『緊急海水モニタリング結果 県「特別な影響考えにくい」』(福島民報) http://t.co/OeC5q72tdL 福島県公表:http://t.co/DFHa3f63sH (汚染水漏洩問題で騒いでいる人達は、海洋でそのが濃度が増えるほどのものか考えて欲しいんだけど…)
2013-10-24 14:57:10- 緊急海水モニタリング結果 県「特別な影響考えにくい」 (福島民報)
県は23日、東京電力福島第一原発で20日に地上タンク群を囲む「せき」から排出基準を超える放射性物質を含む水があふれたのを受けて実施した緊急海水モニタリングの結果を発表した。21日に南放水口付近で採取した海水1リットル当たりの放射性物質の濃度は、放射性セシウムが2・6ベクレル、ベータ線を出す放射性物質が0・42ベクレルだった。県は「今年度の測定値の範囲内で、特別な影響は考えにくい」としている。
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県は23日、東京電力福島第一原発5、6号機取水口付近のシルトフェンスが9月26日に破損したことなどを受けて実施した緊急モニタリングの結果も発表した。南放水口付近、北放水口付近、取水口付近、沖合2キロ、大熊町の夫沢・熊川沖2キロ、双葉町の前田川沖2キロの計6地点で5日に採取した海水1リットル当たりのトリチウムは検出下限値未満~2・4ベクレルだった。県は「今年度の測定値の範囲内」としている。
(2013/10/24 11:57)
福島県放射線監視室『福島第一原子力発電所周辺海域における 緊急的なモニタリングの結果について速報) 平成25年10月23日』 http://t.co/DFHa3f63sH http://t.co/hIZ1EPG2WI
2013-10-24 20:25:09*
福島第一原子力発電所の汚染水の問題には何度も言及しているけど、技術的には何も難しい問題ではなく、解決の方法も2年前から変わっていない。ただ、愚策に愚策を重ねて状況をどんどん悪化させているのが現状だ。
2013-10-24 08:39:32要は大量の液体を厳密に管理することはできない、という当たり前の事実で、排出の基準や手続を決めず、ただひたすら溜め続けるという状態がいずれ破綻することは明らかだ。この先も排出開始を遅らせれば遅らせるほど、状況が悪化するのも同様に明らかだろう。
2013-10-24 08:40:55誰でも分かることなのに、なぜまともな対策が打てないのか。この問題から逃げようのない当事者の東電は当初から海洋放出の方針を出し続けているが、それを決定する権利は奪われている。地元その他の関係者の全てが合意すれば放出は可能だが、その可能性はない。
2013-10-24 08:41:34こうした、全体のためには必要だが誰もが当事者になりたくないという問題については、関係者全員の合意を必要とする意思決定では永遠に決めることができず、ズルズルと決定を引き延ばして結果的に全員が損をする。こうした場面では、政治が前に出て「決める」必要がある。
2013-10-24 08:41:52汚染水の問題に関しては、その役割は独立した権限を与えられた三条委員会たる原子力規制委員会にある。規制委が排出基準を決め、結果について責任を持つと明言して放出を「命令」するというのが本来の姿だ。誰かが責任を取ると宣言しない限り前へ進むことはない。
2013-10-24 08:42:50責任を取るのは政府でも構わないが、行政にしろ政府にしろ、自分たちが責任を取るべきなのは分かっているのに、その中で誰もが自分以外の誰かに押しつけようとするからいつまでも決まらない。かくして、確実な解法は明らかなのにいつまでも実行されることなく現在に至っている。
2013-10-24 08:43:51仮にかなり緩い基準を設けたとしても、環境に放出される放射能の総量は結果的には溜め込み続けた挙げ句に意図せず流出している現状よりも低く抑えられていただろう。そしてそれは、今後についても同じだろう。いずれにせよ、影響は幸いにも限定的だが。
2013-10-24 08:44:04規制委員会が発足したとき、既に民主党政権が長くは持たないことは誰の目にも明らかだった。完全な憶測だが、田中委員長自身、政権が代わり、それから1年経っても自分たちがまだ同じポジション、スタンスで活動しているとは思っていなかったんじゃないだろうか。
2013-10-24 08:58:00振り上げた拳の下ろしどころを考えていないような規制委員会の言動を見るに付け、ふとそんなことを考えた。自分たちは拳を振り上げるまでが仕事で、自民党政権が送り込む新しい委員なり別の組織なりが後の始末はしてくれる、というような…
2013-10-24 08:58:08「原子炉建屋流入前」地下水の海への放出を容認(2014年03月24日)
福島第一サイトに流入する地下水をバイパスして放水するというのが極めて合理的で、実施が早いほど良いということを理解するのに、難しい理屈はいらない。それでも、その当たり前のことを決めるのに長い時間が浪費され、結果としてリスクを高めてしまっている。
2014-03-25 10:23:42正しい情報が周知され、丁寧に説明されれば合理的な選択ができる、教育水準も高いこの国に対して抱いていたそうした楽観的な希望は、この3年間で悉く打ち砕かれた。合意を重視するのは大切な姿勢だが、それに拘りすぎれば結局全体の利益を損なうことになる。
2014-03-25 10:28:39合意形成が難しく、時間を掛けている間に事態がどんどん悪化してしまうというのはどこにでもある問題で、そういう場合は「誰か」が責任と批判を被って決めることが必要だ。それは政治や行政には、そうした役割もある。
2014-03-25 10:32:50原子力にまつわる問題については、原子力規制委員会がその責任を果たさず、物事の決定とそれに付随する責任を利害関係者に押しつけていることが諸悪の根源となっているケースが多い。地下水のパイパス放水についてはその代表例と言ってもいいだろう。
2014-03-25 10:35:211Fの汚染水の問題については4ヶ月ほどまえにも色々言ってたのでまとめて頂いたものを紹介しておこう。 http://t.co/WDbywjoMvw
2014-03-25 10:48:32*