2013/11/25 第5回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会
- Sucha_Para
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規制庁・山形:国会事故調報告で「直流喪失後も交流が働き続けていたことはない」とあるが、直流・交流色々な機器で構成されている。一部を失っても、生き残る部分はあるので、シナリオが存在しないとは、言い切れないのではないか。
2013-11-25 19:09:12更田委員:国会事故調が『存在しない』と否定したシナリオが、存在するし、1階・地下1階、各機器・分電盤の配置を考えても、シナリオが十分にあり得るというのがこの資料の説明。
2013-11-25 19:14:32渡邉:P26。“隔離弁のフェイルセーフ~”隔離弁にはフェイルセーフはない。電源がないと動かないので。この場合は、『フェイルアズイズ』でフェイルセーフの考え方は適用されてない。回路だけに絞って書いて頂きたい。
2013-11-25 19:32:06渡邉:P26の「確認事項の整理」(隔離弁のフェイルセーフ機能・非常用復水器(A系)の作動状況)この2つをはっきりさせ、何に持っていこうとしてるのか見えない。特に2つ目の1Cについて。これだけを議論しても意味が無い。
2013-11-25 19:36:36更田:規制庁の作った資料を、隅から隅まで読んでいるわけじゃないので…資料26Pの最後、“この期間の復水器タンクの~”箇所は、全く理解できない。検討したら答えが出るのかといえば、答えは多分出ない。この部分は改めたい。こんなものを検討してみたところで、何か結果が得られるとは思えない。
2013-11-25 19:42:13(分かりにくく、まとめにくいので、議事録よりそのまま抜粋)
安井:安全規制への反映上の重要なポイントは先ほどから出ているんですけど、ちょっとこの26ページの下の段は、さっき委員おっしゃいましたけど、上の段についても、これだけじゃ足りないんじゃないかと思うんです。出だしのときに更田委員のほうから、そのシナリオの可能性があるということだけではなくて、その可能性が十分にあるということだよねというふうにおっしゃっていたんですけれども、これはそのシナリオの可能性があると言っているだけでですね。
そしてそれの焦点は、この地図になっていたやつですから、11ページの右上にあるM/C 1D 6.9kVのメタクラと、それから、このコントロール建屋のDC 1B 125V分電盤のこの全部が、先にコントロール建屋のほうにあるDC 125V分電盤が先に被水する可能性がそれなりにある、あるいは十分にあるというのでないと、単にそんなシナリオも考えればつくれるよと、こう言っているだけにしかならなくて、もう一歩の踏み込みが足りないんじゃないかと思います。もちろん、完全な再現は無理だと思うんですね。
だから、私ちょっと行ったんですね、この現場に。そうするとこの奥から、そこの黄色い二つありまして、その間をずっと通り過ぎたここまでしか人間が多分、行けなかったんですけど、のぞき込めば、ここからここまでは確かに素通しでした。多分この扉はあいていたと思います。ちょっと接近がそのときはできなかったので、ここまで行って帰ってきちゃったんですけれども。
水はここから入って、こう行く流れと、いわば、多分ぐるっと戻ってこのMC、メタクラを落とすのと、どっちが先かという、そういうことだと思うんですね。その可能性について、きっちり議論をしないと、普通に考えれば、こっちのほうが近く見えますよね、入り口から見れば。ただ、この辺にいろいろ障害物があって、それから過渡現象記録装置から見ると、こっちのほうが少し長もちしたのであろうと思われるということなんだけれども、じゃあ、その30秒なり1分の間に、ここからここまで真っすぐ行って、この分電盤を落とせるかと。これがこの問題の多分成否だと僕は思っているんですけれども。まあ、そうい15 うことですよね、ここに書いてあることはね。
だから、それをきっちりちょっと整理をやらないと、こっちが先に落ちちゃうのが当然だったら、理屈上あり得ると幾ら言ってみてもあまり意味ないし、それから、場所が違えば落ちるパターンはいろいろあるよと言うだけでも、これはそういうこともあるよと言っているだけなので。つまり、こことこれとの関係をもう一歩踏み込んで、これも十分な可能性があるのだというところを論証する必要があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
P26「3.確認事項の整理」 隔離弁のフェイルセーフ機能 ・直流電源の制御電源用分電盤、直流電源の駆動電源用分電盤、交流電源の電源盤は、分散して配置されている。
2013-12-02 03:24:12・例えば、直流電源の制御電源用分電盤(C/B 1階)が被水により電源喪失し、交流電源盤(M/C 1D)※(T/B 1階)が機能していたと仮定すれば、「直流電源を喪失後も交流電源が働き続けていた」とするシナリオの可能性がある。
2013-12-02 03:24:48