劇団と役者、ノルマ・参加費について

演劇における「ノルマ制度」と、それを軸とした劇団と役者との関係性に着目したい。 多くの方のご意見を求めています。
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朝戸 佑飛 @yuhiasato

役者の商品価値ははたして本当に「数」なのだろうか。作品を売り込むちからと「数」は本当にイコールか。それは違うと思う。そうあるべきではないと思う。僕は一つの劇団にお世話になるとき、僕が出ていなくても、そのお客様がまたその劇団の公演に足を運んで欲しいと思ってる。その根本は揺るがない。

2013-10-22 15:32:35
朝戸 佑飛 @yuhiasato

いたずらに数だけ増やして何になるというのだろう。僕らの活動は一過性に終わるべきではない。一つの世界を構築して、それに触れてくれた人たちがいて、確かに生まれたものがあって。公演だけ乗り切ってハッピーエンドじゃ寂しい。僕ら役者が繋がりを広げる担い手だ。僕らが生態系創造の鍵だと思う。

2013-10-22 15:37:08
朝戸 佑飛 @yuhiasato

はい。演劇に携わる誰しもが持っていたい思いだと感じます。演劇を牢屋から出したい。 RT @Hisa_Arakawa: @yuhiasato 演劇のカンパニーが方向はともかく本当に成長したいなら、友達、知り合いではない一般の人が見に来るようにしないといけないという気持ちはあります。

2013-10-22 15:53:49
朝戸 佑飛 @yuhiasato

牢屋ではなく、殻だ。羽化する直前に生き直前に落ちていく。身体はとっくに出来上がってる。殻の中でたえず動く役者が血流だ。血の巡りを滞らせてはいけない。僕ら役者を名乗るものたちの動き方と意識ひとつで、きっと何かが変わる。何が変わる? どこに飛び立つ? 革命が要る。演劇はもっと面白い。

2013-10-22 16:02:26
島田真吾 @ankakeshingo

書くことでしか生きてもいいっていう理由がみつけられない。自称役者が無駄な一日を過ごしている間に。書く。

2013-10-24 03:47:17
朝戸 佑飛 @yuhiasato

無料の情報掲示板をみると「合格後の費用に疑問がある場合は応募前に質問をして下さい」などと当然のように添えられている。なめるのもいい加減にしろと言いたい。何のためのオーディションだ。せっかく受かったなら払うだろうとでも思ってるのか。金という鎖に繋ぎ止められたチャンスなど偽物だ。

2013-11-01 02:42:07
yuhi @ya_osfoora

客演として呼ばれるこちらが「参加費」を出すことの大きな気持ち悪さ。「毛皮のマリー」の時は参加費はもちろんチケットノルマすらなかった。1ステいくらのギャランティがあった。それはスポンサーがついていたからだ。すごいことだと思うが当然だとも感じる。なぜ客演がスポンサーにならねばならぬ。

2013-11-01 13:36:39
yuhi @ya_osfoora

なぜ劇団員でもない役者に参加費ないしはチケットノルマが発生するのか。劇場費が高いからだ。劇場に見合うだけの集客を劇団が望めず、スポンサーもついていないから。なぜ身の丈に合ったスペースでやらないのか。劇場のネームバリューという戦略は必要としても、その挑戦を役者に背負わすのは違う。

2013-11-01 13:42:11
yuhi @ya_osfoora

無論、劇場のネームバリューは一役者にとっても大きなものだ。それは間違いない。どこどこの劇場でやるからという理由で劇団に応募してくる人もいるだろう。そういう人は経験と実績を金で買ってると思えばそれでいいのかもしれないが、当たり前のシステムとして劇団側が待ち構えてるのが気に入らない。

2013-11-01 13:44:34
yuhi @ya_osfoora

判断基準はオーディションにあると思う。オーディションをしたなら金を取るべきではないし、また金を払うべきではない。そうでないなら、言い方は悪いけど「仲良し組の発表会」でいい。劇団の身内になって、みんなで作ったものです、どうぞ、で構わないと思う。

2013-11-01 13:46:16
yuhi @ya_osfoora

酷い劇団はノルマを多く課した上でバック率10%ですなんてのもある。3000円チケットで31枚目から300円もらったとして、仮に100枚売っても2万円そこそこだ。2ヶ月は拘束される舞台をやるのに、一体それでどうしろというのか。当たり前のようにそんな説明をする劇団が腐る程ある。

2013-11-01 13:52:23
yuhi @ya_osfoora

断言できる。役者にギャラを払わない劇団は必ずどこかでこける。どんな微々たる値段でもいいのだ。1ステ100円だって構わない。その上でバック率1%だっていいのだ。要は精神の問題で、払えないではなく払わないところに問題がある。内実を豊かにする意思が無いのにどうやって発展していくのか。

2013-11-01 13:57:39
yuhi @ya_osfoora

顧客満足には十分な思考を巡らすのに従業員満足は少しも考えようとしない。いや従業員満足が顧客満足に必ず繋がっていくことを直感できない時点で、顧客満足を十分に考えているとは言えないだろう。ジャンルを問わず全ての経理団体に言えることだ。無論、劇団も同じ。(フリーの)役者は雇われ職員だ。

2013-11-01 14:02:00
yuhi @ya_osfoora

就職やアルバイトの面接や研修で、お金頂きますなんていうところは絶対ないよね。なんで演劇になると、WSや出演者レッスンで当然のようにお金を求めてくるのか。なぜそこに疑問を抱かないのか。単に役者がなめられているのだ。役者に「なりたい」人たちなんでしょ? と。じゃあ役者って何なんだよ。

2013-11-01 14:14:41
yuhi @ya_osfoora

全ては役者側の責任なのだ。こうなってしまったのは、役者の意識がそうさせてしまったからだ。役者の国家資格なんてどこにもない。事務所にいたとて実際が伴うのは稀なケースであって、結局は、(実際が伴う事務所と今後対等にやり取りするためにも)役者が自分の旗をちゃんと持つことだ。その覚悟だ。

2013-11-01 14:21:29
ミドル英二🌗 @middle555

@ya_osfoora 私は業界部外者ですが、ご意見に激しく同意します。また、いち演劇ファンとして感じるのは「安易な公演が少なくない」ということ。意地悪く勘ぐれば「若い役者集めてノルマ課せば公演なんてラクなものだ」みたいな芝居が、時にあります。

2013-11-01 14:14:05
yuhi @ya_osfoora

英二さん、有難うございます。僕こそ、こんな若輩者が、鍵もかけずにこんなことを発信するのはお恥ずかしいことです。怖くもあります。ですが、まさにおっしゃったような現状を打破せねばなりません。変えねばなりません。それが出来るのは今からの役者たちだと思っています。 @middle555

2013-11-01 14:25:08
ミドル英二🌗 @middle555

その通りだと思います(^o^)/゛。それぞれの立場で、是正すべきところは、いい方向に変えていきたいですねRT@ya_osfoora それが出来るのは今からの役者たちだと思っています。

2013-11-01 14:43:40
yuhi @ya_osfoora

役者の数が多すぎるのもまた問題だ。矛盾しているように思われるかもしれないが、僕が言ってるのは「役者だ!」っていえばみんな役者だよ! なんてことじゃない。一本の旗をもって、それでちゃんと勝負していける状態が整ったなら、当然この小劇場の世界でも淘汰される。その練磨の中にこそ上がある。

2013-11-01 14:27:45
太田守信/黒薔薇少女地獄 @morinobuohta

@ya_osfoora 小劇場俳優はやりたい人は誰でもなれるし、いくらでもいるから。間口の広さが専門職としての立場を失わせる。お願いして出させてもらっとるのだ、小劇場俳優は。でもそれが長所でもある。誰でもできるから。だから例えばギャラもらえる事務所所属は職業俳優の免許みたいなもん

2013-11-01 14:27:13
yuhi @ya_osfoora

ありがとうございます。そうですね、その一面がとても多い部分をしめていると思います。良いことです。でも太田さんのようにある種プライドをもってその発言が出来る人は、きっと野心のある人でもあります。小劇場界はそういう人たちの戦える場でもなければと思うのです。 @morinobuohta

2013-11-01 14:31:37
yuhi @ya_osfoora

今まで、どこから役者なんだろう、役者の中にもプロとアマとがあるのだろうかと考えていましたが、職業俳優という言葉で考えれば対外的には明確かもしれませんね。RT @morinobuohta: @ya_osfoora …だから例えばギャラもらえる事務所所属は職業俳優の免許みたいなもん。

2013-11-01 14:36:34
太田守信/黒薔薇少女地獄 @morinobuohta

@ya_osfoora 劇場費が高いわけではないと思うぞ、いや、確かに公演にかかる予算の大半は劇場費だが。前述の役者と劇団の関係が一番の原因であろう。

2013-11-01 14:31:56
太田守信/黒薔薇少女地獄 @morinobuohta

@ya_osfoora うーん、完璧ではないにしろ、システムとしては既にちゃんと戦える場ではあると思うがなあ。賞とかもいくらでもあるし。事務所も腐るほどあるし。むしろ戦えてない不遇を環境や状況のせいにして言い訳してる奴のが多いと思うんだよな。権利ばっか主張して。

2013-11-01 14:40:48
yuhi @ya_osfoora

とはいっても、劇団は「よかろう! それには貢物じゃ」という態度なのかというと、それもまた違うと思うのですよね笑 役者にその意識があるとして、劇団もそれ頼みな一面があるのだとしたら、やはり「出てもらってる」という意識があるのではないでしょうか。 @morinobuohta

2013-11-01 14:46:19
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