Z.O.E Dolores,i感想
とはいいつつ次回はなかなかのコメディ回だそうだが、家族としてひとまず完成を迎えたリンクス一家が、それぞれの恋模様や家族関係を目のあたりにしてどう動くのか。また物語が自分達だけでなく惑星規模へとなろうとしているZOE。
2014-01-19 02:50:19個人的にホームコメディ・スペースオペラなロボットアニメがZOEになるのかなーと。家族関係の描写については作風や規模は異なるがザンボットやファフナーのように上手く惹かれるのが正直な所。
2014-01-19 02:51:35無事最後まで見終わった。ダディ・ミーツ・ロボット、ダディ・ミーツ・ファミリーだろうか、やはり。最後までジェイムズ、ドロレスのキャラとそしてリンクス一家の絆についてブレる事がなかったとの印象だった。ファミリー・スペース・ロボットアクションとして素晴らしいクオリティだった。
2014-01-19 15:41:46特にジェイムズ、ドロレスが強烈なキャラクターでもあり、前者はお父さんとして理想的であり、後者は可愛らしさと無縁の外見の彼女が桑島さんの演技を聞くだけで可愛いように思えてしまう。桑島さんのファンならばそこで触れておいて損はしないと思う。
2014-01-19 15:43:12そして後半の展開については火星側の若干キャラクター描写が薄かった所が作画以外では唯一の欠点になるかもしれない。ナフスが後半でドロレスの方へ感情が移入していた所もあったのかもしれないが、ドロレス・ラリー・アクセルの義理の親子についてのドラマはもう少し上手く展開出来たかも知れない。
2014-01-19 15:44:42あとノウマンとやらナフスが一目を置く実力者がいつの間にかフェードアウトしてしまったり、ヤンが自分に顔を似せた分身たちを何故前線へ送っていたか等の謎が分からなかったりとそこも惜しい点。後者はもしかしたらOVAで分かるのかもしれないけれども。
2014-01-19 15:46:07とはいいつつ、そこの辺りのドラマは家族のドラマとしては若干外れている所もあり、案外そこまで触れなくても良いのかもしれない。レベッカ関係はもう少し出来たかもしてないとは思うがそれ以外は作風としてそこまで問題がなかったような感じかも。
2014-01-19 15:47:37あとどうやらOVAではナフスがラダムとして主人公を務めており、どうやらラダムとドロレスの死別はそこ辺りで詳しく描かれるそうで。OVAの主人公がTVシリーズで散ると書くとちょっと戸惑うかもしれないが、いわば敵サイドの話と考えれば良いのかもしれない。
2014-01-19 15:49:22@nanashiborger ノウマンと登場機アヌビスはゲームのシリーズで中核になる敵キャラなので事実上ゲームファンへのサービスと世界観の繋がりを持たせたポジションだったと思います。
2014-01-19 15:49:58@absolute0masii なるほどです。ゲームとのタイアップの意味があったキャラでしたか。全然登場しなかったので気になりましたが何と無く納得ができました。
2014-01-19 15:51:01いずれにせよ左程ストレスも感じることなかった。終盤からの展開も特に作風が強く変わったわけでなく、自然とホームドラマのまま最終決戦に傾いた感じだろうか。
2014-01-19 15:52:34第17話……レイチェルへの再会を前にして、ジェイムズがマニュアル本と別れを告げるネタは父親として確かに成長した事を感じさせるかのような内容。それもまたマニュアル本の作者が息子との関係に悩んでいるとの描写も面白い試みだったかと。
2014-01-19 15:53:56実際に今までそのマニュアル通りに行動をしてきたジェイムズが、その作者に目の前で父としての行動を導いていく所に父親としての成長を感じさせる。どちらも結論が息子を父より先に死なせてはいけないドラマに辿りつく所も面白かったかと。
2014-01-19 15:54:55第18話……ニコライとの決闘に関しては、ニコライと弟の関係や同じ顔の刺客として振る舞わなければならなかったドラマ辺りをもう少し書いても良かったかもしれない。久々のエマージェンシーモードもちょっとそこまでドラマが展開出来なかったのは惜しいかもしれない。
2014-01-19 15:56:19ただ、ニコライもまた親しい人と死別した事から復讐の道を歩んだ点は後のナフスを彷彿させる人のような印象。何か彼がナフスの下で戦う事を嫌っていた描写があるが、そこに関しては意外と似た者同士だったのかもしれないとか……?
2014-01-19 15:58:09第19話……地球と火星の決戦が勃発し、レイチェルの救出劇、そしてドロレスのパワーアップイベントと詰め込んだテーマのはずなのだが、バランス良く構成が取れていた感じ。終盤にさしかかる前のホームドラマに決着を付けようとするかのような勢い。
2014-01-19 15:59:36ドロレスのパワーアップドラマは外部からの武器の取り付けではなく、ドロレスのコンピューターに意識を飛ばしてプロテクトを解放する展開がちょっと珍しい。コンピューターでの脳内世界がいわゆる不思議の国のアリスのような世界観で、兎姿のジェイムズが奔走する姿はなかなかシュール。
2014-01-19 16:01:11そのパワーアップイベントについては、ラプターをコントロールするギミックだが、次回でその能力により数で劣る状況をカバーする為の能力でもあるとのフォローが面白かったり。強烈な質を持つリーダー機が率先して量産型ポジを操る発想
2014-01-19 16:02:31そして家族のドラマに関しては、久々に一家全員が団結して行動する所に母親の救出劇との題材もあり繋がりを感じさせてくれる。その後レイチェルが状況を知らずジェイムズを平手打ちした事に対して、ノエルが彼女の頬を叩くドラマは、ジェイムズよりレイチェルを毛嫌いしていた彼女だと説得力がある。
2014-01-19 16:03:51そこから家族全員が悪かったとそれぞれの過ちに気付いて和解するドラマもあっさりと締めた感じ。それ以降母が加わっても家庭の雰囲気がそこまで変わらない件はレイチェルもまた本質としてはやはりリンクス一家の人間だったということで。
2014-01-19 16:06:23第20話……ドロレスの背景が明らかになり、火星と地球の命運の前に、自分達が関わっていた事としてけじめをつけなければまっとうに生きられないとの件は、彼らの負い目とゲストキャラの交流とかを考えると自然。キャラの行動と話の流れに筋が通っている上で路線を変えている感じ。
2014-01-19 16:08:43第21話……前々回から登場していたドロレスのコントロールに入ったラプターが彼女の味方として散るドラマに関しては、短い尺の割にそこそこ2機の交流を描けていたのでちょっとしんみりしてしまう。言葉をしゃべれない分仕草で表現している所が妙に可愛かったはぐれラプター。
2014-01-19 16:10:11もう一つの見どころとしては本当に容赦なくなったバーンのキャラについて。ドロレスに助けられた少女が今度はバーンにより命の危機に陥る所を見ると。彼が取り返しのつかない所まで来てしまったと感じ、サメジが初めて彼に反発する行動を取るのも分からなくもない。
2014-01-19 16:11:15