スワンプマン・ジョンの意識

『自然状態』でない脳に意識は宿るか? 脳移植から「スワンプマン」の思考実験など、主に脳科学/生物学方面から、脳と意識に関する議論。
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at_akada @at_akada

@shokou5 どちらだったらどうということもないのですが、機械のようなものを見るときに、「その機械の使用目的がわかっているか」って結構大きな違いのような気がしていて、聞いてみました。

2010-02-16 16:12:55
shokou5 @shokou5

むむ…意識的に振舞っていないのですが,僕の場合,実験計画を立てる段階では後者,計測・データ解析では前者,解釈段階で後者に戻る.RT @at_akada 任意の物体Xについて調べるつもりで調べているのか、それとも、脳がどういう機能を持つものなのか、ある程度前提した上で調べているのか

2010-02-16 16:19:21
@boy_smith

@at_akada 任意の物体Xの「目的」が分かっているのかどうかは、そのもの(X)を観察し考察する時にとても重要ですよね. しかし逆に「目的」や「機能」を仮定できないものは観察できない、とも言える気がします. 常に知りたいものを知り、見たいものを見ることしかできない…(?)

2010-02-16 16:19:21
at_akada @at_akada

@boy_smith まあ、「「目的」や「機能」を仮定できないものは観察できない」とまで言っちゃうと、結構強い主張なのでためらいますが、考えていたのはそんな感じのことです。

2010-02-16 16:21:51
HA @AmHdt

@shokou5 @at_akada 僕はロボット(人工物)に意識や心の機能を備え付けるのは不可能だとは考えてません.ただ,スワンプマンは本当に元の人間のようにふるまえるのか?っていうのにはひっかかりを感じています.

2010-02-16 16:24:03
shokou5 @shokou5

身体・環境・社会を記述するのは大変だし,それらを脳への入力として再現するのは困難だ,という主張なら理解・共感できる.けれども,そこに,原理的に到達不可能なものを想定して,人間の尊厳とやらを擁護しようとしているのならば,そんな尊厳は野良犬に食わせてやるぜ.食えなさそうだが.

2010-02-16 16:24:14
@boy_smith

@at_akada 「「目的」や「機能」を仮定できないものは観察できない」は確かに強い主張ですね. アートにはそういう主張を覆そうとする作品が多い気がします. 機能や目的が分からなくても直感的に理解・観察できるものもありますものね…

2010-02-16 16:26:40
迅雷ちゃん @Anklang

スワンプマンがまったく同じってのはどういう前提なんだろう?すごい素朴な本質主義というか実在論というか、そういうものを感じてしまう。

2010-02-16 16:26:48
HA @AmHdt

同じメカニズムをもっていれば,同じように機能するのか?

2010-02-16 16:27:13
shokou5 @shokou5

ものの 由来というのが どのように 物理学的 or 哲学的に 説明されるのか,については 僕が 不勉強なところが あるので スワンプマンについては もうすこし 僕も かんがえてみます.よい 刺激を ありがとう ございます. @AmiHide @at_akada

2010-02-16 16:27:55
@boy_smith

@AmiHide 機能は必ずしも入力と出力の1対1対応を意味しないのでは? よって、同じメカニズムをもっていても、観察される機能は同じとは限らないのではないでしょうか? メカニズムの全貌は観察できても、機能の全貌は観察できませんよね. 道具だって色々な(意外な)使い方があるし.

2010-02-16 16:30:37
shokou5 @shokou5

それは Davidson の前提を疑問に付しているのでしょうか?みんな,とりあえずはその前提 (物理的にはまったく同じ) で議論していると思うのですけれど.RT @Anklang: スワンプマンがまったく同じってのはどういう前提なんだろう?すごい素朴な本質主義というか実在論

2010-02-16 16:32:44
at_akada @at_akada

「スワンプマン・ジョン」という思念が脳裏をよぎったせいで、頭の中でスワンプマンが「アイムスワンプマーン」と言いながら、軽快にスキャットを歌っている!

2010-02-16 16:38:41
shokou5 @shokou5

原理的に 到達不可能なものに もとづいた ひとや こころの 境界策定が どのような 「ヒューマニズム」に いたってきたか,いたりうるか,を 自覚していない ひとに対して いきどおるのですね.そうゆう ひとは みずからの 善意さえ 確信していたりしますね.それは 歴史です!

2010-02-16 16:40:22