「ブラック企業対策プロジェクト」発足シンポジウム

今野晴貴 @konno_haruki

本日4時から、『ブラック企業対策プロジェクト発足！――学生・学校・保護者・人事・医師・NPO等ができること――』シンポジウムを開催します！　法政大学の市ヶ谷キャンパスです。ネット中継もされる予定です。http://t.co/LHIETqHzSj

今岡直之 @now_hill

【実況中継】こちらのアカウントで「ブラック企業対策プロジェクト発足シンポジウム」のtwitter中継を行います！

今岡直之 @now_hill

共同代表の棗一郎弁護士の開会挨拶。「このプロジェクトは若い人たちに押される形で私も関わるようになった。若者の使い潰しを無くすために始まった。学校や保護者、医師、NPOなど様々な方が関わっている」

今岡直之 @now_hill

棗弁護士「この課題は労働組合が取り組むべき課題ではないか、と突きつけられた。このような幅広い分野の方が集まった取り組みは初めてではないか」

今岡直之 @now_hill

棗弁護士「ワークルール教育は企業の側にも良質な雇用を提供するためにやっていただきたい。」

今岡直之 @now_hill

これからPOSSE代表の今野晴貴による基調講演が始まります。

今岡直之 @now_hill

ブラック企業対策プロジェクト発足経緯について。今野「ワタミの問題について、大きな問題にしていけると思ったが、連携をさらに強めなければいけないと考えた。『ブラック企業』によって政策を動かすことに繋がったが、問題の性質を捉えて社会全体の問題として取り組まなければならないと考えた」

今岡直之 @now_hill

今野「労働と福祉の問題も無関係ではない 。福祉がないゆえに、ブラック企業にしがみつかなければならないという状況がある。さらに、教育関係者とも協力しなければならないと考えた。教育の先にブラック企業が待ち受けている状態であるため。」

今岡直之 @now_hill

今野「福祉や教育とも結びつき、幅広い分野と連携してブラック企業問題に取り組んでいきたいと考え、このプロジェクトを立ち上げるにいたった」

今岡直之 @now_hill

ブラック企業について。今野「正社員になったとしても将来が保障されないにも関わらず、過重な労働が課される。こうした状態を若い人が訴える言葉としてブラック企業という言葉が生まれてきた。しかし、社会では若者の甘えと捉えられてきた。勝手にやめている若者が多いのだと」

今岡直之 @now_hill

今野「私たちはNPOで労働相談を受けながら、企業が若者を辞めさせているということを訴えてきた。たとえば、選抜型と呼んでいるが、就職したとしても過酷な労働を課されて競争をさせられる。うつ病になるまでの労働を強いる。このような手法をとっている企業もある。」

今岡直之 @now_hill

今野「また、固定残業代制度を利用し、長時間の残業を含む基本給を提示している企業もある。そうした企業の中には長時間労働によって過労死も生まれている。」

今岡直之 @now_hill

今野「若者を使い潰すブラック企業は少子化など社会に大きな弊害をもたらす。まじめに働くことを忌避する状況も生まれうる。」

今岡直之 @now_hill

今野「これまでの労働問題との違い。ブラック企業問題の新しいところは、新卒の若者が半年余りで使い潰されるということ。集中的にこれから活躍するべき若者が次々と使い潰されている。こういうことの起きている国がほかにあるだろうか」

今岡直之 @now_hill

今野「ブラック企業問題について、新聞報道も2013年に圧倒的に増えた。背景として、参議院選挙の争点になったこと。もう一つは厚生労働大臣が発言し対策に乗り出したこと。」

今岡直之 @now_hill

今野「ブラック企業問題のポテンシャル。これまで企業に入りさえすれば良いという雰囲気があった。しかし、若者を使い潰す企業が出てきたいま、ひたすら就職を推し進める教育・福祉のあり方が問われている。」

今岡直之 @now_hill

今野「ブラック企業対策プロジェクトの今後の取り組みについて。まず事実から始めること。事実を積み重ねることで、政策提言や、さまざまな分野における取り組みを議論していく。たとえば、大学での就職支援のあり方について。さらに医師に対してブラック企業による被害を周知していくなど」

今岡直之 @now_hill

今野「今回のプロジェクトのコンセプト。ひとつは労働相談で事実を積み重ねること。もうひとつは様々な分野における連携。さらに、ブラック企業に対する取り組みに参加していくこと。さまざまな分野の人がこのプロジェクトに参加していき、取り組みを大きくしていくこと」

今岡直之 @now_hill

今野晴貴の基調講演は以上です。続いて、各ユニットの報告です。まず就職・教育ユニットから、法政大学上西充子先生からの報告です。

今岡直之 @now_hill

常見「主な活動。１,若者が生き生きと働くことのできる企業をつくるためのノウハウの開示。人材マネジメントの共有。２、若者から支持される企業のベスト・プラクティスを認定し、共有するなど」常見陽平氏からの報告は以上です。

今岡直之 @now_hill

このあとは、休憩を挟んだ後、公開討論会に入ります。公開討論会では就職・教育ユニット、医療・福祉ユニット、相談ユニット、人事ユニットの各分野が「ブラック企業問題にどう取り組むか」をテーマに議論します。

今岡直之 @now_hill

なお、今回のシンポジウムはIWJにてUstream中継をしていただいております。こちら→http://t.co/csm8yFsP1Uよりご覧いただけます。

今岡直之 @now_hill

公開討論のパネリストは、NPO法人もやいの大西連さん@ohnishiren。東京大学教育社会学教授の本田由紀さん@hahaguma 。先ほど報告していただいた常見陽平さん@yoheitsunemi 。そしてNPO法人POSSE代表の今野晴貴@konno_haruki です。

今岡直之 @now_hill

これより、公開討論会を始めます。http://t.co/csm8yFsP1U

今岡直之 @now_hill

今野「まず、それぞれのユニットからの報告の補足をお願いします。まず、教育ユニットについて、本田由紀さんお願いします。」