「努力とは何か」についても考える必要がある。換言すれば「成果が見込めるかわからない状況で、自分を信じてその行為を継続できる」こと
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「努力できない人」を責めるのは間違っている。これはこれで歪んだ価値観だとは思うけれど、彼らは何がしかの理由で「努力できる体質」を獲得できなかった、と捉えるべきだと考える。「努力できない人」を動物的に攻撃するのではなく、彼らが「努力できる」ように変えないといけない。
2013-10-14 23:22:00妻とも議論をしたのだけれど、そもそも「努力とは何か」についても考える必要がある。換言すれば「成果が見込めるかわからない状況で、自分を信じてその行為を継続できる」ことが、「努力」ということなのだろう。それは自己肯定感と明確に紐付いている。
2013-10-14 23:30:59ぼくについていえば、大学新卒で就職に失敗したあとも大学に残ることができ、学費や一人暮らしの家賃などの生活費を親に出してもらい、時間的余裕をもらえたことにより就職することができた。そういう意味では、ぼくが人並みに努力できたのはぼくの力ではなく、単純に運がよかっただけだと思っている。
2013-10-15 00:02:37「努力してこなかったお前が悪い」みたいなことをいって弱者を突き放す人はいるけれど、努力をするにも努力できる社会的基盤というものは、やはり必要だとぼくも思う。自分がいま抱える問題についてじっくり考え、それを改善するための努力をする時間的なゆとりさえ有していない人もいるからである。
2013-10-15 00:05:02アルバイトをかけもったりして、とにかく明日必要なお金を稼いでこなければならない状況に追い込まれたら、今いる自分の現状を改善する知恵を絞る時間的な余裕も、具体的に何かを学んだりする意欲もなくなってしまうだろう。努力するにも社会的な基盤が必要というのは、そういうことだ。
2013-10-15 00:05:49これもそうで、目的に向けて努力しようとする意志や自立心と「自己肯定感」は密接に関わっているとぼくも思う。長きに渡って貧困から抜け出せない生活を送っていれば、自分の未来に希望を持てなくなるし、明日必要なお金を稼ぐことだけに精一杯で、数年後数十年後なんてイメージすらできなくなる。
2013-10-15 00:12:47そして、「明日必要なお金」さえも失う日がくるわけである。それは例えば突然の雇い止めであったり、病気や怪我であったりする。いずれにせよ、そんなわずかな収入を得る手段さえ喪失した時には、彼はすでにお金や仕事だけではなく、自己肯定感や意欲といった大切なものをも喪失していたりする。
2013-10-15 00:18:44金がなくなったことだけが問題なら金を渡すだけでいいのだし、仕事がなくなったことだけが問題なら仕事を斡旋すればいいけど、実際はそんなに単純ではない。自己肯定感が失われていることが問題の一端にあるのに、彼らをさらに自己否定のどん底に突き落とすような言葉を浴びせる人たちはいまだ多い。
2013-10-15 00:25:19