伊波洋一さん「今、再び沖縄・南西諸島を戦場にする戦争計画が始動している」

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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

「絶対に戦争は反対」何度も伝えた沖縄の声は、沖縄の人々が戦争に向かう日本を感じていることを示す。「集団的自衛権の行使」の公言・南西諸島の自衛隊配備強化・オスプレイ配備強行・辺野古埋立推進など尖閣諸島の日中衝突を見据える安倍政権の軍事力重視の行き着く先に沖縄を巻き込む戦争がある。

2013-10-14 23:32:21
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

「兵隊が来て戦争が来る」は戦争格言。沖縄戦も日本軍が来て住民を動員して飛行場や陣地を作り、やがて米軍が来て本土防衛の名の下に悲惨な3ヶ月も続く悲惨な沖縄戦が来た。米軍上陸で悲惨な〝強制集団死〟があった慶良間諸島の中にも「日本軍守備隊」の駐屯を断り米軍上陸戦闘を免れた前島があった。

2013-10-14 23:36:37
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

今、再び沖縄・南西諸島を戦場にする戦争計画が始動している。エーッと思われる方も多いだろうが、明らかにされたドキュメント、インタビュー、暴露された極秘公電などが戦争計画を明らかにしている。これまでのツイートを再掲して再確認したい。キーワードは、エアー・シー・バトル、離島防衛など。

2013-10-14 23:42:30
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

これまでアメリカが中国との戦争を琉球列島で考えていることを示す資料を幾つか提示してきた。一つはウィキリークスが明らかにした09年10月15日付極秘公電。ルーク大使が国務省やNSCに報告したもの。辺野古新基地を中国と戦争に必要と説明。 http://t.co/vCpfhAhDO5

2013-10-14 23:49:38
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

二つ目は、エアー・シー・バトル戦略を立案した戦略予算評価センター上級研究員への沖縄タイムスの2011年4月15日付インタビュー記事。在日米軍基地や自衛隊基地はミサイル攻撃されるが、その後反撃して琉球列島ラインで制空権を確保すると説明。 http://t.co/9X9LpV3ua8

2013-10-14 23:51:07
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

三つめは、海上自衛隊幹部学校が2011年に創刊した海幹校戦略研究 12月刊 2号の論文「統合エア・シー・バトル構想の背景と目的」http://t.co/yLPp2t7DNB  必読。p148、149 添付。まず逃げる。その後反撃。 http://t.co/ZC74gETqxV

2013-10-14 23:58:39
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

四つめは、孫崎享・木村朗編の『終わらない<占領>』の第8章 成澤宗男氏の米国が用意する日本の対中国参戦態勢の口実―「接近阻止・領域拒否」概念と「エアシー・バトル」を中心に。同書では他にも何名かがエアシー・バトルに言及。 http://t.co/nhn8pBT61Z

2013-10-15 00:01:24
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

五つめは、第三次アーミテージレポートhttp://t.co/2HT9xoEgjZ  (海上自衛隊コラムにもhttp://t.co/OEQMdYY9We ) がエアーシー・バトル構想をテコに米軍と自衛隊の相互運用と軍事一体化を進め対中国戦で日本に大きな軍事的役割を持たすことを提言。

2013-10-15 00:02:29
リンク IWJ Independent Web Journal (再掲) 【IWJブログ】CSIS「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載 | IWJ Independent Web Journal ※「第3次アーミテージレポート」のIWJ仮訳の「集団的自衛権」の項の一部について「誤訳ではないか」とのご指摘を多数いただいています。現在、仮訳監修者、第三者の専門家など、多くの方に確認を依頼していますが、「正」「誤」意見が分かれている状況です。正確な解釈が判明し次第、あらためてお知らせ致します。(2015年8月28日) これまで我々は、メルマガ「IWJ特報!」第48号(2012年9月13日発行)で、「野田政権の『勝手に決める政治』の裏に米国の露骨な要求」と題して、「第3次アーミテージレポート」を通し、米 34 users 3393
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

六つ目は、海上自衛隊患部学校が創刊した海幹校戦略研究2012年5月翻訳論文増刊号の「アメリカ流非対称戦争」http://t.co/FWmGtIadvd  トシ・ヨシハラ/ジェームズ・R・ホームズ。テーマは台湾防衛のためのアメリカと日本による琉球列島を盾にした中国封じ込め。

2013-10-15 00:31:10
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

論文は「エアシー・バトルは中国に対するものである」と言い切り、中国をハリー・ポッターの強敵怪物ヴォルデモートになぞらえる。エアシー・バトルがめざす中国本土への侵攻は成功の見込みがないとして周辺諸国への派遣による「制限戦争」を提言する。 http://t.co/gOWn4yjaz6

2013-10-15 00:31:49
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

「制限戦争」とは何か。限定戦争とも言いアメリカ本土に波及させないように全面戦争や核戦争にエスカレーションさせない戦争。ここでは戦場を日本や台湾やフィリピン、東南アジアに限定して中国本土やアメリカ本土に及ぼさないようにする戦争のこと。 http://t.co/gtxkrbSgw8

2013-10-15 00:32:31
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

中国の台湾への介入に対するアメリカの紛争で日本が公海上を太平洋に向かう中国艦船を琉球列島の島々から攻撃。さらにフィリピンや韓国でも中国と戦端を開くという。アメリカの戦争のために日本の国土を戦場にすることを当然のように書いている。 http://t.co/xFIx7bi1ab

2013-10-15 00:33:07
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

与那国島や宮古島、奄美大島などへの自衛隊の配備、日本各地の米軍基地強化や自衛隊基地強化はアメリカの進める対中国包囲戦略の一環。集団的自衛権の行使の実現も日本が攻撃されていなくてもアメリカと一緒に中国に対して戦争できる国へのシナリオ。 http://t.co/2LcgXOpIJ0

2013-10-15 00:33:40
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

どうして日本の国土を戦場にして中国を封じ込めなければならないのか。日中国交回復で一つの中国を承認している日本が台湾の権益を守ろうとするアメリカと一緒になぜ中国と戦争しなければならないのか。おかしなことだらけの「アメリカ流非対称戦争」だが、まことしやかに防衛関係者は論じている。

2013-10-15 00:34:13
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

七つ目に「アメリカ流非対称戦争」を検証する海幹校戦略研究2012年12月号「AirSea Battleと対中抑止の理論的分析―T・Y&J・Hの論考を題材として―」http://t.co/fxFpx6uGYm  を見よう。まことしやかに南西諸島への地対艦誘導弾部隊の展開を論じる。

2013-10-15 00:35:27
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

AirSea Battleは2010年の4年毎の国防見直しQDRから。今なお詳細は秘密指定されているが2012年2月20日に空軍参謀長と海軍作戦部長の連名論文が公表されてある程度明らかになった。既に一部は実戦段階であることも示された。 http://t.co/jBC8Nj2p2l

2013-10-15 00:35:58
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

AirSea Battle戦略を立案した戦略予算評価センターは過去15年で24回以上の対中国図上演習を実施。図上演習シナリオは20年先の覇権を求める中国との武力衝突。中国本土を通常兵器で攻撃し長距離精密誘導弾やレーダーを破壊する作戦。 http://t.co/n2C3RyZK8r

2013-10-15 00:36:54
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

ゲーツ国防長官の時に開発が明らかにされた敵防衛網を突破できる次世代長距離爆撃機がAirSea Battleの中核となるとされている。中国本土を攻撃するASBはエスカレートすることから在日米軍基地や自衛隊基地もミサイル攻撃を受けることになる。大規模戦争や核戦争への懸念もある。

2013-10-15 00:37:25
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

一方CSIS報告『アジア太平洋地域おける米軍の態勢に係る戦略』は「米国のアジアにおける戦略の最優先事項は中国との紛争に備えることではなく紛争が決して必要ではなく紛争を引き起こそうと考えることもできない環境を構築することである」とした。 http://t.co/CkyxiEgL8h

2013-10-15 00:37:56
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イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

CSIS報告はアメリカの対中国シフトを止めずアジア太平洋地域の同盟国の軍事的連携と相互運用性を向上させて中国軍の太平洋進出を阻止しようとするもの。第三次アーミテージ報告の文脈とも一致する。日本、韓国、フィリピン、オーストラリアへ部隊を分散配置するオフショア・バランシング。

2013-10-15 00:40:23
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

「AirSea Battleと対中抑止の理論的分析」は「アメリカ流非対称戦争」の南西諸島への地対艦誘導弾部隊の展開を評価するが、中国艦隊への対艦ミサイル攻撃手段をアメリカは十分持っている。アメリカの狙いは日本を攻撃されなくても集団的自衛権を行使して中国と戦う同盟国にしたいのだ。

2013-10-15 00:41:11
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

なぜ中国本土を攻撃するAirSea Battle から同盟国を盾にするオフショア・バランシングに変わるのか。一つは中国の経済成長と軍事力の増強。二つめはイラク、アフガニスタン戦争で肥大化した国防予算の大巾削減。リーマン・ショックによる経済停滞と財政赤字。三つめは進まない米軍再編。

2013-10-15 00:41:45
イハ 洋一 (伊波洋一)参議院議員 @ihayoichi

アメリカの要求は台湾やアジアの権益を守るために日本を戦争する同盟国にすること。そのために憲法9条を骨抜きにする集団的自衛権の行使が一番の要求。自衛隊と米軍の現場では日米軍事一体化が進んでいる。2論文の防衛対象は台湾で日本ではない。日本には憲法9条を遵守する平和主義の道が大切だ。

2013-10-15 00:42:17