(2010.10.15) 山内太地氏(@yamauchitaiji)による『立命館アジア太平洋大学 APU』についての連続ツイートまとめ

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山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

Twitterのおかげで意欲ある大学生に会えるようになったのは大きいな。今まではこうはいかなかった。学園祭やオープンキャンパスじゃあ分からないや。

2010-10-08 09:52:48
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(1)10月9日(土)朝の飛行機で羽田から大分空港に飛ぶ。天気が悪く、気流の関係でガタガタとよく揺れて、飛行機嫌いな私には非常にキツイものがあった。大分は雨。すぐにリムジンバスで亀川古市に行ったが、APU行きのバスが定刻より9分も遅れてきたので、約束の時間に間に合わず。

2010-10-10 19:48:46
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(2)まずは立命館アジア太平洋大学(APU)で広報を担当されている学長室の篠崎裕二課長にお会いする。昨日マレーシアから帰国されたばかりとのこと。3連休なのに申し訳ない。教育のグローバル化、APUの特徴、課題などについてお話を伺う(後日UPします)。

2010-10-10 19:50:31
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(3)お昼はAPU4年生の望月洋子さん@yokomo07と合流し、3人で学食で昼食をとった後、学生寮APハウスを見学させてもらう。その後、図書館などAPUの校舎を一通り見学して、キャンパスを辞去。夜の再集合まで自由行動となる。

2010-10-10 19:53:27
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(1)APU4年生の望月洋子さん@yokomo07に招かれて行った別府。10数人のAPU生に集まってもらった。名刺をくれた力丸晃也君(APハウスのRAレジデンス・アシステント)、永住和嗣君(福岡県出身)、小林孝通君(神戸大学大学院国際文化学研究科に進学)、ありがとう。

2010-10-11 08:11:34
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(2)まず小林君から、彼が関わっていたアカデミック・キャンプというサークルの話を聞く。1年生から社会科学の論文を読んだりする学術的な研究サークルで、いかにAPUの学生ががんばって勉強しているかという話をいろいろと。

2010-10-11 08:16:03
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(3)世界中から留学生が来ているAPUでは、自分の国が紛争中だったり、自分自身が難民の学生もいる。ベナンやインドの学生もいる。こうした環境で世界の様々な問題が自分にとって身近になり、世界について考えることができる。

2010-10-11 08:17:23
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(4)2006年に学生定員を1・5倍にしたこともあり、学生のやる気にはムラがある。さぼって勉強しなくても卒業できてしまうし、留学生であっても「楽勝授業」ばかりとって成績Aを確保したがる人もいる。これは、成績が良いと奨学金が延長されるためでもあるが。

2010-10-11 08:19:41
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(5)学生は「APUの価値観は日本じゃない」という。初期のSFCのように、卒業生の中には、自分の価値観と合わないといってすぐに会社を辞めちゃう人もいるらしい。あるいは定年まで会社にいる気は無く、キャリアをどんどん変えていく人とか。

2010-10-11 08:22:14
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(6)RA(レジデンス・アシスタント)は学生寮APハウスを管理する学生自治組織で、国際学生の1年生は全員が入寮している寮の運営やイベントなどをする。「幅広い交友関係ができるし、恥ずかしげもなく夢を語れる雰囲気」だという。

2010-10-11 08:24:11
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(7)APUでは地元のお祭りに参加したり、自分たちで泉都大祭というイベントを企画運営したりしている。インドの留学生がカレー屋を開業して卒業後もそのまま別府に住んでいる人もいる。「いろんなイベントやプログラムがあり、レベルが高い」。

2010-10-11 08:26:13
人事立ち上げ屋マッサン @massan1352

@yamauchitaiji 半分が外国人で、山の上の立地で隔離されてるので、海外の大学にいるような錯覚がありますね、あのキャンパス。

2010-10-11 08:28:51
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(8)ただ、学年が上の学生、初期の学生から見ると、偏差値が下がってきたことで、後輩の質が下がってきたと感じる部分はあるという。受験の偏差値だけで判断すればAPUはすっかり中堅私大のポジションになっている。国内での評価をどう上げるかは課題だ。

2010-10-11 08:29:38
@Implanta

APUか、農協中央に行った同級生がいるなぁ。文武両道のスーパーマンだったなぁ。留学も結構してた。RT @yamauchitaiji: (8)ただ、学年が上の学生、初期の学生から見ると、偏差値が下がってきたことで、後輩の質が下がってきたと

2010-10-11 08:31:47
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(9)先生も職員も学生もみんな別府に住んでいるため、顔見知りが増え、深い人間関係ができる。学校が終わっても拡散していかない。夜になっても友達の家で遊んだり、バイト先もAPUの学生だらけなので、みんな知り合い。これは遠距離通学の多い都会の大学とは大きな違いだ。

2010-10-11 08:32:47
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(10)「別府にある良さは、刺激が無いこと。無いから自分たちで作り出す、生み出せる。人と話そうという気が起きる」と学生は言う。授業以外の日常生活でどれだけ学べるかと考えた時、地方国立大学などでも感じたことだが、下宿生が多いので、大学以外でも友人との付き合いが多い点がある。

2010-10-11 09:03:09
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(11)結局、「人の力」というものが非常に重要である。都会の大学は確かに偏差値は高いのだが、学生は街に拡散してしまい、若者どうしの濃密なつながりができない。自宅に住んでいるから、大学の同級生との付き合いは薄くなる。APUの場合は、たとえ嫌でも同級生や留学生との交流が多い。

2010-10-11 09:04:34
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(12)留学生と積極的に交流していけば、彼らの母国に遊びに行った時、泊めてもらったり、さらに多くの出会いが生まれることもある。そうやって何カ国も泊まり歩いて旅をしている学生の話は、うらやましくもあった。

2010-10-11 09:05:41
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(13)あと、これは良い面も悪い面もあるだろうが、学生の話を聞く限り、APUは大変に恋愛が盛んである。もちろん、「国際交流」が大変活発である。こうした経験を若いうちにしておくことには、プラスの面もあるだろうとは思った。

2010-10-11 09:07:11
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(14)私はAPUには批判的な考えも持っているので、学生を挑発するようなネタ振りもかなりしたのだが、驚くべきことに、学生はキレてこない。むしろ対話術を心得ていて、うまく反論してくる。いや、反論というよりも、私の意見を受け止めたうえで、自分の意見を言ってくるのだ。

2010-10-11 09:08:26
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(14)これは、「朝まで生テレビ」の不毛な議論のような、言いっぱなしの討論ではなく、意味のある「対話」である。今回、学生たちと話して、私はこれが一番印象に残った。おそらく学生たちは、普段から留学生と多く話す中で、自然に異なる価値観を認めることができているのだろう。

2010-10-11 09:09:35
山内太地『やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック』11月 @yamauchitaiji

(15)APUの学生の場合、「ここに来るしかなかった」タイプも結構いるように感じる。この大学が最高かというと、私は正直、複雑だ。しかし、このような大学があることで、受験生に選択肢が増えたことは、歓迎すべきことだろう。

2010-10-11 09:11:38
@yayapotter

@yamauchitaiji 国際教養大学の学生です。この点についてはAIUとAPUとの共通項だと思います。何もないことに嘆くのではなく、そこから自分たちで何かを作り出していくことができるのが田舎にある大学の利点になりえると思います。

2010-10-11 09:20:40
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