- uchida_kawasaki
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そういえば、個人線量計の積算値から自然放射線の寄与を引く時には空間線量率と 1cm 線量当量の違いとか家屋による減衰とか人体の遮蔽効果とかその辺考えないで引いてるような気がするんだけど、気のせい?
2013-11-30 13:48:49で、「 1cm 線量当量」は、直径 30cm の「人体等価物質」の球の表面から 1cm のところでの線量 ( 時間あたりなら線量率 ) 。
2013-12-01 15:04:27同じ輻射場で、空気吸収線量は普通のガンマ線のエネルギーレンジでは 1cm 線量当量の 8 割くらいになると。これは元素組成の違い?
2013-12-01 15:04:32http://t.co/GrU9UNp9C3 藤原 さんのこれので図 3 だと確かに減衰係数が水と空気で 10% くらいは違う。 2 割 まではいかないが。
2013-12-01 15:04:34なので、 AP( 前方 ) 、 PA( 後方 ) 、 LAT( 横 ) 、 ROT(LAT で人体を z 軸回りに回転 ) 、 ISO( 等方的 ) の 5 種類の方向に ついて定義する。
2013-12-01 15:04:38LAT,PA 以外の 3 つでの実効線量と 1cm 線量当量の関係をだすと、 1cm 線量当量 >AP>ROT>ISO となる。 AP で 80% 、 ROT で 60-70% 、 ISO で 50-60% 。
2013-12-01 15:04:40この違いの起源は、人体そのものによる遮蔽がどれくらい効くかであろ う。 AP だと放射線の向きにたいして人体が一番薄い方向なので、遮蔽がきき にくくて吸収が多くなる。
2013-12-01 15:04:42ROT では横からの分がはいるし、 ISO では上とか下とかの方向もはいるわ けだから、遮蔽がききやすくなって吸収が減る。
2013-12-01 15:04:44ガラスバッジとかは「前方照射の時に 1cm 線量当量をだす」。つまり、 実際の輻射に近いであろう ROT とかでは 1cm 線量当量より小さい 値がでる。これは、人体による遮蔽を考慮していないから。
2013-12-01 15:04:48小さくなるので、結果的に ROT 照射の時に実効線量と比べると結構よくあ うし、実際に地面や地中にあるセシウムからの放射線としてシミュレーション してもまあそこそこあう、ということになる模様。
2013-12-01 15:04:49但し、これの表 4 とかの意味はちょっと?な感じ。地面のセシウム、としてるわけだから ISO とか ROT とかいう意味はないはずだが?
2013-12-01 15:04:51例えば http://t.co/eTGhS6HBOj これ の場合、自然放射線は 0.03uSv/h をひいていて、これは明らかに 家屋による遮蔽とか無視。
2013-12-01 15:04:55http://t.co/r23yThDP3m 相馬市の は 0.54mSv/y ひいてるとのこと。これは早野さんの指導によるもの?
2013-12-01 15:04:59きくちさんの http://t.co/uf0Vfm3I4q これ で全然わけがわからなくなったので調べてみました的。
2013-12-01 15:18:06何故きくちさんのでわからなくなったかというと、きくちさんのは、 X と Y は違う、これは違うものだから違うんだ、と書いてあって、何がどう違う かが書いてないからと思われる。こんな感じ :
2013-12-01 15:26:49