「伴走型支援とは何か〜生活困窮者支援の現場から〜」北九州ホームレス支援機構代表 奥田知志氏講演【Twitter実況まとめ】
- kaipapa2shin
- 14273
- 0
- 1
- 321
渡辺「原因のひとつとして、支援者が本人不在の支援をすることがわかった。抱え込みやたらいまわし、その結果としてのフェードアウト。また、本人がたどり着けないという未発見。」#孤立しない1
2013-12-28 16:13:28渡辺「相談事業についていえば、奥田さんのことばを借りれば、伴走型支援がないままにふりわけられている状態。相談窓口で信頼関係が構築される前につながってしまう。本人が戻る先がない。」#孤立しない1
2013-12-28 16:14:58渡辺「わたしたちは、現在の「相談窓口」の在り方が、支援における「かかえこみ」「フェードアウト」「たらいまわし」「そもそも窓口に相談に行けない」という問題を生んでいる(ひいては孤立を生んでいる)のではないかという仮説をもって⇒続く #孤立しない1
2013-12-28 16:15:02渡辺「続き⇒ 「複数の困難を同時に抱える生活困窮者へのヒアリング調査に基づく、 当事者サイドからみた相談支援事業のあり方に関する研究」 をしています」 #孤立しない1
2013-12-28 16:15:27今までの孤立を生む相談窓口の図 #孤立しない1 http://t.co/8NagIzK5Ko
2013-12-28 16:15:57渡辺「今回の調査の仮説。総合相談窓口の機能として、重複した困難を抱えた相談者には、まずアウトリーチ、発見する機能が必要ではないか。そして、本人に同行してついていく機能が必要では」#孤立しない1
2013-12-28 16:16:34渡辺「同時並行で様々な支援機関とつなぎながら、伴走型支援をする総合相談窓口。いつでも戻れる、あわないとわかればコーディネートし直せる、本人中心の柔軟な会議が開ける。これが総合相談窓口に必要なのではという仮説をもって調査を進めている」#孤立しない1
2013-12-28 16:18:14草の根が考えた孤立を生みにくい、本人を中心とした支援を実現するための相談窓口の図 #孤立しない1 http://t.co/8WX2QDxAIZ
2013-12-28 16:17:53渡辺「この『本人中心の支援のための相談窓口」の仮説を検証すべく、『複数の困りごとを抱えて色んなところに相談に行って辛い思いもしたが、いまはどこかの支援機関につながって安心して暮らしている当事者の方』に聞き取り調査をしている」 #孤立しない1
2013-12-28 16:19:24渡辺「今ヒアリングをしているのは、社会的孤立の状態から包摂の状態になっている本人。1.現在の支援機関にたどり着くまでのプロセス、失敗してきた過去にどう傷ついて何がうまく行かなかったのか。2.現在の支援機関との出会い。たどりついたきっかけ、これまでの支援機関との違い」#孤立しない1
2013-12-28 16:20:45渡辺「3.孤立からの会報につながった理由。今の支援者と支援機関とどのように信頼関係をつくっていったか。」#孤立しない1
2013-12-28 16:21:31渡辺「聞き取りのポイント 1)どうして今までほかの支援機関ではうまくいかなかったか 2)現在の支援機関にどうたどりついたか、今までの支援機関との違い 3)孤立からの解放につながったきっかけ、その時の支援機関の関わり」 #孤立しない1
2013-12-28 16:20:44パネルディスカッションに入りました。調査に実際に行っているメンバーからの実感のこもった報告です。#孤立しない1 http://t.co/OkAX8Xo8Kj
2013-12-28 16:24:59ここから実際に調査に行っているメンバーからの報告です。 石黒調査員「これまでにも支援や調査を行ってきたが、本人からお話をうかがう中で、いかに自分がアセスメントで来ていなかったのかを反省した。」#孤立しない1
2013-12-28 16:26:20永井調査員「実際にお聞きしたケースから。支援機関が自分の支援だけでなく、家族の支援も同時に行ってくれた。「家族にかかわってくれたのはその人が始めてだ。自分の事をねぎらってくれる人は始めて。」と言ってくれた言葉が印象的」 #孤立しない1
2013-12-28 16:29:59永井調査員「甘えてはいけないと周りに頼れない、誰にも言えない状態だった女性のケース。先生が○○ちゃんと呼んでくれた、自分をきちんと見てくれて声をかけてくれることから、自分のありのままを受け止められたと感じられるように。」#孤立しない1
2013-12-28 16:32:42永井調査員「自己肯定感が低かった子ども。自分のありのままを受け止めてくれる先生の関わりによって、自己肯定感が上がった。」#孤立しない1
2013-12-28 16:33:29永井調査員「印象に残った言葉。障害のあるなしに関わらず、困っている人がいたら助けに行きたい。自分のスタッフには「自分が楽になるからということで仕組みを作らないで欲しい」と言っている。」#孤立しない1
2013-12-28 16:33:40ささしまサポートセンター定森「誰に助けられた?という名前ででてくるのが、地元のおばあちゃん。支援機関がひきあわせた。地域の人たちが自分のことを考えてくれてるんだと言うことを実感できる。」#孤立しない1
2013-12-28 16:36:45奥田「もっと聞きたい。どう手をうつか、誰が手をうつかということが大切だなと思う。また、時間をかけてかかわるということも大事。伴走型支援はつなぎと戻し。時間軸が長い。」#孤立しない1
2013-12-28 16:39:23奥田「地域資源とつなぐということはよくいわれてきた。戻す機能を持った相談事業所であるかどうかが分かれ目。つなぐ=投げ渡しになっていないか。」#孤立しない1
2013-12-28 16:40:16奥田「つなぐ、ともどしが必要。Bにつないだ後、ケースワーカーAは関わることができない。そういう仕組みになっている。だが、伴走型支援の家族機能があれば、Bにつないだ後にAが見に行って『ひどい施設だ』とわかったら、繋ぎ直すことができる」#孤立しない1
2013-12-28 16:42:17