取材で言ったことと全然違うことが新聞に書かれている!
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テレビ局とかテレビ制作会社というのは鷹揚なもので,突然電話してきて「△△という番組ですが,○○は××ですか?」などと聞かれて「はあ,まあ××ですね」とか答えておくとしばらくしてその番組でタレントのセリフの中にさりげなく活用されていたりする。そういうのはむしろ気楽なものだ。
2013-09-30 06:51:17![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
とはいえ自分のコメントがどのように編集されてどのように書かれるのかわからない以上,社会的に論争があったり政治的に微妙な問題へのコメントはお断りするということになる。
2013-09-30 07:00:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
自分が自分の手でツイッターに書いて炎上するならしかたないが,他人の手で書かれた「自分のコメント」それも不本意なまとめられ方をされたものによって世間から文句を言われるのは理不尽としか言いようがない。
2013-09-30 07:02:22![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
これもまさにそうで,もともとわれわれは「新聞を通じて自分の言いたいことを伝えたい」などとは思っていないんですよ。われわれが新聞を利用しているわけではなくて,新聞がわれわれを利用しているんでしょう,という話。
2013-09-30 07:09:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
これは本当にそう。どの分野でも有名な先生のところには何かあると取材電話がかかってくるんだけど、そういうのが嬉しくて仕方ないっていう人はほんと希。大抵の先生方は奉仕というか、パブリックアウトリーチの一環として一種の義務感から受けてるんじゃないかな。もちろん、それは良い事だと思う
2013-09-30 08:01:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ただで被取材者に時間を取らせておいてよく言うなあ。RT @cafeseaside: まあさ、自分の言いたいことを100%自分の思う内容で世間に伝えたいのであれば、それは自腹切ってやるべきだよね。
2013-09-30 01:46:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 開高健が書いてましたが、欧米では路上の左派右派全て揃えてるキオスクで市民が時事問題について好みの新聞と一緒に正反対の立場をとる新聞も買って行く。意見や見解を求めに「行く」のに対して、日本では新聞が「来る」と言う。意見や見解は来るもの、来たものを受け入れがち。
2013-09-30 07:53:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 マメに新聞を訴えないと体質は変わらないかもしれませんね。 http://t.co/35OT6Kpe3w 「コメントは編集」が当たり前の日本とは大違い アメリカで活躍する専門家集団「ファクトチェッカー」 取材ノートやテープも取り寄せ事実をチェック
2013-09-30 07:09:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
もともと学者研究者というのは「自分の言いたいことを必要な人に正確に伝える」ためのメディアを自前で持ってるわけです。べつに新聞に取りあげてもらわなくても論文や著書を書けば言いたいことは言えるし,必要な人にはちゃんと伝わる。
2013-09-30 07:52:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 ただし伝わるのにえらい時間がかかることがあります。下手したら1世紀とか。
2013-09-30 09:10:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Sukuitohananika 論文や著書でなかなか伝わらないものが新聞にコメントしたりテレビに出たりしたらもっと早く伝わるようになる,ということもないだろうとは思います。
2013-09-30 09:12:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
例えば、新聞にコメントする、テレビがそれを見て、インタビューする。(続く @ynabe39: @Sukuitohananika 論文や著書でなかなか伝わらないものが新聞にコメントしたりテレビに出たりしたらもっと早く伝わるようになる,ということもないだろうとは思います。
2013-09-30 09:37:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 @Sukuitohananika わかりやすい、面白いとなって、生出演が増える。バラエティ番組、TVタックルとかたかじんの委員会とかに出始めて、毎週のように講演会に呼ばれる。こういう段階で発信力が飛躍的に高まる。尾木ママとかがこの辺りに。(続く
2013-09-30 09:37:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ManabeToshinaga @Sukuitohananika そのようなことは学問や専門の世界での影響力にはいっさい影響がないか,多くの場合はマイナスの影響になります。尾木先生はテレビに出るようになって教育の世界での影響力はむしろ著しく低下していると思います。
2013-09-30 10:03:56![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 @Sukuitohananika 専門家同士の間に限れば、おっしゃられる通りだと思います。伝えたい対象が広く一般向けで、およそ関心の薄い人にも広げたい場合は、テレビによく出ることが侮れないという思いです。弁護士会での橋下弁護士もキワモノ扱いであることは確かです。
2013-09-30 10:07:51![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ynabe39 誤解は無いと思いますが、私は「テレビにはでるべきだ」とは全く思っていません。渡邊さんのツイートに的確に表現されていた通り、足らない知識を貸していただきたいのと、肩書きで説得力を加えたいというのは、よくある取材依頼の端緒で、「出ていただきたい」は崩しません。
2013-09-30 10:12:47![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ManabeToshinaga いずれにしても,学者が新聞やテレビに登場することは「研究や研究生活そのもの」にはとくにプラスにならないし,マイナスになることのほうが多いということです。それでも出るにはそれなりの覚悟なり理由が必要です。
2013-09-30 10:14:32![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
だから基本的にはわれわれは自前のメディアの中にいればそれでいいし安心なんです。わざわざそこから出てマスコミで発言するというのは何かの奉仕の精神なりあるいは何かの思惑なりがあってはじめて行われることです。
2013-09-30 07:54:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
じっさいふつうの学者は新聞やマスコミの取材は一切受けないと言っても何の支障もないですし,むしろ受けないほうが無駄なトラブルや悪口を避けられるので,著名な学者でもそうしている人はたくさんいます。
2013-09-30 07:55:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここで私から見えている記者アカウントの中では、渡邊さんにこんな風に思わせてと内心忸怩たる思いの人の方が多そうには思うが、どうなんだろう。
2013-09-30 08:02:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
出版でも同じようなことはあります。ある出版社から一般書の執筆を持ちかけられて,まず担当者とお食事でもということになった。ある程度うちとけたところで相手が「本の目次」を出してきて,このとおり書いてくださいという。そこでこっちは「おいおい!」ということになります。
2013-09-30 08:06:04