- akinosora_
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こんばんは。以前平林さんが新人賞座談会で「芝村さんは登場人物の三代前まで設定をしているらしい」という話をしておられたのですが、どのくらい詳しく設定することが多いのでしょうか? ですか。
2013-12-07 01:41:50お話でもゲームでもそうですが、最初に作り始めた時はなんのとっかかりもないものです。なんでそのキャラはそういう決断に至るのか、なんで世界はこんな風になっているのか、時々変な顔になるのはなぜ? どうしてこんなに優しいのだろうか。 それらの疑問の答えが設定です。
2013-12-07 01:43:57現実には設定以前の話として、そこでキャラが行動した理由としてその日の気分というのもあるんですが、作品でそういうのを多用すると読者から怒られます。読者が見たいものはそういうのじゃないわけですね。 つまるところ設定は多めにつくらないといけないわけ。とっかかりとして、理由として。
2013-12-07 01:46:37実際設定を見せるかどうかについていえば、見せる必要は特にないと思うんですが(それこそ編集が突っ込んだところだけ設定から引っ張って解説する)設定そのものはそれこそ作品を、これなら十日で書けると思うまで作り込む必要があります。三代さかのぼるのもその一巻です。
2013-12-07 01:49:20人間というのは父母の影響が大きいのですが、父母までしか設定してないとなんでも父母のせいてきなキャラ造形になります。偉大すすぎる父とか、すべての元凶の母とかですね。ロボットの発明者に置き換えればジャイアントロボのシズマ博士みたいなもんです。
2013-12-07 01:51:16そこで、父母の影響を落とすためにさらにその父母を設定します。こうすることでバキの父とか虎山先生とかのキャラをはじき、それ以外の話のパターンを模索していく訳ですね。 逆にすべての元凶パターンを作りたければ三代はいらないですね。 以上説明終わり。
2013-12-07 01:53:27まあ、三代前ってのとは、また違うんだけど、その登場人物が何を思いどう行動するかを決めるために設定がある、というのは、まったくその通りで、で、私の場合、小説はともかく、TRPGのシナリオはそういった「設定」があればよくて、お話の流れとかはその場で決まるものであり>RT
2013-12-07 01:56:34いやまあ、プライベートセッションの話で、商業作品として発表する時は、流れとかも想定して書くわけですが。リプレイも含めて、最終的に登場人物が何を目指しているかは決めてるけど、話がどう転がるかは、プレイヤーが行動してくれんとわからんわけで。 @gmtomono
2013-12-07 01:58:04