芦田宏直先生の新刊『努力する人間になってはいけない - 学校と仕事と社会の新人論』抜粋Tweetまとめ。

ツイ末が(新刊●●頁)で終わっているTweetを目視、かつ時系列で拾いました。 (内容の重複もあります) *追加があれば編集をお願いします。
2
前へ 1 ・・ 11 12
芦田宏直 @jai_an

新人=作品は見つからないからこそ新人であり、見つかったときにはすでに終わっている。処女作は生まれるときにこそ抵抗値が最大になる。最初のものがもっともみずみずしいのは、最初のものこそが一番大きな制約を抱えて、またその制約に打ち勝ってこの世に登場するからに他ならない。(新刊269頁)

2013-09-20 03:33:22
芦田宏直 @jai_an

だから機能=関数主義というのは、忘れさられ、無視された環境、いわば時間性としての環境ではなく、いつも環境を意識(=現在)に取り込んでいって、どういう関数でもって自分を構成するか、構成されているかということを考え続けているわけだから…(新刊295頁)

2013-09-14 21:33:24
芦田宏直 @jai_an

どんな〈現在〉にも不利、有利、二流、一流ということはない。〈現在〉は、差別なく平等に(没落に向かっても、新生に向かっても)与えられている。…私の〈現在〉の緊張に耐えうること、これが〈歴史〉というものだ。〈歴史〉とはどんな必然性や因果とも無縁な概念である。(新刊99頁)

2013-09-10 23:31:31
芦田宏直 @jai_an

そういう家族から自由になるための最大の武器は、近代で言うと学歴主義(メリトクラシー)です。学歴主義ってみな悪く言いますが、学歴主義に対立する概念は階級主義、家族主義です。(新刊303頁)

2013-09-10 11:36:25
前へ 1 ・・ 11 12