たんなる胸騒ぎ――西成彦『マゾヒズムと警察』のランニングコメンタリー

マゾヒズムにあらたな倫理説を構築する可能性をみいだせないものか夢想しています。
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あべあきら @akiradicalism

なにを描こうとマゾッホは「女性が勝利する」という基本的構図をけっして手放そうとしないのでR。

2013-11-10 09:51:32
あべあきら @akiradicalism

このカフカのエピソードは微笑ましいな。

2013-11-10 09:53:23
あべあきら @akiradicalism

通説に反して「ユダヤ教の説話は、むしろ女性たちの多様さと勇ましさに対して雄弁すぎるくらいである。」(p. 29)

2013-11-10 09:54:55
あべあきら @akiradicalism

内田樹先生はこの頃すでにもうレヴィナス先生を訳していたのか。まあ世代的にはそうか。意外でもないですわな。

2013-11-10 09:56:23
あべあきら @akiradicalism

19世紀中葉以降の近代ユダヤ文学の系譜で、馬鹿夫と悪妻路線がひろまったです、と。

2013-11-10 09:58:28
あべあきら @akiradicalism

それを転倒せしめたのが、かのドン・ファン系列の諸作品なのでR。

2013-11-10 09:59:19
あべあきら @akiradicalism

もちろんマゾッホはそうした流れなどどこ吹く風であります。

2013-11-10 09:59:50
あべあきら @akiradicalism

「神様は、日を追って、よいもの、よくできたものをお創りになったじゃないか。…」「その通り。」「それなら、こうなるじゃないか。男のあとで創られた女が、一番よくできているんだよ。女の方が、男の主人なのさ。」(p. 31)

2013-11-10 10:02:24
あべあきら @akiradicalism

マゾッホは潜在的なフェミニストと呼んだほうが相応しいのではないか、と。

2013-11-10 10:04:01
あべあきら @akiradicalism

マゾッホは当時の女性の風俗を描くことにかけてはフイッツジェラルドを凌ぐほどでした、と。

2013-11-10 10:05:43
あべあきら @akiradicalism

「フランス革命以後、1848年に至るロマン主義の時代は、同時に「アマゾネス」の時代でもあった。」(p. 33)

2013-11-10 10:07:15
あべあきら @akiradicalism

さまざまな性への関心=問題と知の台頭。

2013-11-10 10:09:03
あべあきら @akiradicalism

しかしウィキペディア先生は偉大だな。いったい先生がしらないことなどあるのかしらん。

2013-11-10 10:11:26
あべあきら @akiradicalism

ふうん。ローザ―・マイレーダー先生(しらなかった)は、ルドルフ・シュタイナーと親交があったのか。

2013-11-10 10:20:23
あべあきら @akiradicalism

「あまりにも、マゾッホお決まりのパターンを踏襲しすぎていて、恥ずかしいくらいであるが」(p. 39)

2013-11-10 10:21:30
あべあきら @akiradicalism

こうしてときどき著者の感情が顔を出すのは西先生ならではないか。

2013-11-10 10:22:47
あべあきら @akiradicalism

マゾッホが世俗的な想像力を応用して描きあげたのは「矯正者としての女性」であった、と。

2013-11-10 10:24:19
あべあきら @akiradicalism

それはミソジニーにから限りなく遠くあろうとする態度です、と。

2013-11-10 10:25:37
あべあきら @akiradicalism

ただし「矯正」と「去勢」を履き違えるのはやめましょう。

2013-11-10 10:26:12
あべあきら @akiradicalism

「「矯正」的な女性は、具体的に、ひとりひとり、ほとんど一人一殺のようにして、「男」から余計な成分を剥ぎとっていく。」(p. 40)

2013-11-10 10:28:52
あべあきら @akiradicalism

なんていうかLuxuryですなあ。

2013-11-10 10:29:50