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第0回「アメコミとクトゥルー神話」

森瀬繚先生が如何にして 「アメコミにおけるクトゥルー神話」 というテーマに熱を入れることになったのか。その真意に触れるつぶやきをまとめました。 ※「アメコミとクトゥルー神話」総集編 【 http://togetter.com/li/601396
文学 書籍 クトゥルー神話 ターザン アメコミ ラヴクラフト クトゥルフ神話 森瀬繚
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
「愉快で楽しいシャールノスからライブ感覚で福音をお届けしよう。イァーハー! みんなのトモダチ、ナイ神父さ。みんな、ミーに会えなくて寂しかったかい?」
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
(会場から飛び交う怒号とブーイング)
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
「オーライ、オーライ。ミーのことは親しみをこめてブラザー・ナイと呼んでくれ。このアカウントは、森瀬繚のハタ迷惑な連投トーク専用だ。王様の耳がロバの耳だった時に、井戸がなかったら困るだろう? つまりはそういうことさ!」
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
「さて、生まれたてホヤホヤのこのアカウントも、日曜日までは用無しだとさ。覗き見る分には木戸銭不要。何もないけれど、ゆっくりしていってね!」
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
さて、マジメなお話を明日する前に。どうしてまた森瀬は「アメコミにおけるクトゥルー神話」などというテーマにハマっているの? というあたりのお話をしておきます。
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
昨年の夏頃だったかと思います。「Cthulhu」だの「Lovecraft」だの「Alhazard」などの英語キーワードでGoogle様にお伺いを立てるのが日課の森瀬ですが、ある日、このようなシロモノに出くわしました。
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
Twitterで折りにふれ散々ネタにしてきましたが--こいつです。マーヴェル・ユニヴァースの知られざるヴィラン。その名も、〈狂えるアラブ人〉アブドゥル・アルハザード! http://t.co/Tg0dhcnIJK
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
ターバンの下にある顔は漆黒の影で覆われ、赤いズボンを身に着けた、上半身裸の筋骨隆々たる大男--パッとこの絵を見せられて、「お、アルハザードだ」と初見で得心できる読者はなかなかいないでしょう。しかもその登場作品というのが--
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
こちらです。言わずとしれた、エドガー・ライス・バローズの不朽の名作--という割には2冊目以降の存在があまり知られていない気がしなくもない、『ターザン』のコミカライズです(コミカライズとしては2度目)。 http://t.co/fzesohfT8S
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
マーベル版"Tarzan"は、1977年に創刊されて、全29冊が刊行されました。その15号から23号に至る9冊をかけて展開されたのが、〈狂えるアラブ人〉を巡る連作エピソードでした。
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
コマの右下、なかなか雰囲気たっぷりの構図。喪われし魂の谷(Valley of Lost Souls)--アラブ人奴隷商組織のアジトです。ERB『ターザン』原作にもしばしば、こういう役所のアラブ人が登場しますね。 http://t.co/guK62pzZi1
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
ページをめくると、我らがアブドゥル・アルハザードが登場します(肩に注目!)。奴隷が哀れっぽく慈悲を請うわけですが、巨漢は奴隷の首を掴みあげて曰く「こやつの貧弱な頭蓋骨を砕く様を見るがいい。熟れ過ぎたメロンのようにな」。 http://t.co/570wBDrd2X
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
奴の狙いは何なのか。奴隷たちを救い出すべく、一味を追跡するターザン。彼らの前に開けたのは--ERBの別シリーズ、地球の底深くに広がる地底世界ペルシダーだったのです! 超噴き上がったアルハザードのカッコイイセリフを御覧ください。 http://t.co/UADcrOadej
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
というわけで、ターザンことグレイストーク卿ジョン・クレイトン二世と〈狂えるアラブ人〉の対決は、こともあろうにペルシダーで展開されるのです。恐竜はもちろん、コルサール、マハール族などペルシダーお馴染みの連中も次々登場します。 http://t.co/jCkeJWWhjh
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
ちなみに、ペルシダー・シリーズでは終盤の強敵となるコルサールは、こちらの作品ではターザンの盟友として共闘することになります。野生児と海賊、ウマがあったということでしょうか。
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
余談ですが、ペルシダーを支配する翼竜種族マハールの下僕として登場するサゴス(Sagoth)族が、HPL「狂気の山脈にて」に登場するショゴスの元ネタなのではないかという説を、ウィリアム・フルウィラーが提唱しています。
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
さて、このアルハザード、顔が真っ黒なのはさておき、顔面に銃弾を受けて平然としているという人外マッチョっぷりを見せつけます。一体彼は何者なのでしょうか。 http://t.co/jCkeJWWhjh
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
彼の正体は、23号で明らかになります。実はこの男、〈狂えるアラブ人〉であるところのアルハザードと同姓同名の奴隷商人でした。ある時、組織の金を持ち逃げした彼はとある洞窟の中で〈狂えるアラブ人〉に憑依され、傀儡と化したのでした。 http://t.co/kgqyIZaT4k
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
本物のアルハザードは、マハール族が管理する水晶の中に精神のみが封じ込められている状態になっていました(支配が緩むと、生アルハザードの顔の影もなくなるようです)。混戦の中、アルハザードは塵芥に帰すことになるのですが--。 http://t.co/1HLzozjzMh
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
どっこい、奴は生き延びていました。実に10年の刻を隔て、"MARVEL COMICS PRESENTS"誌に再びその不吉な名前を顕すのです。 http://t.co/3eUwGYLeFF
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
同誌の62、63号では、アルハザード本人は登場しませんが、彼が率いる犯罪結社の一員、シーク(適当ネーミング!)が登場します。彼の胸に刻まれた(?)「アブドゥル・アルハザードの印」を見て、犯罪者たちが恐怖するシーンがあります。 http://t.co/pFxJ93TDEc
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
ウルヴァリン本人がアルハザードと相対したのは、更にその4年後でした。同じく"MARVEL COMICS PRESENTS"誌に、先のエピソードの直接的な続編が掲載されます。 http://t.co/KkoCsuh5Bc
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice
アルハザード登場。心なしかターザンの時よりも更にマッチョになっている気がします。このシーンのウルヴァリンのセリフがふるっています。「アブドゥル・アルハザード。俺がかつて会った中で、最も血に飢えた殺戮者の一人だ……」 面識ある!? http://t.co/2QmNOXpaPl
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コメント

秋野ソラ @akinosora_ 2013年11月17日
まとめを更新しました。(第1回のタイトルに合わせて改題)
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