- kizineko07
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学び取れるのは既存秩序に満足せず、これにチャレンジしようとする新興国は早めに封じ込めたほうがいいだろうということ。中国は100年前のアメリカに似ている(成長過程が)との見方があるが、性質はドイツに近い。
2010-10-19 17:25:15従ってリアリストによれば「世界を改革するためには、人はこれらの力に逆らわずに、むしろその力に沿って事を進めなければならない」のです。よってリアリズムは「絶対善の実現よりもむしろ、より少ない悪の実現を目ざすわけである」というスタイルをとります。
2010-10-19 17:25:41しかしながら、ユートピアンの世界観が一面的であるように、リアリストの世界観もまた一面的なのです。パワーと主権国家を重視するリアリストの旧態依然とした世界観は、国際制度、貿易、NGO、法や規範といった力以外の要素を、時として軽視しすぎます。
2010-10-19 17:27:19ために、リアリストの陥りがちな問題点は、現実的であると自称しながら、その実は「古い現実」に凝り固まっているだけであり、従って進歩発展への動きにも理解にも欠けるということです。
2010-10-19 17:28:49実際に世界を進歩させていくのは、某国連機関の第一回会議で述べられたように「我々は幻想的だと言われるかもしれない。しかし今日の現実はまた、かつての幻想であった。今日の幻想は、明日の現実であるかもしれない」というような勇気ある虚勢から生まれてくるものだからです。
2010-10-19 17:33:56実際のところ、民主主義の普遍的な価値観とやらの普及や、世界的な規範意識の形成、NGOの活躍、国際機構の発展、グローバル化や複合的相互依存により、今日の世界で戦争において、戦争の蓋然性が著しく下がっていることは、明らかに事実です。
2010-10-19 17:36:16自己催眠ですな。願えばそのうち二次元の世界にいける!とさして変わらないw RT @zyesuta 「我々は幻想的だと言われるかもしれない。しかし今日の現実はまた、かつての幻想であった。今日の幻想は、明日の現実であるかもしれない」
2010-10-19 17:36:23そういった変化に目をつぶるのであれば、リアリズムは現実から遠ざかっていくでしょう。ただしそういった変化を過信し、だから戦争は起こらなくなったと言い切ったならば、恐らく先人たちと同じ間違いを犯すことになるのでしょう。
2010-10-19 17:37:39まあ核兵器のおかげなんですけどね。 RT @zyesuta 民主主義の普遍的な価値観とやらの普及や、世界的な規範意識の形成、NGOの活躍、国際機構の発展、グローバル化や複合的相互依存により、今日の世界で戦争において、戦争の蓋然性が著しく下がっていることは、明らかに事実です。
2010-10-19 17:38:52現状のところ、起こるかもしれない紛争に対処し、あるいは予防して国益を防衛するためにはリアリズムがいう現実に目を向けねばならないが、しかしドグマティックなまでにリアリストであればかえって新しい現実を見失うことになってしまう、といったところでしょうか。
2010-10-19 17:41:34普遍的な価値の普及、という情熱めいたものがイラク戦争の背景の一つですし、世界的な規範意識というのは紙の上(レトリック)にとどまっているのが残念なところ。国際機構、というけど大国間は核の存在があるし、小国は大国の軍事制裁があるから(グルジアは例外w)
2010-10-19 17:43:23@daichi_at_KCL 身も蓋もない。でもそれはそうですよね。後、民主主義国だとみなしてもらえる国で有力なところはだいたいアメリカと同盟してるってことも。
2010-10-19 17:44:23グローバル化、複合相互依存が進む一方でこれから切り離されている国もわずかながらあります。こういうところには上記二つは働きません。働いているとすれば国際規範、合意に基づいた経済制裁の類で軍事力強化を困難にするのと、アメリカの威圧と。
2010-10-19 17:46:32