文化審議会著作権分科会出版関連小委員会(第9回2013/12/20)実況ツイート #知財ネタ #著作権
10:34 金原委員:一体的に設定した上で電子を出さなかった場合、それを理由に消滅請求をされた場合、紙も含めて消滅するのかという点は、まずはきちんと著者との話し合いだが、
2013-12-20 10:45:4310:35 吉村委員:ちょっとよくわからないが、片方ができないという状態に陥るようなものをそもそも一体的に設定することは理解できない。一体的に設定したなら一方ができなかった場合は一体的に消滅するべき。
2013-12-20 10:45:5010:37 ちば委員:さきほどから著作者と出版社がよく話し合えばいいといわれているが、今までそうではなかったからこういう状況になっている。私どもも今まで出版社任せの部分はあったが、これからはしっかりするという確認をしたい。
2013-12-20 10:46:1010:39 永江委員:まず電子で出して売れたら紙という場合もあるが、売れなくて紙は出さず電子のみということもある。そのような場合に電子も紙も消滅請求では、ハードルが高くなり、著者の利益にもならない。
2013-12-20 10:49:3810:41 松田委員:消滅の点について、法律的には紙と電子が別々の契約だということにしないと一体的に消滅することになる。一体化の場合には著作者の方が脅威に受け取る、別建ての場合でも出版社からの説明が大事。いずれにしても十分な話し合いをしてほしい。
2013-12-20 10:50:1510:43 あんびる委員:仲裁機関は中立的な立場によるものであるべきで、出版業界が設置すべきものではない、著作者も交えた中立的な機関にしてほしい。また出版社の取り組みについて、出版業界の総意としてはっきりしてほしい。
2013-12-20 10:50:5110:45 土肥主査:出版業界の総意をこの場で述べられる方がここにいらっしゃるかどうか・・・・あんびる委員はどなたが適当と思われますか→あんびる委員:金原委員にお願いしたい(会場笑)
2013-12-20 10:50:5710:47 金原委員:心情としては出版界の総意として発言したいが多くの出版社があり、そこまでは申し上げられない。ただ、書協として努力はする。また著作者の方にもどんどん注文を付けてもらって出版社とよく話し合ってほしい。
2013-12-20 10:54:4810:50 堀内委員:あんびる委員ご指摘の仲裁機関設立については、出版業界での検討の中で裁判よりも費用などの点でも手軽にということで発案されたもの。実際の設立にあたっては著作者団体とも相談して、弁護士等の中立的な専門家に委託する形を考えている。
2013-12-20 10:55:4710:51 瀬尾委員:出版社はさまざまで多様性があってそこが多様な文化に繋がっている。。そこで出版社の総意をと言っても難しい。ここまで議論を重ねて報告書としてまとめたのだから、ここから先は内閣法制局等との調整で立法に向かうべき。
2013-12-20 11:00:3510:55 里中委員:今までの経験からは出版社側の説明は「出版社がすでに著作隣接権を持っている」という前提、著者も出版社の担当も著作権に詳しくないまま、出版社の意向が反映されたきた/*続く
2013-12-20 11:01:58*続き/里中委員:時代の変化にあわせて、権利をどう守るか、より良い出版環境を整えるかが大事。現場で著者に会う出版社の人がまっとうかどうか、驚くべき事例もある。/*続く
2013-12-20 11:02:21*続き/里中委員:最近相談された事例で、ある著者が契約を解除しようとしたら、出版社の担当者は「過去のものも含めて出版社がすべて権利をもつと国の法律で決まっている」と説明したそうだ・・・/*続く
2013-12-20 11:02:40*続き/里中委員;感情的な事例を紹介したが、ここでの議論を機会にもう少し明るい環境になってほしいと思う。著作権法、契約について、著作者にわかりやすい説明、契約書等。・・・・・・・(と延々)
2013-12-20 11:04:1411:03 河村委員:紙と電子の一体的設定について、実質的には差異はないとまとめられたが、であるならば、出版社の方々が一体的設定にあれほどこだわった理由が理解できない。実際には大きな違いがあってそれが隠されているのではと懸念。一体的設定でなにかしらの違いが生じることのないように。
2013-12-20 11:05:5411:05 大渕委員:一体的設定について(この場に法律家は少ないのだが云々から始まり、種々述べられるが、聞き取りづらく・・・)、プロセスの話であり、契約をきちんとすればよいと思う。
2013-12-20 11:09:5511:09 土肥主査:ご心配もいろいろあるようだが、出版社側からも努力する表明があり、また中立的な仲裁機関の設置等、運用の取り組みになる。どうしても修正してほしいという意見はないようなのでこのままとし、次の部分に行きたい。
2013-12-20 11:11:36[中立的な仲裁機関は新設が想定されているようだけど、既存の仲裁機関(法務省認証済み)として、日本知的財産仲裁センター(日本弁護士連合会と日本弁理士会の共同運営) http://t.co/Bgvoqg4cCo 等との連携という線はないのかなぁ]
2013-12-20 11:13:5111:11 堀内委員:契約による対応、努力を主とする報告書と理解している。努力はするが限界もあり、今後も必要に応じて検討が行われることを期待している。
2013-12-20 11:15:0611:12 金原委員:法律だけでは解決できるものでもない。文化庁や経済産業省との連携で海賊版対策を進める必要がある。
2013-12-20 11:15:5111:15 小林委員::電子化によって Text to Speech ができ、これまで本を読めなかった人が聞けるようになるというメリットも認識してほしい。
2013-12-20 11:26:22