「住民ハ理論ニ信頼セズ」の意味

早川由紀夫 @HayakawaYukio

「住民ハ理論ニ信頼セズ」は、桜島1914年噴火による犠牲者を悼んだ石碑に書かれた文字。住民が科学を信用しなかったの意味ではない。科学にだけ頼るのはやめて危険だと感じたら逃げなさいと諭している。教えられるところ多い。東桜島小学校の校庭の隅にいまもある（と思う）。

Ryusuke IMURA @tigers_1964

今も石碑はあります。一昨年に牛山さんを案内しました。@HayakawaYukio

早川由紀夫 @HayakawaYukio

鹿児島測候所に問い合わせたら「噴火なし」と答えが返ったことへの悔恨の思いは、たしかにあったようだ。しかし58人の死者のほとんどは桜島の噴火中に起こったM7.1地震の犠牲者である。冬の海に入って命を失ったのはわずか数人である。

Ryusuke IMURA @tigers_1964

科学不信の碑と言われるけれど、早川さんの言うように「科学を過信せず、自分で危険を感じたら逃げなさい」という意味だと思う。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

桜島大正噴火犠牲者の半数以上が地震による （2008年2月17日稿）http://t.co/lm01hm8L67

Ryusuke IMURA @tigers_1964

「科学不信の碑」って誰が言いだしたんだ？

Ryusuke IMURA @tigers_1964

石原さんもこう言っています。→この碑を「科学不信の碑」と解説する人もいますが、あまりにも一面的です。大噴火は将来も必ず起きるという認識のもとで、理論や情報への盲信を戒め、住民自らの災害に対する備えを説いた・・・教訓というべきでしょう。http://t.co/F238mwxC3h

Ryusuke IMURA @tigers_1964

『復刻　桜島噴火記 住民ハ理論ニ信頼セズ･･･』（http://t.co/5qroC60adx）は、噴火警報を出す義務を（自ら）負った気象庁・気象台の人たち必読の本だろう。「理論」が自分達であるという自覚を持ってほしいものだ。