療育と教育の違いって?の疑問からのあたしの「教育観」

「あなたがやっているのは医療では?」と言われ、「療育」と「教育」の違いってなんだろう?と考えてみた。 その疑問自体に違和感を感じ、なぜ違和感を感じたのかをもやもや考えてみたら自分の「教育観」のようなものが少しずつ見えてきた。
4
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

大切なのは、どの手段を使うか?よりも、選択した手段を使うことが本当にその子の「自立と自己実現」に向かっているのか何度も何度も確認し返すこと。

2014-01-09 13:09:40
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

選択した手段が「自立と自己実現」に向かっていないのであれば、別の引き出しから別の手段を提案したらいい。一人でできる手段は限られているから、だからチームが必要。

2014-01-09 13:11:06
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

「学び手は常に正しい」とよく言われるが、どの手段が正しいかはいつも子どもが教えてくれる。

2014-01-09 13:12:26
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

だから大切なのは、私たちは何のために教育をしているのか?(=自立と自己実現)ということと、「学び手は常に正しい」とこと、この2点を忘れなければ、ブレない。

2014-01-09 13:15:21
Hいろ@E笑顔 @iro_eeegao

@akinaln こんにちは、初めまして。 私は、その[手段]の使い方、捉え方によって療育は教育になることができ、また逆もそうなることができる、と考えています。 どちらも受け手側の捉え方でいくらでも応用が効くように感じています。

2014-01-09 13:16:27
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

療育者も教育者もそれを忘れてしまう。どの手段を選ぶかは重要な問題ではないのに、手段にこだわり、それを押し付けてしまう。そして学び手である子どもの反応を自分の都合が良いように解釈してしまう。

2014-01-09 13:18:57
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

大切なのは、常に「この子にとって良い手段は何かしら?」と探し続けることなのである。私が思う「良い指導者」は常に探し続けている指導者である。

2014-01-09 13:20:07
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

. @nofuture_now はじめまして。ありがとうございます!そうなんです。療育の手段も教育の手段も、子どもの自立と自己実現のための「ワザ」だと思っています。

2014-01-09 13:23:01
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

いつのまにか確認作業を忘れてしまうのですよね><大事なのに。RT @nofuture_now そして、おっしゃる通りで、確認していかないといくら素晴らしい手段でも、的外れになってしまうから、手段の有効活用がしたいです。確認、大切ですね。 子育てに参考にします!

2014-01-09 13:23:32
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

あー違和感を感じていた理由が分かった。私の中では「医療」とか「教育」とか「福祉」とか全く分けて考えていないんだ。その子がはっぴーになるためであれば、いろんなワザ使えばいいじゃん!と思っているんだ。

2014-01-09 13:25:11
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

どんな手段使ってもいいじゃん。ただ、どの手段使う人も大切なのは、子どもの反応を見ながら本当にそれがこの子にとっていいのかしら…って確認し続け、探し続けることじゃん。それがほんものの「専門家」だ。

2014-01-09 13:27:00
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

だから、「それって医療じゃないの?」とか「福祉じゃないの?」「教育の役割?」なんて分ける必要なんてない。それがその子にとってベストと思うのであれば、なんだってやりゃいい。ただ、押し付けないで、探し続けなきゃならない。

2014-01-09 13:28:43
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

だから、どの手段を使っている人でも、常に探し続けている人は超魅力的だと思うし、尊敬する。探すことをやめている人には興味ない。

2014-01-09 13:29:25
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

私が毎回研修で一番マインドセットしているのはそこ。「指導に正解なんてない。正解を教えてくれるのは子どもだ。探し続けるのが正解だ」

2014-01-09 13:31:40
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

こんにちは!そうなんですね!忘れがちだけどこれが本質ですね!RT @robipion こんにちは。私がイメージしていた支援者の「センス」が正にそれです!RT@akinaln 子どもの反応を見ながら本当にそれがこの子にとっていいのかしら…って確認し続け、探し続けること

2014-01-09 13:34:51
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ありがとうございます!今度親御さん集めて座談会しましょー!RT @misojosynariz すごく親寄り、こども目線なあきなさんだからこそ私もすごくシンパシーを感じるんだと思います。 療育は丁寧な子育てです、と言った人もいましたね

2014-01-09 13:35:31
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

まとめよう。あたしにとっては、療育にしても教育にしても福祉でも医療でも ①子どもの今と将来のはっぴーが目的 ②それを実現するための手段は引き出しとしてたくさん持っておく ③選択した手段が適切かどうかを教えてくれるのは学び手である子ども (続く

2014-01-09 13:38:26
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

(続き) ④「学び手は常に正しい」を忘れずに手段を更新し続け、探し続けられるのが専門家 そのため「どの手段が正しいか」の議論は、子どもによって異なるため無駄。どんな手段を選択しようと、探し続けられることが大事。

2014-01-09 13:41:56
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

これが私の「教育観」のなんだと思う。

2014-01-09 13:42:59
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

療育やってようが、教育やってようが、教員だろうが、教授だろうが、常に子どもにとってのベターを探し続けている人が大好き。常に貪欲に学び続けている。「正しさ」を叫んだり、ちゃんと見ずに批判したり、他の手段を知ろうともしない人は嫌い。

2014-01-09 13:51:20
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

素敵!!RT @robipion 確かフランス語で「研究者」のことをchercheur(探す人)って言ったと思う。

2014-01-09 13:51:50