奇跡の地球物語第196回 和包丁~究極の切れ味を生む匠の技~
テロ朝奇跡の地球物語で和食が世界遺産に登録された事で和包丁を放送してゐる。和包丁は、正直重たい。だから外国製のステンレスが家庭に広まつたと思ふ。逆に男が職人として認められる和食の世界では日本刀から派生した和包丁が使はれるのだらう。不思議なのはなぜ料理界に男が多いのか?続
2013-12-08 18:38:05テレ朝「奇跡の地球物語」で刃物鍛治を扱っています。三条の金物ではなく今回は大阪、堺の包丁ですが、立派な伝統工芸品です。この前の伝統工芸品を教材とした授業もそうですが、一つひとつの授業で何か子どもたちに、何か一つでもいいから、大切にして欲しいものを伝えられたら本当に私は幸せです。
2013-12-08 18:39:03まずは鍛造。鋼はすぐ冷える。叩いている最中に酸化物である黒い斑点が高温であるため次々と現れるが、これも叩き落とさないといけない。次に土置き。刃は硬いほど切れるが、もろくもある。同時に衝撃を吸収する柔らかさが刃先以外には要求される。 #奇跡の地球物語
2013-12-08 18:39:20普通の包丁は刃先が鋼、それを支える部分に鉄を用いるのだが、本焼包丁は全て鋼で作っている。どのように柔らかさを実現しているのか。ここで土置きが用いられる。粘土と砥石を混ぜた土を中心から峰にかけて厚く、刃先には薄く塗り、焼入れに入る。 #奇跡の地球物語
2013-12-08 18:43:15焼入れでは、急激に冷やすと硬く、ゆっくり冷やすと柔らかくなる。鋼は727℃以上では炭素を多く取り込む。そのため急冷すると結晶の隙間に炭素が固定され、硬くなるのだ。土置きで土を厚く塗った部分はゆっくり冷えているため炭素が少なく柔らかいということだ。 #奇跡の地球物語
2013-12-08 18:45:35奇跡の地球物語 究極の和包丁“本焼き包丁”~至高の切れ味を生む匠の技~……に夢中な旦那さん。刀好きだから仕方ない!同じ方向に好き、が向いてるあたしら夫婦はしあわせだなぁ。
2013-12-08 18:46:58さて本焼包丁の究極の切れ味を求めるには温度管理が重要。焼入れは750~850℃で行う。これは素材を痛めずかつ炭素を程よく含むよう設定されている。ただこれを見極めるのは職人の「目」。熟練していると5度単位でわかるというのだ。800℃がやはり適切らしい #奇跡の地球物語
2013-12-08 18:48:05奇跡の地球物語で包丁の話やってるー( ゚ω゚ )意外とこういう職人系の番組は好きなんだよな。ちょうど最近包丁で感動したことあったし。あとで日記でも書こうかな
2013-12-08 18:48:53