甲野善紀氏による炭素循環農法の紹介
- sugiyukinori
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広島の山中での農作業講習会を終了して、いま福山へ向かっている。ある程度予測はしていたが、これほど大きな出会いは、私のいままでの人生で数えるほどだったと思う。
2013-11-02 18:30:33集まって来ている人達の頭の柔らかさ、感覚の鋭さ、志の高さ、情熱、などなど!講習を行って、講師として、これほどやり甲斐のある講習会が出来た事に、私の方から御礼を言いたいと思うほど。
2013-11-02 18:30:57すでにツイートしたが、昨日というか今日11月2日は、私の人生で長く記憶に残る日となると思う。それは今まで噂を聞き、関心を持っていた炭素循環農法に実質的に出会った日となったから。
2013-11-03 01:27:49今回この講習会でお会い出来た、城雄二という方の佇まいから、自ずから香ってくる人格の高潔さは、かつて空手道心道流創始者の座波仁吉(ざは じんきち)師範と初めてお会いした時を思い出す。
2013-11-03 01:28:29とにかく、この炭素循環農法は現代の常識的農法と「ここまで違うか!」というほどの違いがあるが、その説明を城先生や、この会に集った、この農法を相当経験されている方々の説明を伺って、驚くと同時に目から鱗が何十枚も落ちた。
2013-11-03 01:28:58とにかく、肥料を施すという考え方をとらない。植物が直接栄養を吸収する事をよしとしない。直接ではなく、菌体を通すことによって全く違う効果があり、無農薬であるにも関わらず、虫にも喰われにくくなるという。
2013-11-03 01:29:54したがって、炭素循環農法の難しさは自然農法とも通ずるところがあるが、それとは微妙に(見方によっては大きく)異なるところがあり、それだけに自然農法から、たんじゅん(炭素循環)農法に切り換えて途惑う人も少なくないらしい。
2013-11-03 01:31:49この農法は、昔の篤農家の秘伝をより分かりやすく多くの人が実践しやすいようにしたと言われるが、やはり感性の豊かな人でないと、なかなか難しそうだ。
2013-11-03 01:32:33とにかく炭素比の高い竹のチップなどを撒くことで、腐敗ではなく発酵を促進させるというところに大きな特徴があり、いわゆる有機農法とも、かなりその質を異にしている。
2013-11-03 01:32:56しかし、こうした方法が普及すれば、現在主に西日本を中心に竹が大繁殖し、雑木林が竹林に変わってきているが、その竹をきわめて有効に利用する事にも繋がる。
2013-11-03 01:33:55私もここのところ、「現代牛乳の魔力」http://t.co/YIYqx6ZxD6 やフォアグラの件http://t.co/uPz86oVQP8で、すっかり心が暗くなっていたが、一条の光を見いだした思いだ。
2013-11-03 01:35:09しかし、きっと明日の京都や明後日の名古屋http://t.co/9KZZwBrGDNでも、この話は触れない事はないだろうと思う。
2013-11-03 01:37:04武術の講習ではなく、それを聞きたいだけの方も歓迎したい。たんじゅん農法を聞きたいだけの方は、京都や名古屋では打ち上げだけに参加されてもいいと思います。
2013-11-03 01:37:40もちろん、炭素循環農法の方々にも多大な関心を持っていただけた、現代の体育とは著しく異なる、身体の使い方に関心のある方には、講習会に参加していただけたら、目から鱗が何枚かは落としていただけると思います。
2013-11-03 01:38:15