【coiffeur発声練習講座】第十回:共鳴腔

共鳴腔とその簡単な使い方についてまとめています
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coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

今日は共鳴腔について呟いてみます。具体的な練習とかではないですが、知っていると自分の声色をコントロールする助けになると思うので、よければお付き合いください

2013-12-10 21:47:27
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

・共鳴腔って? 平たく言うとこの図のスカスカの部分。人によっては胸部を含める人もいます。声帯から発生した音の特定の周波数の成分を強めたり弱めたりして、声色を決定づけます

2013-12-10 21:53:22
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

なぜ図を貼り忘れるのか…失礼いたしました… http://t.co/j6I71EvEN2

2013-12-10 21:54:53
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coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

・主な共鳴腔は? 1.口腔 2.鼻腔 3.喉頭 4.胸部(?) この順に紹介します

2013-12-10 22:00:22
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

1.口腔 図の舌の上のあたりの空間。一番ダイナミックに動き、母音を決定づけます。扱うには軟口蓋、硬口蓋と舌のコントロールが重要です。

2013-12-10 22:06:52
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

下顎も追加で。ごめんなさい… ・軟口蓋 上げると柔らかな響きに。コーラス向け ・硬口蓋 上げると硬い響きに。リード向け ・舌 舌根を下げる(力を抜く)とより空間が取れる。 ・下顎 奥歯からダランと下げるようにするとより空間が取れる。

2013-12-10 22:19:06
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

因みに日本人は世界平均と比べると、口腔に対して舌が大きい人が多いそうです。海外のプロをカバーする人は舌のポジショニングに気を使うと、ステップアップできるかもしれません

2013-12-10 22:22:14
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

2.鼻腔 図を見ると分かる通り、かなりの広さがあり、ここが使いこなせるかどうかで声の質が全く異なります。 主に呼吸法を改善することで使えるようになることが多いですが、体感では目をぱっちり開くと上咽頭あたりが上がって少し響きやすくなる気がします

2013-12-10 22:28:42
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

コツとしては息を上顎に沿って流すことと、ハミングでしっかり鼻筋まで響きを乗せてから練習するなどでしょうか。一旦響きはじめると、楽に声が出るようになると思います。響きの焦点ができるのも鼻腔じゃないかな?

2013-12-10 22:37:56
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

3.咽頭・喉頭 声門と口腔や鼻腔の間。主に喉仏を下げることで長く空間を取り、響きを豊かにします

2013-12-10 22:44:31
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

喉仏を直接下げようとすると喉に力が入りがちです。 ・奥歯を離す ・輪状骨(喉仏のさらに下の骨)を下げる ・軟口蓋を上げる と自然と下がるので、お試しを。個人的にはアカペラなら軟口蓋を上げるくらいが丁度いい気がします。

2013-12-10 22:48:46
coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

4.胸部 定義的に共鳴腔に入るのかは分からないんですが、ついでに。 低音域を鳴らす時には必要。主に息を太く多く送ることと、身体を開いて力を抜くことで鳴らせます。人によっては足のつま先まで震えるとか?

2013-12-10 22:53:17

硬口蓋を上げる感覚は?

coiffeur(コワフュール) @barber_coiffeur

@yachapella 感覚としては釣り糸で斜め前方上に引っ張られる感じでしょうか。 上の歯が見えるような感じで口を開けたり、やはり目を開けると上がります。 後は「口を下だけでなく斜め上に開きなさい」と言われたこともありますね

2013-12-10 22:33:47