「何ですって！？聞いていません！」と驚く襄さん。解雇話を覚馬さんから聞いたようだ。「やはり八重は何も話しませんでしたか」という覚馬さん。それはカワイイ妹のことなら何でも分かるんだぞうと言う遠回しの自慢か。 マッキーのやり方に憤慨する襄さん。 ＃八重の桜

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「出かけてきます！」と勢い良く出て行く襄さん。襄さんが出て行った後で、一人でそっと微笑む覚馬さん。 それは「若いころは俺も何かにつけて走っていたなあ。若いっていいよなあ」という回想的なアレですか（笑）。 そして足腰や目が悪くなかったら一緒に走ってたつもりですか（笑）。 ＃八重の桜

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女紅場。生徒たちの前に立ち、「今日はみなさんに大事な話があります」と何の陰りもない表情と声で語る八重さん。 一方、通りを走る襄さん……立ち止まり、膝に手をついて息を整える襄さん……ヘロヘロ！女紅場と覚馬さんちってそんなに遠いのか（笑） ＃八重の桜

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女紅場の教室。襄さんとの婚約を打ち明ける八重さん。「自分の心に従い、自分で決めました」ときっぱりと言う八重さん。慌てる役人さんたち。脇に控えていた二人を教師たちが抑えるが、すぐに振り切られる。八重さんを見張っていた役人が「もう終わりだ！」と八重さんを押さえる。 ＃八重の桜

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押し出されながらも生徒たちに「自分の心に嘘をつくな」「自分のドリームを見つけて」と必死に叫ぶ八重さん。しかし見ている人間は知っている。本当はあんなへなちょこ（？）役人、3人程度は八重さんの敵ではないと……。昔なら投げてるか気迫で威圧してるw ＃八重の桜

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「八重先生！」と口々に叫ぶ生徒たち。 八重さんが教室を出される寸前、歌声が響く。それはあっという間に生徒たち全員の合唱に変わる。「ビューティフル・ドリーマー」だ。 突然のことに足が止まる八重さんと役人たち。じっと聞き入る八重さん。 ＃八重の桜

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泣きながら歌を歌い、別れを惜しむ生徒やほかの教師たち。やがて、状況にのまれていた役人たちが我に返って八重さんを囲む。 しかし、八重さんは役人には抵抗せず、「お世話になりました」と頭を下げて別れの挨拶をすると、微笑みを浮かべて役人たちに背を向ける。 ＃八重の桜

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役人たちは宣教師と結婚すると話すことを選んで女紅場を去っていく八重さんの行動が想定外だったのか、思わず後を追いかけ、その中の一人が「この会津もんがあ！」の罵声まで浴びせる始末。 数年前、会津を侮辱した人間を仕留める寸前だった八重さんが、足を止める。 ＃八重の桜

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体半分だけ振り返り、小さく息を吸うと、にっこり微笑みかけながら言う。「会津の者はおとなしく恭順しねえのです。お忘れですか」 くるっと体を返し、そのまますたすたと去って行く八重さん。 カッコいい……言葉もカッコいいけど、湧いた怒りを静めた後で微笑んだ所が……。 ＃八重の桜

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ところで、この八重さんが教室を追い出され（正しくは追い出されてやった）、生徒たちが歌を歌う所って何かに似てると思った。 最初は金八先生の「不良生徒と彼らが連れ去られるのを防ごうとする金八さんたちと連行していく警察官（？）」を思いついたが違和感があり過ぎて却下した。 ＃八重の桜

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しばらくして、「ごくせん」に似ているんだと思いつく。最終回で、学校を去ることになるヤンクミと、彼女が担任だったクラスの生徒たちが「ヤンクミー！」と叫ぶところがそっくりなんだw先生が本当はものすごく強い所もw 上司となかなか折り合えないのもそっくりだ……。 ＃八重の桜

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女紅場の門前。女紅場に向かい、一礼する八重さん。道へ向き直ったところへハアハア言いながら襄さんが到着する。八重さんの表情を見て「遅かったか」とつぶやく。 八重さんはそんな襄さんに微笑みながら「グッドニュースです。たった今女紅場を辞めてまいりました」と言う。 ＃八重の桜

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「これで私は自由です。これからは、あなたの行く道が私の行く道です」普通の女性なら夫の後をついていく図が想像できる。が、八重さんの場合、襄さんに大まかな方向だけ聞いて、広大な野ッ原を鎌か何かで刈りながら「さあ、行きましょう」と笑顔で襄さんを振り返る図しか想像できないw ＃八重の桜