2013年10月23日

航空機関砲小話二本立て~イタリア空軍とハンガリーのGebauer外部動力機関砲・ポーランドのNKM多用途機関砲

航空機関砲の小話を2つ ・イタリア空軍とハンガリーのGebauer外部動力機関砲 ・ポーランドの多用途機関砲
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イタリア空軍とハンガリーのGebauer航空機関砲

えすだぶ @FHSWman

何やらここ数日ちらほらとイタリア軍がどうこうという話が流れてきますが、自称火砲クラスタ的には、あの国に勝てる国はほとんど無いと思うのですよ

2013-10-17 12:41:58
えすだぶ @FHSWman

あっ、ふと気づいた。イタリアと言えば実際凄い銃器大国かつ火砲大国ですけども、あの国、航空機関砲だけは全く振るわないですよね。そんなことない?

2013-10-17 12:43:40
えすだぶ @FHSWman

イタリアの航空機関砲ってえと、SAFAT 7.7mmと12.7mmと……? いやいや、私が伊軍航空機をよく知らないだけだと思うけども

2013-10-17 12:48:23
えすだぶ @FHSWman

イタリアの航空機銃/機関砲がイマイチ振るわないのは、隣にドイツがあったせいだ、という考えもできる。ドイツからMG151が手に入ったんだから、自国でわざわざ開発する必要に駆られなかっただけだよね、と締めちゃう……イタリアに好意的視点に立てば、こういうストーリーも立つ。しかし?

2013-10-18 08:14:40
えすだぶ @FHSWman

ここでハンガリーの航空機銃にちょっと目を移してみる。この国は泣く子も黙る航空大国……というわけではない。全くない。空軍はほぼドイツ機とイタリア機で構成されてる。そんな国に独自の航空機銃があるだろうか? ……実はあった。なんと供与されたイタリア機の機銃を自国製に換装していた

2013-10-18 08:21:17
えすだぶ @FHSWman

このハンガリーの「供与されたイタリア機の機銃を自国製に換装する」という方針だけども、私はこの理由知らない。弾薬共通性の問題? 恐らくNO。イタリアとハンガリーで12.7mm弾薬は共通だった。ではやはり、イタリアの12.7mm SAFATにハンガリーは不満だったということでは?

2013-10-18 08:26:01
えすだぶ @FHSWman

イタリアの航空機銃はハンガリーから見てさほど魅力的ではない代物だったと、言えちゃうんじゃないかなあ。尤も、それはイタリア航空機銃が悪いということを即座に意味するわけではないんだけども。逆にハンガリーの航空機銃がそれだけ優れていた、という線も有り得る

2013-10-18 08:31:29
えすだぶ @FHSWman

もっとも、ハンガリーも妙と言えば妙で、例えばドイツから手に入れたMe210(それとも410だったかしら?)に、なんとボフォース40mmを積もうとしてたりする。BK5なんかよりボフォースのほうが良い、ということなのかしら

2013-10-18 08:34:02
えすだぶ @FHSWman

そうだ、ハンガリーのゲバウエル12.7mmは、当のイタリアが購入を打診してるんだった。イタリアの視点から見ても、やっぱりSAFATはベストの機銃じゃなかったのね

2013-10-18 08:40:48
えすだぶ @FHSWman

イタリアとしても多分自国内でSAFATの代替を模索してたんじゃないかと思うんだけども、イタリアの試作航空機銃なんてどう調べたらいいやら見当もつきません

2013-10-18 08:42:22
gebauer航空機関砲に関する、ちょっと昔のツイート
えすだぶ @FHSWman

外部動力機関銃といえば、初期のガトリング式から所謂バルカンまでの間に随分と長い空白期間があった印象だけども、事実はそうでもない。1918年にハンガリーのFranz Gebauer技師が2銃身エンジン駆動航空機銃を発明している http://t.co/wJlIjsfdDU

2013-03-23 18:20:15
えすだぶ @FHSWman

この7.92mm 1918M航空機銃(ハンガリーの兵器名は年号+接尾辞M 接頭辞ではない)は戦闘機のエンジン軸から駆動力を受けて作動する。同調機構は作動機構自体に組み込まれているようで、4翅プロペラ越しに毎分1500発の7.92mm弾を発射できる。ただ、WW1には間に合わなかった

2013-03-23 18:29:21
えすだぶ @FHSWman

このコンセプトの航空機銃は戦後も研究され、26/31.Mとして採用される。性能は今ひとつよくわからないけども、同時代他国の8mm級より頭ひとつ抜けた性能だったのでは。外部動力式故に不良弾薬があっても強制排出され、射撃が中断されない http://t.co/Jl1ZBWaSkg

2013-03-23 18:34:12
えすだぶ @FHSWman

26/31.MはフィアットCR-32、IMAM Ro.37、ハインケルHe 46、ヴァイス WM-21(ハンガリー国産双発軽爆)といった30年代半ば以降のハンガリー空軍機に搭載される

2013-03-23 18:39:46
えすだぶ @FHSWman

ハンガリーの外部動力航空機中としては、26/31.Mの拡大型40.Mがあった。これはイタリアのBreda SAFAT 12.7mm機銃と同じ弾薬を用いるタイプ。ハンガリー空軍のCR-42に搭載された。43年にはイタリアがライセンスを購入しているが、降伏までに製造されたかは不明

2013-03-23 18:43:01
えすだぶ @FHSWman

Breda SAFAT機銃を持ってるはずのイタリアがライセンスを購入するくらいだから、40.Mはそれなりに高性能だったのは間違い無さそう。単銃身版もあったようなので、動力さえ入力できるなら、2挺1セットでなくとも良いみたい http://t.co/kwfHXzoqNP

2013-03-23 18:48:34
えすだぶ @FHSWman

機銃研究の大家アンソニーおじさんが26/31Mについて書いてました。発射速度は1銃身あたり毎分1300、連装で2600発とのこと。WW2の8mm級航空機銃としては平均よりちょっと良い程度かしら。動力のためにレイアウトの制約が大きいことを思うと、8mm版はさほど魅力的でもないかしら

2013-03-23 18:55:12
えすだぶ @FHSWman

7.92mm版 Gebauer機銃はこんな状態 http://t.co/JIx61TEkMl http://t.co/HFu5PBwIbu 後端に入力軸がついてるのがわかる。2枚目に見えるカムはプロペラ同調機構かしら

2013-03-23 19:00:33
えすだぶ @FHSWman

や、カムは弾送りに使ってるのかな

2013-03-23 19:07:28
えすだぶ @FHSWman

ハンガリーのGebauer外部動力機銃については、ロシアの“カラシニコフ”誌2007年12月号に機構の解説記事が載ってるみたいです。公式Webでバックナンバーも閲覧可能 http://t.co/YaQM2hzXrL #SW42

2013-03-23 19:13:37
えすだぶ @FHSWman

“カラシニコフ”誌のwebアーカイブ、私は銃器クラスタじゃないので実際よくわかりませんけども、その手の人にはなかなか興味深いんじゃないでしょうか http://t.co/UPRCZuUw4H #SW42

2013-03-23 19:20:58

ポーランドの多用途機関砲

えすだぶ @FHSWman

先日はハンガリーの航空機銃についてちょっとだけ触れたけども、他にも意外な国が結構な航空機銃を作っていた例がある。そればポーランド

2013-10-23 12:41:14
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