元関脇竹乃節（@take_no_fushi ）氏によるエースコンバット04考察

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

頭の中を一渉り搔き出す過程の中で生じたど忘れのせいで最後になってしまったが、「観察される世界」とは、「人の意識が存在する世界」をより強固に補強するための重要な要素である。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

04では、劇中の世界観を知るために必要な情報は、すくなくともゲーム中ではほとんど提示されない。 現実と対比して考えてみれば、それは当然なのである。 現実では、何かわからない、知るべきことがあっても、目の前にテロップがポっと出てきはしない。出てくる方がいたら教えていただきたい。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

ストーンヘンジの正式名称が「120cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲」だったとして、それを知って軍事作戦上なんの影響があろうか。 そんなわけで、この正式名称はゲーム中、一度も出てこない。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

@take_no_fushi 間違えた　×息抜き→○生き抜き　ね

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もっと極端な例があって、「メガリス」出撃前の演説は、なんと英語音声なのに字幕が出ない。ちなみにこの演説はとてつもない名演説である。 で、それを知りたかったらプレイヤーはどうすればいいのか、といえば、調べるのだ。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

劇中で出てくる疑問は、おおよそ調べることによって出てくる。 AC04webでだったり、あるいは現実の文書だったりでだ。 ちなみに、X-02のインテーク直上にあるおっぱいみたいな膨らみは「ダイバータレス・スーパーソニックインレット」という。これは現実の書類を調べないと出てこない。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

このダイバータレス・スーパーソニックインレットは、現実に存在するが、ゲーム中でもAC04webでもそうだとは書かれず、しかも劇中に登場する戦闘機ではX-02以外どれにも採用されていない。 実際にこのインレットを採用する著名な戦闘機は、F-35（AC04未登場）あたりか。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

ではこういうことをいちいちプレイヤーに向けて説明するのが正義だ、と言われたら、わたくしは絶対に反対するであろう。 そういうことは、「人の意識でできた世界」の住民がやる所行である。これは真に興味を持っていない人に向けてやると、どんどん押し付けがましさだけが増大していく所業である。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

「人の意識が存在する世界」は、プレイヤーに向けて何もしてこない。ただ存在するだけである。 その世界をより詳しく知るために行われる行為は、「むこうから情報が提示されること」ではなく、「我々がその世界を知ろうと行動すること」である。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

こうすることで、「ゲームが我々に向かって行動してくる」のではなく、「我々がゲームに向かって行動する」現象が成立する。 AC04の人気について、これを用いて簡潔に説明してみよう。 上の「行動する」を、「愛する」に置き換えてほしい。興味を持って行動することは、すなわち愛することだ。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

あ〜ら簡単、我々は、エースコンバット04を愛しているのだ。 人気が出ないわけがないだろう。 このことは、「人の意識でできた世界」では到達が困難な、「人の意識が存在する世界」を持ったエースコンバット04というゲームならではの魅力なのである。

元関脇 竹乃節 @take_no_fushi

勢いのあまりいろいろ脳の中身をほじくり起こしたが、物を書くって、あるいみサブリメーションに似てるね。 サブリメーションはすごく疲れる、ということがわかった。