「でまぁそういうのをずっとやると刺激から逃げるため、這ったり、倒れこんだりしながら立ち上がっっち少しずつ歩いたりとか出来るようになってきて、刺激を増やそうと積み木をばら撒いたんです。よけるとかを覚えたらいいなと思って」
2013-12-26 23:20:58「言い忘れてたんで行っときますが、みんなと最初の自我が伴って起こる行動は何かって考えた事があって何かを話した時誰かが暴力だって言ったんですよ。自分が生きるため受動的ではなく能動的にやる行動は攻撃だろうつまり暴力だと」
2013-12-26 23:24:18「そんな話をしてしばらくロボットは積み木を踏んだり躓いて転んだりとかを繰り返して3ヶ月ぐらいがたって、積み木に触り出したんです。そういうのは今までもあったんで気に留めなかったんですが、それから毎日触ったり時折転がしたりしては動き回り踏みつけたり動けなくなってじっとしてたり」
2013-12-26 23:27:25「それからは見た目ではわからないんですが、データで見ると積み木への接触が増えて行ったんですね、意味もなく転がしているようだったんですけども、6ヶ月くらいして誰かが言ったんですよ これは掃除をしているんじゃないかって」
2013-12-26 23:30:32積み木は接触が満遍なくなるようにランダムに置いていたのが、少しずつ端っこによってたんですね、転んだりして偏ったりしたので定期的に配置し直してたんですが、その頻度が多くなってるのがデータからわかって、試しに積み木をもっと増やして足の踏み場がないくらいにしてみたんです。」
2013-12-26 23:33:36しばらくは普段と変わらなかったんですが、少しずつ積み木を投げる動作が増えてきて、バラバラの方向に投げていたのが学習を繰り返し少しずつ一定の方向に投げるようになったんです。光が一番当たる場所に積み木を寄せてるのがわかって、本当に掃除を彼女は始めていたんですよ!
2013-12-26 23:36:30これで自我を彼女が持ったんじゃないか?という風になったんですがなんでそれが掃除だったのかわからなかったので、掃除について考えたんです。それこそ大人が掃除ってなんだっけと毎日風呂にも入らずに言い合って
2013-12-26 23:38:29人は自然と人口との境界を乱すものに恐怖を感じ汚いと感じる。自然というのは混沌として生命の危機が常に存在している。食べ物の腐敗を人が嫌がるのも食べ物や肉体を自然へと取り込もうとする働きへの逃避であり病気から身を守るための危機回避の感情であるからである。
2013-12-26 23:42:52そして、人が綺麗と感じるのは混沌とした自然と隔絶した生存のための空間であるというようなのを見つけてこれだと思いました。彼女は自分に危険な目を合わす自然へと恐怖を持ちはじめて抗おうと途方もない試行錯誤を繰り返し、自分を脅かそうとする自然へと戦いを挑んだんですね
2013-12-26 23:46:18彼女にとって全てを混沌へと飲み込もうとする自然は積み木であったり強烈なライトであって、生存を脅かす自然に対して掃除をすることで生きるための場所を作るため自分が生きるため自然への暴力を始めたんです。
2013-12-26 23:48:52みたいなことを表紙についてのツイートを見てから家に帰ってご飯を食べてる間考えてたんですけど、うわぁ...うわぁ...もう12時になっちゃうじゃないですか...
2013-12-26 23:50:33こういう話、神林長平だったら暴力とコミュニケーションについてねっとりじっくり書いた後掃除にうまく続けられるんでしょうね...
2013-12-26 23:54:44でも、コミュニケーションが自分以外の何かに働きかけることだとしたら、掃除は混沌として制御されない恐ろしい自然に対してのコミュニケーションですし、自然に対抗するための攻撃で暴力ですよね(こじらせた文系みたいなことを言い出す。
2013-12-26 23:56:59文才がある人ならこういう視点からあの人工知能学会の表紙で自分のために掃除をするロボットを書いたらすごく面白いと思うんですよ!!!もう何時間も前からいってますが
2013-12-26 23:59:11例えば直角で構成された障子とか美しいと言われますが、あれも木材を自然には存在しない形に成形して、制御した自然だから美しいとかいう話をしてくれた人がいました。
2013-12-27 00:04:24畳が美しいのもあれが天然素材だからではなくて、侵食する自然が制御され人工物に落とし込まれているから美しいと思うのかもしれません。
2013-12-27 00:05:26美しいとかんじるのは、自然と戦うことを決めた人の決意の表れなのかもしれません(こじらせた文系みたいな発言
2013-12-27 00:06:20