12月24日の時系列でエンカログまとめ
![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「……ねえ、どこにも行かないよね?」綺麗だが、見とれている暇はなく、答えてくれなかったことに何故か不安を感じる。このあいだもどこかへ行ってしまおうか、と言っていたような気がする
2014-01-21 15:04:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「風香、」好きな相手にそんなふうに聞かれたら、なんと答えたらいいのだろうか。「風香、」もう一度名前を呼ぶ。「・・・・、」→
2014-01-21 15:07:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「……それじゃやだ」ぽつんと呟いて立ち止まる。歩いたままの彼に手を引かれて腕がつん、と引っ張られる。「一緒に、居て欲しい。今みたいな関係じゃなくてもいいから、ずっと一緒に居て欲しい」子供みたいだろうか、と思って俯く。彼は、困ってしまうだろうか
2014-01-21 15:10:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】急に彼女が立ち止まったので自分も立ち止まり、振り返る。ゆらりと結われているみつあみが揺れた。「風香、僕は、何回君に似たような事を言えばいいんだい。言葉がないと不安なのかい、」
2014-01-21 15:12:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「だって、いなくなっちゃいそうだから……金烏君」なだめられるような言葉に自分が小さな子供のように思える。これ以上どうすればいいか分からず、手を握って俯いたまま動かない
2014-01-21 15:14:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「そうだね」はっきりと肯定する。「ずっと、側にいるのは多分無理だよ。なんでかわかるかい?」小さな子供をあやすような穏やかな声色で問いかける。
2014-01-21 15:16:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「…どちらかが先に死ぬ、ってこともあるだろうし。それに、…君は僕から離れていくような気がするから。なんていうかな、」困ったようにあいている手を口元にあてて少し考える。
2014-01-21 15:19:56![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「…君が、本当に好きな人と付き合って結婚して…幸せになったら…。多分、その人に同じ事を言うんだと思うよ」
2014-01-21 15:20:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「……想像できない」握った手を一度離し、自分の胸の前へ持ち上げる。「私、金烏君と離れたくないし……好きとか、分からないし……」今は少なくとも幸せだ。彼のこともとても好きだ。きっと、恋愛的な意味ではなく。未来のことなんて分からない。
2014-01-21 15:25:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】あるのはただ今の気持ちと手のぬくもりだ。誰かに好きだと言って、この言葉を言う光景は想像できない。”好き”ってなんだろうか。分からず、路頭に迷うような気持ちになり立ちつくす
2014-01-21 15:25:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】彼女が纏う空気が変わったのを察知して困った表情を浮かべる。「ごめんね、風香。僕も、君と離れたくないし離れるつもりもないから。でも、君は少し…、考えないといけないとは思うよ」
2014-01-21 15:28:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「考える、って……何を?」顔を上げて迷子の子供のような表情をしたまま問いかける。ただその前の言葉に少し安心し、表情は俯いていた時よりいくらか柔らかい
2014-01-21 15:30:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「…自分で、」考えなよ、と突き放そうかと思う。一瞬思った。だが彼女の様子を見て今それをやるのは逆効果な気がした。「…自分の気持ちを。君は素直な一面もちゃんと持っているんだから、」
2014-01-21 15:33:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
玉兎】(この前から僕は本当に、なんだろう、)役得?いや、損しかしてない気がする。厄介な女に惚れたものだと何度も思った言葉を思う。
2014-01-21 15:35:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Togiya_0822 風香】「自分の、気持ち……?」少し視線をさげて考えてみるが、よく分からない。もやもやと色々な色が入り混じって何も見えなくなってしまっているようだ。「私は、金烏君が好きで、一緒にいたい、ってことだけは分かるけど……」
2014-01-21 15:36:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
風香】それ以上はよくわからない。考えても出てきそうにはない。感情を言葉で分けたりはっきりさせなければいけないのだろうか。今はこれしか分からない
2014-01-21 15:37:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「…ならそれでいいんじゃない?」段々とやけくそになってきたような気もする。「ただね、風香、僕も大体君と同じ事を思ってるけど一つだけ決定的に違うから」
2014-01-21 15:38:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@huka_tis 玉兎】「僕の好きは、恋愛的な意味での好きだから。僕は、君の事を家族のようには思ってる。でも、実際血のつながりもない。どこまでも、僕たちは他人だ、って事」
2014-01-21 15:44:11