FE覚醒・聖王エメリナの平和主義政策考察

エメリナ様が15年の治世で行った平和主義政策についていろいろ妄想しました(※中途挫折中)
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C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL イーリスの王家(中央政府)と領地持ち貴族との力関係がわからない…たぶんかなり強力な中央集権だと思うんだけど確信が持てない

2013-09-20 18:55:32
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 国王以外の王族に権威感が無さすぎて

2013-09-20 18:58:08
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 中央集権なんじゃないかな、って推測の根拠は、国家単位での軍縮、という政策を実現可能とするための条件に、権力の一極集中が不可欠に思える事。元々地方貴族の力が強かった場合に、軍縮訴えても地方貴族が素直に言うこと聞くように思えない、というか王家の意向を無視した方が

2013-09-20 19:16:52
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 素直に言うこと聞いた貴族や、ただでさえ弱い力を軍縮で弱めた王家に対して強い発言力持てる事になっちゃうわけで、これじゃあ軍縮なんてうまくいかないよね、と思うわけで

2013-09-20 19:20:21
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 中央集権説に自信を失わせてるのは本編中のあまりにあまりな王弟王妹の権威感のなさ すごく親しまれてはいる一方で、すごく尊敬されてる感はないし、まして畏敬されてる感はぜんぜんない

2013-09-20 20:20:18
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL あと身分の格差も全然感じない 自警団が極めて特殊な組織なのかもだけど…どう受け止めたらいいんだろう このリベラルな雰囲気は個人的には嫌いじゃなくて、あんまり自警団がイーリス国内的に異質な存在と考えるのは寂しい気がするので何らかのロジックでこじつけたいんだけど

2013-09-20 20:29:23
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 前にアイデアだけ思い付いて、具体的ロジックが展開できなくて頓挫してた、エメリナ様の軍縮政策を軍閥解体プロセスと読み替える、ってネタを、この文脈の中に位置付けられないかなあ…って妄想してるんだけど、うまく組み立てられるかなあ…

2013-09-20 21:11:14
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL つまり、軍縮って国軍の縮小じゃなくて、領主軍の解体縮小だったんじゃないか、って説

2013-09-20 21:14:33
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 元々、王家直属軍は天馬騎士団と近衛軍くらいで、前聖王の対ペレジア『聖戦』にも頭数的にメインで駆り出されたのは地方諸侯が編成した軍だったんじゃないか、って仮定

2013-09-20 21:22:49
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 駆り出された地方諸侯の軍はペレジアとの戦いで酷く損耗することになる 戦争は結局ペレジアから領土も金銭もほとんど得られることなく終わり、諸侯には出費と人的損害のみが積み上がる結果に

2013-09-20 21:34:06
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL そこで、終戦後のエメリナ様が次の様な提案をしたと仮定してみよう 戦災からの復興のため民力回復が我が国の急務である その為には諸侯の財政の改善が危急の課題である そこで財政再建の援助のため諸侯軍の人員を国家雇用とし、人件費と軍関係の諸経費を全額国庫から支払う

2013-09-20 21:44:43
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 領内の治安維持は引き続き、旧各諸侯軍の人員がそのまま当たるものとする 即ち費用を王家が肩代わりし、実際面では大きな変化はないと考えてよい

2013-09-20 21:51:00
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL これに戦災で疲弊した諸侯が飛び付く 一方で、諸侯軍の人員はそのまま引き続きつつ、国家雇用となったことで人事裁量権は中央政府の元に移行。しかし当初は旧諸侯軍の編成をほぼそのまま引き継いだことで、この事が意味するところに気付いた者はごく少数に留まった

2013-09-20 21:56:05
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 終戦直後の混乱期から、財政面で一息付いた諸侯の尽力により多少民力に復活の兆しが見え始めた頃、次第にこの人事裁量権を中央政府が行使し始める 「軍からの退役、非軍務職或いは民間への就職斡旋」という形で。即ち「兵を家族の元に返した」わけである。少しずつ、少しずつ。

2013-09-20 22:06:23
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 経済の回復に伴う治安の改善に合わせて、少しずつ、少しずつ。

2013-09-20 23:18:22
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL そうして、軍事国家だったイーリスの軍がいつの間にか縮小され、諸侯財政のみならず国家財政も軍一辺倒から民政志向に変化してきた頃、満を持して、少女聖王は全国民に向けて、国の有り様に対する己の思い、哲学を強く訴える『私は、イーリスを平和の国に生まれ変わらせたい』

2013-09-20 22:17:29
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 二度と戦争をしない、平和の国へと。そのために、軍は治安維持に必要な最小限に縮小したい、と。

2013-09-20 22:21:04
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 即ち、実態を先に少しずつ作り上げた上で、平和主義の哲学は後に実態を補強するような形で訴えたのではないだろうか、という仮説である

2013-09-20 22:22:57
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL この呼び掛けに対し、軍縮と民政重視政策による経済復興、即ち生活の改善という形で既に果実を受け取りつつあった民は、大きな支持の声を挙げる。漸進的な改革による実績を示した後に、政策の方向付けを補強するような形で、統治哲学の指針を強く打ち立てたのである。

2013-09-20 22:28:45
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 一方、諸侯は諸侯軍の国家雇用は財政再建までの一時的措置と受け止めており、再建さえ叶い、費用負担が可能になれば、再び軍の指揮権編成権は取り戻せるものと考えていた、のだが、この聖王エメリナの平和国家宣言により、状況は大きく変わったことに気付く

2013-09-20 22:37:27
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 聖王詔勅により、軍縮政策が国家政策として打ち出され、国民の多くが支持の声を挙げた今、再び自らの手で諸侯軍を再編、強化しようとする動きを示すことは、即ち国家政策への公然反対行為と見なされることになった、と。

2013-09-20 22:41:13
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 諸侯間、或いは対中央政府との綱引きの材料として、各諸侯が各々私軍を整え、牽制し合うような時代は、終わらざるを得ないのだ、と。一方、軍務関係の支出・人材供出の責務から解放されたことで、領地の産業振興への努力はかつてなく成果を得られるようになった。

2013-09-20 22:46:34
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL これからは、国内で軍事的に権勢争いを行うことは許されない、またその必要もない。経済で争う、切磋琢磨する時代が訪れたのだ。ゲームのルールは変わったのだ。

2013-09-20 22:49:15
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL そして、イーリスは聖王エメリナの治世でその統治形態を大きく変革し、中央集権主義の平和主義国家へと生まれ変わったのである。民政重視の経済振興の成功により、かつてなく強い力を得るようになった新興富裕平民層の誕生により、身分格差も以前より小さなものとなっていった。

2013-09-20 22:54:01
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL この繁栄と発展は末永く続き、新生イーリスの栄光は揺るぎないものと人々は考えていた。…しかし、彼らは気付いていなかった、それに影を落とす不吉の兆しが、隣国ペレジアの中で育ち始めていることを…(そして本編へ)

2013-09-20 22:58:23