- YasuhitoYANO
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成田空港第一ターミナル。現代イプセン演劇祭に参加するベルギーからのカンパニーtgSTANのお出迎え。先ずは北ウィングにて、9:23着予定の三人を、続いて南ウィングにて別便で来るもう一人をピックアップ予定。 http://t.co/Iaqddm8ALV
2013-11-25 09:14:53来日中。ベルギーのTG STANの『人形の家』。凄く面白いそう!是非!明日と明後日。イプセンフェスティバル。私も劇場にいます。小山までメッセージ頂ければお得情報有り!ベルギーの音響のtimとポルトガルの照明andre。英語上演。字幕。 http://t.co/OsbdUcTHG2
2013-11-26 13:45:01現代イプセン演劇祭 ルーマニアからRadu Stancaも来るよ!人形の家か…観たい! 12/4(水)18:30~ 5(木)14:00~@あうるすぽっとhttp://t.co/J5AtADOhCq
2013-11-26 23:41:27今日は現代イプセン演劇祭初日。オープ二ングを飾るのはベルギーから来たカンパニーtgSTANの「Nora」です。昨年、オスロで観たんですが、とても面白かったですよ。当日券、あります。お時間ある方はぜひ! 劇場で、お待ちしております! http://t.co/71pccIgRjO
2013-11-27 07:19:30あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) tg STAN の『Nora』観るおっお(^o^) http://t.co/Fu20nq4tRo
2013-11-27 17:49:12来日中の tg Stan のリハーサルに立ち会った。特定の演出家を持たずに、俳優たちのディスカッションで作る彼らのプロセスを垣間見る。自分の台詞がない場面でさえ、全員が均等の緊迫感を持続していた。今日と明日の僅か二回だけの公演。 http://t.co/9FAbwdaa7I
2013-11-27 18:42:22現代イプセン演劇祭開幕。演出家不在で俳優だけで創作するベルギーの劇団tg STANの「ノーラ」。約2時間10分。すごく面白かった。俳優4人は自然な演技で観客にも話しかける。強烈に巧い。衣装、美術、照明、音楽はシャープ&洗練。俳優の生理に嘘がない、説得力のある「人形の家」。明日まで
2013-11-27 21:16:54tg STAN『ノーラ』。こういうの久しぶりに見た。様式性が一切ない、本当のリアリズム。「型なし」なので劇の世界に入る手がかりがつかめない、前半ノーラはどこにでもいそうな頭の悪い喋りかたをする専業主婦にしか見えないので感情移入できない、ので素人にはお勧めできないが、見巧者は是非。
2013-11-27 22:16:36日本の小劇場で俳優たちに「芝居っ気のなさ」を要求すると、だらっとした脱力芝居になる。それもまた批評的で面白いが、tg STAN『ノーラ』では「少し」力の抜けた日常(青年団の批評的な日常ではない)を自然に(シットコムの作られた自然ではない)描き出す。演技力に自信がないとできない。
2013-11-27 22:25:10tg STAN『ノーラ』の俳優たちのニュートラルでナチュラルな演技は、『人形の家』もまたシアトリカリズムに支えられていることを逆説的に示す。大抵のノーラを演じる女優は最後の変身から逆算してその聖性を最初から身に纏おうとするが、ノーラは本来ここまで魅力のない頭が空っぽの人間なのだ。
2013-11-27 22:33:43tg STAN『ノーラ』もっとも感心したのはタランテラの踊り。Youtubeに上がってそうな、出来の悪いポップスに合わせて素人が踊る下手なダンスをノーラは踊る。日常生活で我々が実践する様式とはこの程度のものでしかないと観客に悟らせ、イプセンがしかけた様式化の罠を見事にかいくぐる。
2013-11-27 22:38:11『人形の家』で大抵の女優はタランテラの踊りをうまく踊ってしまう。リアリズムの芝居のはずなのに、そこだけ妙に浮く。tg STAN『ノーラ』では、ノーラの自暴自棄の気持ちはよく伝わるが、下手くそで見ていられない踊りを踊ることで、『人形の家』を徹底したリアリズムの作品として上演した。
2013-11-27 22:45:54tg STAN『ノーラ』。二日のみの公演で、仕込み時間も不足だったのかトラブルも目立った。字幕が途中で出なくなり、FOするべき音楽が残る。その都度、俳優たちは「素」に戻って観客に話しかけたり、「音楽止めて」と調光室に声をかけるのだが、演技と「素」の切れ目がないのに驚かされた。
2013-11-27 22:50:44tg STAN『ノーラ』の俳優が素から演技に移るところ、プリウスの発進のようにすっと動いていく。ガソリン車のエンジンの始動のように「今から演技に戻りますよ、いいですかみなさん」というわざとらしさが一切ない。一体どういう訓練してるのだろうか。あれはスタシスではないよね。
2013-11-27 22:53:51あうるすぽっとにて現代イプセン演劇祭、ベルギーのtg STAN「ノーラ」。英語上演。奇を衒いすぎずコンパクトにまとまった「人形の家」。よくできている。客いじりから客電をしばらくつけたまま、客席を巻き込むように上演し、現代の問題であることを強調するかのよう。次第に舞台に集中させる。
2013-11-27 22:55:38tg STAN『ノーラ』。ノーラがストッキングでランクを蠱惑する場面のエロさもうまく出てた。エロさもまた衒いゆえに様式的に見せてしまうのがリアリズム芝居の罠だが、エロな気持ちは本来形にならないもやもやしたものだ、ということをきちんと示していた。もっともこれは今時の上演なら当然か。
2013-11-27 23:00:52tg STAN「ノーラ」。素舞台にいくつかの椅子とソファ、置物程度の美術。俳優は男女2人ずつの4人で、ヘルメルとノーラ以外の二人は複数の役を兼ねる。ノーラ役のヴィーネ・ディリックスが魅力的。ノーラの変化をよく表現していた。4人の出演者の名前が演出としてクレジット。
2013-11-27 23:02:08tg STAN『ノーラ』。クログスタットとランクは同じ役者が兼ねるのだが、敢えていえばランクはもう少し年寄りくささがほしかった。自分がもうすぐ死ぬとわかっている年老いた男がコケティッシュなノラにものすごく抑圧された性欲を向けるときの体からにじみ出る強烈なエロさは若い男だと出ない。
2013-11-27 23:05:41tg STAN『ノーラ』。『人形の家』では毎度のことだがトルヴァルドやクログスタットの職業が「弁護士」と訳されていて違和感。日本語の「弁護士」は制度上もっと「格上」に聞こえてしまうが、法廷弁護士ではなくて、日本の司法書士の業務に近いような、企業の法務担当者だよね。
2013-11-27 23:28:15@hbnk 字幕は明らかにトラブルですが、「音楽止めて」は段取りかと思っちゃいました。それだけ自然だったということですかね。
2013-11-27 23:45:49@blankimai じつは同じことを思いました。だとしたら相当な手練れですね。巨大なペンダントタイプの照明器具が揺れながら降りてくるときにカバーのようなものが外れたのも、アクシデントなのか意図したものだったのか。
2013-11-27 23:48:51