【ご自由に編集してください】理論と実践あるいは研究と現場の関係について、とりあえず@naga_makiさんと@SWMaachanさんのツイートを中心にまとめ

社会福祉学会をきっかけとした@naga_makiさんと@SWMaachanさんを中心に、理論と実践、研究と現場についてのツイートをまとめました。他にもたくさん関連してツイートされている方がおられます。自由に編集してください。
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なが・まき @naga_maki

貧困世帯の子どもって本当に一般よりひどい?という問を取り上げた。配布資料で「ひどい」という仮説文で書いたのでラベリングだ、ピグマリオン効果で結果を誘導してないか、という指摘。いやそういうデザインでやってませんとの回答。微妙にかみ合わなかったな…と反省。

2010-10-10 17:35:01
なが・まき @naga_maki

調査票作るときにものすごいスティグマ配慮して作ってるから、テーマに対して若干ピンぼけな自覚はあるけど回答者への配慮に自信はあった。ただ分析仮説の表現で誤解を招き、上手に解けなかったことに不全感。研究者としてやったんですね、と言われてしまった。まあそうだけど。

2010-10-10 17:36:58
なが・まき @naga_maki

その後さらにディスカッションがイデオロギーとか理念とか構造とか社会正義における立ち位置とか明確にして研究すればよいと言う方に向かい、完全に援助論の視点でしか考えられない私からは即答出来ない発想に飛んでってしまった。顔の見えない抽象度の議論、ほんと苦手…

2010-10-10 17:40:10
なが・まき @naga_maki

発表はすごく熱い発表もあり、研究としての論旨展開に厳しい指摘があるものもあり、いろいろでした。シンプルな論理の整合性に対する批評は多かったです。それを優先するとどうしても禁欲的になるのかな。自分ももっとCW的展開にふれた考察をすれば良かった。

2010-10-10 17:58:45
なが・まき @naga_maki

@tsuruyan 大学の雰囲気がねこにも伝わっているのかなぁって感じました。家族福祉、どうでしたか?重なってなければ行きたかったです…

2010-10-10 20:29:11
つるのたかひろ @tsuruyan

うーん、家族福祉分科会って、発表が様々なテーマで統一性がなくて、家族福祉という分野が理論を論じる域に達してないことを毎回感じさせられます。何とかしようとしてるつもり何ですが。 RT @naga_maki:家族福祉、どうでしたか?重なってなければ行きたかったです…

2010-10-10 21:10:02
@sirobutax

@naga_maki お疲れ様でした。ツイートを遡りながら、今回の発表でのご苦心を思うことでした。「分野が跨がる」というのは双方からのツッコミがあってなおさらなんですね。今夜はゆっくりお休み下さい。

2010-10-10 21:40:33
荒井 浩道 @sclwrk

価値自由(value-free)であることは研究の姿勢として重要なだけではなく、日常のコミュニケーションにおいても大切なのだと、TLの複数のツイートを見て気づいた。

2010-10-10 21:49:23
Maa-chan @SWMaachan

@naga_maki ツイート追いかけさせていただきました。他の方もツイートされていましたが,抽象論(研究論)と実践論とのかみあわなさ,はどうしてもソーシャルワーク研究につきまとうのだなと改めて感じます。研究と実践の融合,どうしたらよいのでしょうね。

2010-10-10 21:54:58
Maa-chan @SWMaachan

@SCLWRK @naga_maki 抽象論(研究論)と実践論をかみ合わせていくためには,まずは私も含め実践者が研究領域に入り込める仕組みが必要かなと。あるいは研究者側の「アウトリーチ」も必要なのかもしれませんね。

2010-10-10 22:01:44
荒井 浩道 @sclwrk

@SWMaachan @naga_maki 隣の芝なのかもしれないけど臨床心理学はこの点が上手くいっている気がします。臨床(実践)しない研究者はいないし、研究しない臨床家(実践者)もいない印象。羨ましい(>_<)

2010-10-10 22:10:32
なが・まき @naga_maki

@tsuruyan 「家族福祉」という共通のキーワードでくくって共通性を論じあえるのかと思っていましたが、まだまだ難しいのですね。でも本当に「家族福祉」の視点は必要だと思います。領域論を超えた視点の共有が、と。

2010-10-10 22:13:33
なが・まき @naga_maki

@sirobutax ありがとうございます。(/_;) 私自身研究テーマが雑多にわたり過ぎるので(最近は自分の中で落とし所を見てますが、以前は言われたことも何でもやってましたし)、本当に時々混乱してしまいます。自身の限界をわきまえつつ、有用な研究も続けていきたいです。

2010-10-10 22:16:06
なが・まき @naga_maki

@SWMaachan @SCLWRK まさにそうですね。それでも理論だけやってる研究者さんの「研究用語」を突然ぶつけられると、どうしても頭が一瞬飛びます。「その仮説は棄却されるべきものとして設定したのですか」とか「必然性か蓋然性か」とか言われると…日常語でしゃべって、とか…(恥

2010-10-10 22:18:25
Maa-chan @SWMaachan

@ponmeke 今の福祉や心理の研究者は,「成果」「研究」「学生指導」を求められていますが,「学生指導」(それも実習巡回や国家試験対策)のウェートが高くなりすぎ,自身が実践者(臨床家)でいられないことが,結果として研究と実践の乖離を生んでいるのでは,とも感じます。

2010-10-10 22:37:27
荒井 浩道 @sclwrk

@SWMaachan @ponmeke 御意。構造的、制度的な問題がありますね。全てが中途半端な現状(>_<)

2010-10-10 22:41:29
Maa-chan @SWMaachan

@naga_maki @nupe @SCLWRK @ponmeke そもそも国家資格(社会福祉士)とは何か,あるいは実践(臨床)研究とは何か,研究者の役割,実践者の役割,その融合とは,考えなければならないことだらけ,という感じですね。

2010-10-10 22:59:07
荒井 浩道 @sclwrk

@ponmeke @SWMaachan あまり詳しくないのですが、大学付属の相談センターや個人開業のオフィスを構えて実践されている教員が多い印象です。

2010-10-10 23:00:30
Maa-chan @SWMaachan

@ponmeke 心理の先生方は,先ほどおっしゃられていたとおり,どこかで臨床を持っていると思うのですが,福祉系の教員(研究者)はあまりおられないように思います。実践論の違いから仕方ないと思うのですが,工夫すること,もしくは仕組みを変えることで乗り越えられないかとも思います。

2010-10-10 23:06:32
Maa-chan @SWMaachan

@SCLWRK @ponmeke 心理の先生はそういう方が多いですね。ソーシャルワークの研究者も,「独立型社会福祉士事務所」を構えて,成年後見人とはSSWとかを実践しながら研究者として学生指導や研究をする,そんな形が根付いていけば,かなと思います。

2010-10-10 23:08:26
Maa-chan @SWMaachan

@nupe @SCLWRK @naga_maki ワーカーの「キャリアパス」をどう考えるか,なのかなと思います。4年生大学を卒業し一旦現場実践に出し,失礼ながら「痛い思い」をして改めて勉強しようと院に戻る,そして研究と実践の両方を理解することで,両者の融合ができる,のかな?

2010-10-10 23:12:42
荒井 浩道 @sclwrk

@SWMaachan これいいですね。私もいまの非常勤包括辞めたらそうするかも。

2010-10-10 23:15:17
なが・まき @naga_maki

@SWMaachan: @nupe @SCLWRK 現場に出た人が研究者になる、で終わりではなくまた現場へ、がないと難しいですね。元生活保護ワーカーの研究者さんも多いですが、制度論の研究だとどうしても難しい研究用語が使えることが前提となるのか、言葉が難しい方が多いという印象です。

2010-10-10 23:21:18
なが・まき @naga_maki

@SWMaachan: @nupe @SCLWRK もちろん、両方のことばを上手に使える方もいらっしゃいます。私が実践研究の場合は日常のことばからあまり離れず語れるのに対し、統計とかを使った研究だと「研究用の頭」に切り替え過ぎなのだとは理解しています。自分自身の課題ですね。

2010-10-10 23:23:17
なが・まき @naga_maki

「現場に合わせて言葉を変える」の発想で良いのでしょうか? RT @Matsushiman: 研究も一つの現場だよね

2010-10-10 23:25:41