2013年10月29日

岸田秀botまとめ/押し付けられた平和主義は平和の敵/~降伏主義、敗北主義に過ぎない日本人の偽りの平和主義~

岸田秀著『日本がアメリカを赦す日』/第五章平和主義の欺瞞/平和の観念化/104頁以降より抜粋引用
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岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

①【平和主義の欺瞞】戦争に負け、多くの日本人がそのために命を捧げた大日本帝国は解体され、敗戦後の日本は平和主義国家ということになりました。 連合軍総司令官、マッカーサー元帥がやってきて、日本は東洋のスイスたれ、ということを言いましたね。<『日本がアメリカを赦す日』

2013-10-25 21:37:52
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

②言うまでもなく、朝鮮戦争のとき中国への原爆投下を主張したことからもわかるように、彼は軍人のなかでも戦争が好きなほうで、平和主義からそう言ったのではありませんでした。 自分が信じていない理想を涼しい顔をして他人に説くなんて、彼はどういう人だったんでしょうね。

2013-10-25 22:38:05
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

③要するに、日本は二度とふたたびアメリカに戦争を仕掛けるような国になるな、ということでした。 敗戦後の日本の平和主義は、アメリカの都合で押しつけられたものです

2013-10-25 23:37:53
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

④【平和の観念化】日米戦争は、アメリカ側の圧倒的勝利で、日本人は三百十万人ぐらい死にましたが(大東亜戦争の死者数ですが、大部分はアメリカとの戦争の死者)、アメリカ側の死者は五万人ぐらいでした(対独戦争の死者を含めれば、三十二万人ぐらい)。

2013-10-26 00:38:02
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑤日本側から見れば、日本の被害に比べて、アメリカの被害は…大したことはないとしか思えませんが、アメリカとしては、やはり痛手ではあったようで、戦争が終わるかなり以前から、今後、日本をして二度と再びアメリカに敵対させないようにするにはどうすればよいかということを考えていました。

2013-10-26 01:37:55
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑥原爆投下だけでなく、対日戦一般における、日本軍及び日本国民に対するアメリカ軍の未曾有の残忍な作戦は、日本人にアメリカは恐ろしい国なんだぞ、舐めるんじやないよ、アメリカを敵に回すと酷い目に選うんだぞ、という事を骨の髄まで思い知らせるためというのが目的の一つであったと言えます。

2013-10-26 02:37:56
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

戦後の平和主義の押しつけもアメリカのそういう努力の一環だったと考えられます。実際…アメリカ軍は日本人が戦意とか闘争心とか後讐心とかを再びもたないようにしようとおかしい程神経質に用心していました。 『忠臣蔵』は復讐心を煽るとかで上演を禁止されました。チャンバラ映画も禁止でした。

2013-10-26 03:37:50
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑧…僕の中学生の時は占領軍のお達しにより、剣道部や柔道部は廃止されていました。 演劇、映画、中学校の部活にまで及んだこの平和主義の押しつけを、日本はあたかも日本が望んだかのように自己欺瞞しました

2013-10-26 04:38:07
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑨念のため、断っておきますが、敗戦後の平和主義がアメリカの押しつけだと主張するからといって、言うまでもなく、僕は、反平和主義者でも戦争賛美者でもありません。 戦争は人間の最大の愚行であり、戦争より平和がいいに決まっていますが、それとこれとは問題が別です。

2013-10-26 05:37:50
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑩僕は、押しつけられた平和主義を、自ら選び取った平和主義に変えたいのです。 さっきも言ったように、両者は決して同じではありません。 押しつけられた平和主義を自ら選び取った平和主義と偽っている限り、本物の自ら選び取った平和主義を永遠に遠ざけることになります

2013-10-26 06:37:58
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

押しつけられた平和主義は平和の敵です。 押しつけられた平和主義は、自分で考え、自分で身に付けたものではありませんから、観念化します。 観念化した平和主義は、平和とは具体的にどういうことであり、それへと至るにはどういう具体的方法があるかということについて何も指し示しません。

2013-10-26 07:38:07
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

平和、平和と大声で叫ぶことしかできません。 侵略されても武器を取らないとか、いかなる場合も戦争は絶対反対だとか言うのは、平和について具体的に何も考えていないことを示しています。

2013-10-26 08:38:00
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑬また、たとえば、日本は唯一の被爆国だと主張するのはいいですが、それは、自分たちは被害者だと言っているだけのことで、論理的に平和主義の根拠にはならないでしょう。 被害者として平和運動をやるというのは悪くないかもしれませんが、他の国の人たちに対する説得力はないでしょう。

2013-10-26 09:37:53
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑭他の国の人たちには、日本人は原爆を落とされて、二度とこんなひどい目には遭いたくないと怯えているとしか見えないでしょう。 それでは、日本人の平和主義は、戦争が怖いからに過ぎず、したがって、戦争が怖くなくなれば、すぐ捨てられるに違いないと思われるでしょう。

2013-10-26 10:38:04
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

誰がそのような平和主義を信用するでしょうか日本の平和主義が本物であると信用されるためには、押しつけられた平和主義を排し、自分自身の根拠と論理で平和主義を構築しなければならないと思います。

2013-10-26 11:37:53
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑯ひどい目に遭って怯え、戦争が怖くなって平和を唱えているだけなのに、あたかも、人類のため、正義のために平和主義者になったかのように振る舞っていては、まともに相手にされないのではないでしょうか。 現在の日本人の平和主義は、平和主義ではなく、降伏主義、敗北主義です

2013-10-26 12:37:58
岸田秀bot(政治・歴史編) @kishidasyu_bot

⑰アメリカに降伏して、平和主義を押しつけられて、そのままそれに従って今日に至っているのですから、それを平和主義と思っているのは日本人だけで、他の国の人たちには、当然、降伏主義、敗北主義と見えているでしょう。 これは一種のマゾヒズムと見ることもできるでしょうね。

2013-10-26 13:37:56

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