シンポジウム新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える(2013.10.11)についての藤村龍至さんのつぶやき(途中)
つまり都市公園について考える時期なのではないか。都市公園に容積率を設定し、周辺に容積率を移転してその売却益で公園整備を行う。シンガポールもソウルも魅力的な都市公園を整備してグローバルシティとしての表情をつくっている。神宮外苑や芝公園、浜離宮でそれをやればという話は当然あるだろう。
2013-10-13 10:06:16ザハハディトと緑地と言えば、韓国のイ・ミョンパクである。ソウル市長時代に清渓川の高速道路を撤去して清流を取り戻して支持率を上げ、東大門にザハ設計のデザインミュージアムを設置した。小泉純一郎がそれを真似して日本橋の首都高を地下化しようと提唱したりしたのだが。
2013-10-13 10:10:54今の東京で効果的な施策は、大きな費用を掛けて高速道路を地下に埋めるよりも都市公園を整備すること。特に神宮外苑の施設群は湾岸に移転し、緑地に戻すこと。越沢明さんの本によれば、外苑絵画館前の緑地はアメリカ軍が終戦後に野球やテニスをやるようになって、そのままになってしまったそうなので。
2013-10-13 10:19:56撤去再整備費用、新しい用地取得費などは都市公園緑地への容積率の設定と移転によって賄う。オリンピック後の東京の中心を新宿から丸の内品川六本木を含んだ湾岸周辺に移動させることをにらんで施設を適切に配置することができる。
2013-10-13 10:25:23という案を簡単な模型と図面にしてhiromiyoshiiで展示しております。他に乾久美子 谷尻誠 TNA 中村竜治 中山英之 藤原徹平 吉村靖孝の案も。 >>> Scaling – Sketches for 2020 Tokyo http://t.co/6FtPsS6xnB
2013-10-13 10:30:16というわけで以上が私的な「新国立競技場を歴史的文脈と政治的文脈から考える」なのだが、今回のことをいろいろ追っていくなかで都市公園に興味を持った。いろいろ調べてみよう。
2013-10-13 10:34:30ちなみに今、卒業設計をやるなら都市公園が面白いと思う。もちろん、再開発やマネジメントなど、メガスケールからヒューマンまでセットで考えた場合に限るが。植木鉢と洗濯物をばらまいた集合住宅で「人のつながり」の提案とか、商店街のの空き地にカフェで活性化とか、もうそろそろいいでしょ。
2013-10-13 10:39:59すみません、勝手なこといいました。話半分に聴いて頂いてあとは議論しましょう。ちなみにhiromiyoshiiでは藤原さんのトランスポーテーションの提案とか、吉村さんの地形スタジアムの模型やTNAの聖火台模型が見れたりします。 http://t.co/6FtPsS6xnB
2013-10-13 10:43:27槇さんのテキストで公共建築のレファレンダムについても議論されていたが、宮台さんのいう民主主義の原則=参加と包摂を旨に、レファレンダムを繰り返して建築を設計する試みが「鶴ヶ島プロジェクト」や「あいちプロジェクト」。 https://t.co/2jWmRMN5Um
2013-10-13 12:27:14もっとも、2020年過ぎる頃には公共建築でレファレンダムは普通になって、わざわざ大学やアートでやることではなくなっているだろうね。
2013-10-13 12:48:29ART and ARCHITECTURE REVIEWにてオリンピック・シティの研究をしている白井宏昌さんにインタビューをしました >>> 白井宏昌「グローバルシティの課題とオリンピックのパワー」 http://t.co/ET92R1sSjd
2013-10-24 23:13:01新国立競技場の計画ばかりが注目されていますが、オリンピック会場計画におけるIOCの権力性や過去の会場計画の多様性のほうも根が深く、注視すべき問題ではないかと感じました。ご一読頂ければ。 http://t.co/ET92R1sSjd
2013-10-24 23:13:391300億の予算に対し、3000億ということが驚きを与えているわけだが、鶴ヶ島PJでも2800万の予算に対し見積もり額が8000万超えで出てきた。我々にとって減額調整こそは設計の本質であるが、一般的には不安を与えかねない。
2013-10-24 23:29:19