ウクライナ国立放射線医学センター小児科に入院する子どもたちの映像。この50分37秒のシーンhttp://t.co/dS9sFFN5urとこの4分6秒のシーンhttp://t.co/WoNkUOykh2を比べてください。テレビが何を見せたいかで、子どもたちの印象が大きく異なりますね
2013-11-29 20:54:31コロステンの体育の授業をまともに受けられるのが全校生徒のうちの14人という報道が前者の番組であるわけですが、不健康な子どもが増えたという事実はあるけれど、健康増進を図る強化学校を取材してること、子どもや親の意向で体育の授業の免除や軽減がしてもらいやすい点も指摘しなければなりません
2013-11-29 20:57:08私もモス大では体育の授業免除だった。受けなくても単位をもらえた。理由は外国人だったから、だが、副学部長はロシア人の生徒にも受けたくなければ医者の診断書をもらってきなさい、と促していた。そして、ロシアやウクライナでそういう診断書は簡単に作ってもらえる。
2013-11-29 20:58:32日本の学校は今もおそらくウクライナなどに比べて体育への参加や風邪の時の対応などは厳しい野ではないかと思う。ロシア、ウクライナなどでは、風邪を引いてるのに授業に出てくると、「どうして休まなかったの?」と嫌な顔をされる。そういうお国柄の違いも考慮すべき。
2013-11-29 21:00:27短時間に限定された質問の答えだけを聞こうとするor体調不良に関する答えだけを編集するとどうしてもネガティブな印象になってしまう。しかし、そういう答えをした人と長く話せば、日常生活の中で体調が良い時にどんなことを楽しんでいるかなども聞けるはず。
2013-11-29 21:04:37国立放射線医学センターに入院している子どもたちというのは地方の病院では治療できない重度の病気の子どもたち。それでも、あんなふうに見た感じは元気である。たいていの人は、初めて訪問すると、「本当に病気なの?」と目を疑う。決して子どもたちが常にバタバタと倒れているわけではない。
2013-11-29 21:09:08チェルノブイリ被災地での心疾患の増加についても前者では報道してるわけだが、私も先天性のそういう病気がある。妊娠中期からいろいろ頻脈とかで薬を飲んだりしてるが、それでもウクライナに行ったりギリシャに行ったり楽しんだりもできる。
2013-11-29 21:11:53私のギリシャ、ウクライナ渡航の事実を省いて、「毎日のように頻脈で苦しく薬を飲んでいます」と私が話すシーンだけを切り取り、他の同じような患者からも同じようなセリフを切り取って編集して番組を作ると、視聴者は心疾患のある妊婦に対してどう思うだろうか?
2013-11-29 21:13:55前者の番組について、別にそう違和感は感じないのだが、視聴者がコロステンの学校では「正規の体育の授業が受けられる人が14人しかいない」というところに反応してしまったように思う。それは、ウクライナと違って、日本の学校が生徒に厳しいせいだと思う。
2013-11-29 21:19:32ちなみに、コロステンは第3ゾーン(移住勧告区域)と第4ゾーン(放射線管理区域)が混在していると報道されてるけど、実際はもともとコロステン市が第3ゾーンで、そこに第4ゾーンだった村2つが吸収合併された。だから、混在ではなくてちょっとだけ第4ゾーンの地域がくっついてるかんじ。
2013-11-29 21:25:59そういう意味ではコロステン市が南相馬市のように、市内をいくつかのゾーンに分断されている、ということではない。しかし、コロステン市には一部、チェルノブイリ原発事故の収束活動に使ったヘリを除染したり、資材を鉄道で輸送したりしたことなどから出来たホットスポットが存在しているという。
2013-11-29 21:27:42同じく、市民の健康状態の悪さについて話した人が、私が今年3度チェルノブイリ行き、その後に妊娠したと聞いて「放射能のお陰よ!86年には実際に妊娠した人が増えたのよ!」とはしゃぎだした方もいた。真相は85年の妊娠の割合と比べないとわからないが・・・。
2013-11-29 21:32:00実際に私だけじゃなくて、もう一人一緒にいた人が同時期にチェルノ行って、奥さんが同時期に妊娠した人で、二つサンプルを前に、コロステンのおばさん、かなり持論に興奮してた!
2013-11-29 21:33:40とまあ、ウクライナの方々の明るい前向きな性格は、放射線やその他の原因によるなんらかの慢性的な病気と一緒に暮らしていくことには非常に役立っていると思う。
2013-11-29 21:35:49ソ連時代は失業なんて市民が心配する必要なかったわけで。今のウクライナだと、移住したら、その新しい土地で、自分の力で仕事を新しく見つける必要がある。
2013-11-29 21:43:50日本では最初に行ってた個人の産院では、心臓のことは全く考慮してもらえなかったので非常に不安になった。その後、循環器の主治医に相談して、その大きな病院でお世話になることになりほっとしたが。ウクライナでも産科では心疾患と知ると、やはり循環器科と連携してくれてめんどうみてくれた。
2013-11-29 22:02:07私も妊娠初期には心臓の症状はでてなかったし、別に普通の産院でも産めるとは思ったが、中期以降、結果として症状がでてきてしまったので、やっぱり大事をとって病院を転院して良かった、と思える。
2013-11-29 22:03:34なんというか、日本って、学校でも(多くの)病院でも、ちゃんと病人らしくしてないと、病人として接してもらえないというか、気遣いしてもらえないような気がする。
2013-11-29 22:06:51でもまあ、子どもたちが手術したり検査させられたりしてる様子を見るのはつらいものだ。私も子どもの頃から病院大嫌いで手術はもちろんのこと、検査もいまだに大嫌いだ。でも、大事なことだよな、と思って仕方がなく行くようにしてる。
2013-11-29 22:28:09