「ブラック企業対策プロジェクト」発足シンポジウム
常見「恐れず議論していくことが必要。ブラック企業問題を社会問題として捉えていることが重要なポイント。いろんな人にこの問題についてどう思うか尋ねる姿勢が大事。ブラック企業問題で顕著なのはルールを無視しているという点。ブラック企業という言葉だけでなく、具体的な点で議論する必要がある」
2013-11-23 18:26:29大西「本田先生の指摘を受けて。社会保障を厚くしてゆくことや、生活困窮者を支援するための制度を拡充していくことを求めてもなかなか認められないことが多い。そのため、具体的なデータを調査し提示してゆくことで説得してゆく必要がある」
2013-11-23 18:28:56今野「普通に働ける社会を構想したい。働きすぎでもなく、不安定雇用ではない、普通に働くことを多くの人が求めている。それを実現させていくことを考えたい」
2013-11-23 18:31:14質問「追い出し部屋について」 今野「追い出し部屋とブラック企業は似て非なるもの。前者は給料の高い中高年をいじめて辞めさせる、後者は初めから辞めさせることを意図して採用し、若者を使い潰している」
2013-11-23 18:32:48質問「いやだったら辞めればいいという意見に対する回答について」常見「若者に対して、うまく企業から逃げられるノウハウを伝えること、さらにそうした仕組みをつくることが大事ではないか」本田「辞めたとしても残った人は苦しみ続ける。嫌なら辞めればいいという意見は個人の問題しか考えていない」
2013-11-23 18:34:46大西「嫌なら辞めればいいという意見は自己責任的な意識を表現したものだと思う」今野「辞めるということのコストが意識されていない。辞めるには転職なども含めてコストがかかる。実態としてはなかなか辞められない状況もある。低コストで企業と争える体制を整えていく必要がある」
2013-11-23 18:37:22新里「ブラック企業という言葉が流行語対象にも入った。今回のシンポジウムで、ブラック企業対策はどのような活動でこの問題に取り組むのか、その方向性を示していくきっかけになった。ブラック企業は大きな社会問題になっているということを理解してもらえたのでは」
2013-11-23 18:44:09新里「この問題について、さまざまな連携が構想されている。過労死防止基本法についても立法の動きが続けられている。民間の動きが政策として実現してゆく方向にもっていけるのではないか。当事者が声を上げることによって対策を模索する動きにつながってきた」
2013-11-23 18:46:33新里「当事者が声を上げることをサポートしてゆくことも必要。これからも多くの人と連携して、ブラック企業問題について政策提言し、取り組みを進めていけるように頑張りましょう」
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