【少数派】 民主主義のイニシアティブを誰が取るのか? 【多数派】
2007年参院選(第一次安倍政権)、2009年衆院選(麻生政権)のとき、民主が切り崩した自民政権の支持層は、「戸別保障」とかに代表されるような、「既得権益が損なわれることを恐れた層」だったなあ、そういえば、とかなんとか。
2013-10-17 07:37:05@azukiglg 小泉改革による景気回復の範囲が限定的だったことと無関係ではないだろうなーと思います 同じことを安倍政権に危惧してますが
2013-10-17 07:38:02あらゆる階層の少数派全員が隈無く妥協できるようにしようと思ったら、結局のところ「補助金」「助成金」「特例的救済」という細かいパッチを山のように当てないとならず、それはある意味猛烈な無駄を作る。無駄というのは「その特例の恩恵に浴さない人にとって」って意味。
2013-10-17 07:39:24だけど、個別の問題で特例の恩恵に浴さない人は確かに多数派なんだろうけど、それらの個別の特例を全部取っ払ってシンプルにしてしまうと、今度は「妥協を強いられるのに見返りがない」ということを不満に思う少数派というのが、多く束ねられて多数派になってしまう。
2013-10-17 07:40:29民主が瓦解したのはまさにその「妥協を強いられた少数派を顧みなかった結果、不満を持つ人々が束になって多数派を再形成してしまった」ということだったと思う。でも、民主が「細やかな特例による救済=パッチ」を当てていたら、結局自民がやってきたことと同じになったと思う。
2013-10-17 07:41:48要するに、「門外漢には分かりにくい複雑なルールと特例の山と無駄」ということになる。詰まるところ無駄というのは「妥協のための見返り」と「いざというときのための備え=バッファ」であるわけで、我々は個別の救済のために多くの無駄を抱えるのは、もう構造的に避けられないのだと思う。
2013-10-17 07:42:58最初の前提に戻って、「では、我々全員が専門家になって、門外漢である分野を減らせば、我々が所属する集団はよりよくなるか?」と言われたらまあそうなんだけど、「専門家が偏った集団」は限定的なことしかできなくなるとも思う。
2013-10-17 07:46:24全員がスーパーマンでなければ成り立たない集団というのは、そこに所属できるメンバーが極めて限定的になる(入れない人のほうが多くなる)から、やはり多数派を形成できない。多数派というのは詰まるところ「一つのことにだけ秀でているが、それが皆ばらばらの門外漢の最大派閥」ということになる。
2013-10-17 07:47:28ご家庭レベルで言うと(・ω・)
結局、「使える予算と時間と好み」で条件が狭まっていくので、「またこれ?いや、好きだからいいけどさ」に落ちつくのですw QT @S_kisaragi: @azukiglg 逆に価格やサイズとか時間コストなどの詳細なスペック要求出すと、基本的には荒れるんでしょうね。
2013-10-17 07:48:50晩御飯のときのダンナさんの「なんでもいい」も同じですなw QT @S_kisaragi: @azukiglg 主婦の「何でもいい」みたいですね。家電の買い替えのときが顕著ですが、「何でもいい」には実は物凄く詳細なスペック要求があることに似た印象を受けます。
2013-10-17 07:43:26