蓮舫議員による、11月29日の参議院委員会の問題（同僚の大野元裕議員の現場の声のツイート）

蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 @renho_sha

少し長くなりますが、参議院における特定秘密保護法案の審議は与党の強引、横暴な方法で進められています。報道されないので同僚の大野元裕議員の現場の声をツイートします。 以下です↓ 参議院の国家安全保障特別委員会における特定秘密保護法案の審議も2日目を終えました。

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報道等でご存知の方も多いと思われますが、今回のこの委員会の与党による横暴は目に余るものがあります。昨日は、与野党の筆頭理事（佐藤正久自民党理事と福山民主党理事）で合意がある場合には委員会を立てるという慣習を中川委員長が破り、強引に委員会立てを行ったところから、まずはもめました。

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しかしながら、与野党の国会対策委員会が事前に協議し、謝罪を行うことで正常に委員会を立てようということになりました。ところが、答弁に要求する大臣に関して理事会がもめると、突如委員長が理事会の閉会すら宣言せずに、委員会に来て一方的に開会を宣言し、

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委員会直前に終了するはずの理事会と委員会が同じ時刻に開催されているという前代未聞の状況が現れました。それで2時間半、委員会が空転しました。 このような委員会運営のイロハも分からない委員長、筆頭理事の下、審議が幕を開けました。

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委員会においては、森大臣のころころ変わる相変わらずの答弁に不満もつのりましたが、本日になって、答弁に要求した官房長官が現れないので質疑が行えないという事態が二度にわたり発生しました。しかもこのことに抗議したところ、

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自民党の佐藤筆頭理事が、「この質問に官房長官が答えるにあたらないと、与党と政府で判断した」旨の発言を行いました。与党が政府に渡した質問通告を事前に検閲するというあり得ない状況に加え、これは国会の調査権、議員の質問権をないがしろにしています。当然のことながら再び委員会が空転し、

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夜8時10分過ぎまでという異常な委員会になりました。稚拙な委員会運営ゆえに、もめなくてもいいところでいたずらに空転し、しかも、与党が責任を果たしていないにもかかわらず、中川委員長は質問時間の時計を止めず、この重要な法案の審議の時間を失わさせたのです。

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この無様な対応に対しては、衆議院で法案に賛成したみんなの党の理事も激しく非難をしていました。小生も質問の冒頭で述べさせていただきましたが、このようなひどい委員会運営に対し、審議拒否を行うべきかもしれませんが、国民が懸念するこの法案は質疑を通してしか、応じることが、国会議員の責任と

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考えています。 政府は、本来中立でなければならない委員長にルールを無視させ、委員長および理事に国会議員としての最低限の矜持をかなぐり捨てさせても、真摯な答弁無しで時間を進め、6日の閉会日まで持ち込んで、数に任せて押し切る腹のようです。

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国家が秘密を保全する措置を講じることは当然です。しかしながら、不透明で懸念の残る運用と基準、提案された主要な改善措置を拒否若しくは将来において検討とする国民の権利の保護部分は先送りする等の問題を明らかにし、法案そのものの見直しを求めるすることは不可欠です。

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それに加えて、国民からは隠されるところがあるこのような法律には、監察の制度を講じて、政府が恣意により運用したり、不可解なままに国民が逮捕を含めて不利益を被ることが無いようにする必要があり、だからこそ、民主党はしっかりとした対案を提示してきたのです。

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委員会を開くための理事会運営を強引に進める。質問者の政府に対する答弁要求大臣を与党理事が勝手に不要と判断する。質問内容を与党が事前検閲する。森まさこ大臣の答弁が二転三転する。与野党理事が委員会の在り方で協議をしていても委員長が時間をとめない。特定秘密保護法案の審議の現実です。

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過去（自民党が野党時代も含めて）、こうした委員会運営が強行された場合には審議拒否など、委員会が空転したこともあります。が、私達は委員会に参加し、法案の問題を明らかにすべく質疑を続け、審議を行っています。 残念なのはテレビ中継もなく、メディアがこうした現実を報道しないことです。