【二次創作な】ゲームブック「虚構のクロコニンジャ」エピソード2
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@naclaqns
【34-4】 君はモーティマーに逃げるよう促した。モーティマーは強く頷き、駆け出す！「ピガーッ！モータースゴサは逃走を許さない！イヤーッ！」逃げるモーティマーめがけ放たれたミサイルを君はジャンプキックで弾き飛ばし、着地と同時にカラテを構える！バトルスタートだ！
2013-12-08 19:43:01
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【34-5】 モータースゴサは【カラテ：6 HP:6】、例によって【与えるダメージ+1】！勝利し【35】へ進め、もしくは死んで【14】へ進め！
2013-12-08 19:43:15
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【35】 「ピガガガガガーッ！」イポン！脚部への致命的打撃だ！モータースゴサはバランスを失い擱坐、前のめりに転倒！君は倒れ伏すスゴサをカイシャクすべくその頭部にストンプ脚を振り上げる、だがしかしその判断は尚早であった！「イヤーッ！」モータースゴサはバービー運動の要領で体勢復帰！
2013-12-14 15:16:07
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【35-2】 「ピ…ピガ…プレゼンテーション…完了な…」モータースゴサは河中へと後退、逃走を開始した。さあ、状況判断だ。君が追うべきは二つ。モータースゴサか？それともモーティマーか？両方は無しだ、「ウサギ二匹に殺された」のコトワザは無視できず、そもそも方向が逆だからだ。
2013-12-14 15:22:04
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【35-3】 スゴサを追うなら【36】へ進め。モーティマーを追うことに決めた君には、更に二つの分岐がある。【好感度】が【1】以下なら【37】へ、【2】以上なら【38】へ進め。
2013-12-14 15:25:40
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【36】 モーター兵器は大きくそしてうるさい。濁水に沈もうとも派手な白泡とモーター音はその存在を隠しはしないのだ！下流へ下流へと泳ぐモータースゴサ、追う君。オニゴッコは二十キロほども続いただろうか、ついにスゴサがその駆動音を消す。つまり、ここが終着点だ。用心せよ。【39】へ。
2013-12-14 15:31:14
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【37】 モーティマーは…見つからなかった。無事なのか？そうでないのか？それすら分からない。やがて日が落ちた。君はアジトへと戻る。アジトの前には見覚えの無い車と、見覚えのある男と、見覚えの無い男。タバタとその相棒らしきデッカーだ。
2013-12-14 15:37:12
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【37-2】 タバタは君に同行を持ちかけた。君がニンジャ、あるいはそれに匹敵する者だということは既に知れている。そして…君達の目的は一致している。拒む理由は無い。目的地は「モヌケ・エンタープライズ」なるダミー会社所有の工場だ。君たちは覆面マッポカーに乗り込み、走り出す。→【39】
2013-12-14 15:47:07
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【38】 モーティマーは待っていた。言葉こそ無いが、その目的は明らかだ。幾度ものシュラバを潜った君には分かる。戦いを覚悟した者の、そして止めても止まらぬ者の目だ。モーティマーは君の手を掴み、頭を下げた。その頭を撫でたか、それとも抱き留めたか、あるいは何もしなかったかは君に任せる。
2013-12-14 15:51:20
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【38-2】 君を連れたモーティマーがまず向かったのは彼自身のアパートだった。タタミ六枚分有るか無いかのワンルームには異様な物体が鎮座している。あの日モーティマーが着ていたパワードスーツだ。所々をＰＶＣテープや針金で補修され、欠損部分はジャンクパーツに置き換わっている。
2013-12-14 15:56:09
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【38-3】 だが見よ、瞬くインジケータを、聞け、コンバータの唸りを。それはまだ動く。生きているのだ。数十分の時間をかけモーティマーはそれを身に纏った。彼が四肢を動かす度にスーツはサーボモーターで応える。君とモーティマーはもう一度頷き合った。場所は彼が知っている。さあ【39】へ！
2013-12-14 16:00:37
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【39】 これは…廃工場？それとも集配場？否、いずれにせよフェイクだ。立ち上る活気アトモスフィアが君には見えるだろうか。そしてこの低周波。地下だ。地下に何かがある。君は…あるいは君と相棒…は用心して敷地内へと歩を進める。
2013-12-14 16:05:05
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【39-2】 君はふと生暖かい風に気付いた。出所は…排気ダクト！あつらえ向きの進入路だ。君は太い金網を外し、決断的にエントリーする。滑り台めいたダクトの先はやはり金網のキャットウォーク。眼下には…ナムサン、クレーン、ロボアーム、アーク溶接の火花！明らかに秘密工場だ！
2013-12-14 16:09:47
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【39-3】 最奥部には巨人サイズの拘束ドックが三基、一基にはモーターサスガ、一基には建造中の兄弟機と思しきロボフレーム、そしてもう一基には先程交戦したばかりのモータースゴサが今まさに固定されようとしていた。 君は身を伏せ、工場内の様子を窺う。
2013-12-14 16:15:10
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【39-4】 工場内にひしめくツナギの作業員、君はその中に異質な人物をみとめた。腰にクロオビを巻いた上半身裸の男だ。「…という事だな、タイサ＝サン。プレゼンテーション進捗に遅延は無し。資金フローも健全。懸念材料は誤差範囲内。優良経営その物だ」
2013-12-14 16:21:01
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【39-5】 「ハイ！我々が夢見たＶ字回復、その底は既に脱しました。後は上がるのみ！株価も業績も、そして理念も！」チーフ作業員と会話を交わしながら工場内を練り歩くクロオビ。このキャットウォークの真下に差し掛かった時がアンブッシュのタイミングだ。君は息を潜めその時を待つ。
2013-12-14 16:25:44
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【39-6】 「とは言え…誤差範囲内ではあっても、リスク管理はＣＥＯの重要な仕事だ。私はそれを怠っていたようだな。例えば、だ」クロオビ男が顔を上げた。ナムサン！気づかれていたのだ！「イヤーッ！」クロオビがスリケンを投擲！君はキャットウォークから落下しつつこれを回避、着地！
2013-12-14 16:30:59
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【40】 「お前ら！」君はクロオビ男と対峙しながらその声を聞いた。頭上だ。モーティマーだ。その場に居た全員…君とクロオビを除く…が一斉に顔を上げる。 「アーッ！お前は！お前は！お前は…ウウウ…カエレーッ！」チーフ作業員が悲鳴めいて叫ぶ！作業員達も唱和！「カエレ！」「「カエレ！」」
2013-12-14 16:37:31
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【40-2】 「「「「カーエーレ！カーエーレ」」」」「お前ら。オムラはな」 だがモーティマーは怯まない。怒ったように見えるのは顔の造りがそうだからに過ぎない。「違うんだ。オムラは。モーターは。違う。終わりだ！終わったんだ！ウオオーッ！ウワアアアアアーッ！」
2013-12-14 16:44:27
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【40-3】 モーティマーは意を決したように飛び降りる！自身の体重にパワードスーツを加えその重量は四〇〇キロ超、だがスーツ各部のスラスターはそれをやすやすと支え彼を地上に降ろす！この場にあって彼は唯一君の味方だ…違う、君が彼の味方なのだ！
2013-12-14 16:49:57
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【40-4】 モーティマーに背を預けた君の受けるダメージは、このエピソード中常に【-4】される。「僕が！終わらせる！」モーティマーが吼える！行け！【41】へ！
2013-12-14 16:53:07
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【41】 「ドーモ、オムラ・インダストリＣＥＯ、モーターカネダです。ネズミめ。我らが悲願をなぜ邪魔する？モーター世界を！インダストリを！」君もオジギを返す。工場内にアラートが鳴り響く！モーターカネダは【カラテ：7 HP:8】、ジツこそ持たないが強敵そのものだ。
2013-12-14 16:56:49
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【42】 「グワーッ！」胸の中心に一撃を受けたモーターカネダが吹き飛ぶ！衝撃にその身体が歪み、精密に隠されていたパーティングラインが浮き上がる！そうだ、カネダもまたモータープロダクトの一体だったのだ！ 「ＣＥＯーッ！」タイサと呼ばれたチーフ作業員が駆け寄る！
2013-12-14 17:04:31