The World’s Wartime Debt to China

Aceface @Aceface4ever

The World’s Wartime Debt to China http://t.co/1KvjdI2Sfd　最近日中戦争に関する著書で欧米論壇でひっぱりだこになりつつあるオックスフォードのインド系中国史学者ラナ・ミッテルの論考。

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ミッテルの論旨は「中国は日本を倒すために天文学的な犠牲を払ったのだから、それに見合った発言権を手にする権利がある」というものだが、今はまるで１９４５年であるかのように、戦後アジア（と日本）の歴史をガン無視した議論を展開するので、正直不安を覚える。

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「蒋介石はアメリカが考えるほど無能ではなかった」「毛沢東は日本とほとんど交戦していない」とかどれも日本人なら既知のことばかり。「今では忘れられているが中国は戦時中は連合国の一員だった」に至っては失笑するほかはない。

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このＮＹＴの論説も（今月に入ってこれで二度目）「対日戦における中国の貢献を欧米は恩知らずにも忘れてる」といったニュアンスだが、むしろ逆なんじゃねえの。欧米が日本に侵略されてる中国を助けたんで、その逆じゃないよね。

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ただ、こうした議論の転倒はミッテルがインド系であることも反映しているのかもしれない。本人は「中国が日本軍を食い止めていなければ、英領インドは日本に侵攻されていた」と別のところで語ってもいる。

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日本のように敗戦と戦争責任論によって固有の歴史観を持つことが、国際的にタブーにされると、こういう局面ではかなりつらい思いをさせられることになる。欧州のように国境を越えた価値観や制度を共有していない国々が歴史を理由に自己主張すれば、それは必ず因果応報的なゼロサムゲームになる。

水彩画 @suisaigagaga

【美媒：中国二战贡献未被全面承认 世界欠中国战争债】http://t.co/VGW3Hrj24v　これは昼過ぎに@Aceface4ever先生が連続ツイートしてたあれ。さっきRTしときました