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MA(マイナーアクチニド:Puを除く超ウラン元素)の問題
FBRサイクルが完成すれば、ウランの利用効率は95%になるが、プルサーマルでは精々5%程度。FBRサイクルは今世紀いっぱい完成の見込みは無い。なにしろ現状の発電容量を維持するためにはFBRを100基以上稼働させないといけない。一方でSFは溜まる一方。再処理の敵、MAも増える一方。
2012-10-28 15:15:13片輪サイクル(プルサーマル)をすれば、莫大な量の劣化ウランと高レヴェル廃棄物、使用済み核燃料を抱えることになるので、どの国も25年程度で行き詰まる。FBRサイクルが完全実現すればPAで喧伝されるようにその問題は消えるが、そんなもの今世紀中に実現するとは考えられない。
2013-01-14 23:38:48MA入りの再処理プルで核開発なんて殆ど意味はないので、核開発オプションの為にプルサーマルと口走るゲンパツ酷死はちょっと頭の中身を取り替えた方が良いよ。意味はないが、NPT上の大きな脆弱点と見なされるので、その様な主張は百害あって一利無し。国を全く無意味に危険に晒すだけ。
2013-01-29 04:00:35プルサーマルではサイクルを回しても、高レヴェル廃棄物、特にMAは、絶対に減らない。100%FBRによるサイクルになって初めて、MAをはじめとした高レヴェル廃棄物と劣化ウランは減少する。それが実現するのはどんなに早くても来世紀。要するに、サイクル事業は完全に破綻している。
2013-01-29 03:48:48
ちなみに、MAはプルサーマルを行うと総量が非常に増えてしまい、高レヴェル廃棄物処理としては最悪の選択となる、100%FBRサイクルを実現すると、専焼燃料の活用で、その時点で平衡状態となる。(増えないし減らない。)プルサーマルの使用済みMOXは、MAの為、軽水炉ではサイクル出来ない
2013-07-13 21:42:57ドライキャスクとの比較
乾式貯蔵の欠点は、ドライキャスクにある程度の金がかかり、場所を取ることだが、固有安全性に優れ、電気などのエネルギーを供給しなくても自分で勝手に冷えてくれる。また、プルサーマルのサイクルよりは遥かに安い。将来、プルを取り出したければ取り出せない事は無い。
2012-06-19 23:46:57資源量の観点
資源輸入が止まったときでもサイクルの完成によって「準国産エネルギー」としてエネルギーが確保できるという話が相変わらず時々目につくが、これは大嘘。FBRサイクルが完成しない限り、それは絶対にない。プルサーマルでは精々2割程度の利得しかない。FBRサイクルの完成の見込みは全くなし。
2012-07-13 00:31:50@HoryuM @cao58020 @Braunite プルサーマルは、余剰プルトニウム対策であって、資源保護ではないです。FBRの失敗とATRからの撤退で、プルの消費が出来なくなったので、窮余の策として出てきたキワモノです。経済的、資源的な理由は皆無です。
2013-03-09 18:45:39@EXSKF ウランの資源量は、サイクルなしで90年、プルサーマルで最大100年。影も形もないFBRサイクルで6000年ですが、これは無理です。石炭は300~600年くらい、天然ガスは300年から1000年くらいです。格が全然違います。これ、新化石資源革命なんですよ。
2013-12-12 03:42:44@simanekomama 高速増殖炉サイクルは、技術的障壁は非常に大きいものの克服できれば、ウラン資源の利用率を1.5%を80%程度まで上げられ、資源寿命は数千年になります。一方、プルサーマルでは、ウラン資源利用率は精々3%程度です。資源寿命の延命効果は10%有るか無いかです。
2013-06-19 01:59:47参考:英国のサイクル事業(2/5追加)
@ekb90377 英国で検討された余剰プル11トンの没収は、英国自身が余剰プルをため込んで困り果てているので無くなりました。英国は有償で日本のプルを保管する事で一時しのぎする方向です。 電気新聞2013/2/7リンク切れ→ http://t.co/q6lfzsY1Uf
2013-10-09 00:26:432013年2月7日電気新聞「英、プルトニウム長期保管も視野に日本と交渉」記事について→ざまあみやがれいhttp://t.co/BFtR6xgwhB
2014-02-05 12:42:37英国のTHORPは、福島第一の大規模原子力災害の煽りを喰って延命中止。それに伴い、英国ではサイクル事業終了。日本の脱落程度で行き詰まるほどに再処理市場は小さく供給過剰。価格10倍。
2013-10-09 00:29:42経済的観点
ドライキャスクによる中間貯蔵の難点は、SF中で241-AmなどのMA(マイナーアクチニド)が増えて、再処理の難度が上がること。しかしFBRサイクルが存在しないのにサイクルをしてもSFと余剰プルが増えるばかりで、余剰プル中では241-Amが増え続ける。要するに前提が破綻している。
2012-08-15 20:54:11241-Amが増えてしまえば、それをMOXにしてもかなり性能が劣ってしまう上に非常に強いガンマ線源なのでハンドリングが非常に難しくなる。要するに。余剰プルを増やすことはただでさえコストの高いMOXのコストを更に押し上げ、核燃料としての品質も落としてしまう。
2012-08-15 20:55:56要するに、プルサーマルによる核燃料サイクルには経済的合理性がなく、作業安全性も劣る上に、過酷事象時の核燃料の溶融耐性は顕著に劣るために意味がない。更に、余剰プルでNPT,PP問題まで抱え込んでしまう。日本には、英仏の様に兵器級プル生産能力の片手間で儲けるという道も無い。
2012-08-15 20:59:46
@herobridge @emi_mumemo 実は、電事連が大間ATR実証炉の建設を経済的理由から拒絶したときにサイクル計画は経済的に成り立たないと結論が出ています。90年中頃だったと思います。実際、プルサーマルのMOXですら、燃料費は4倍を超えるとされています。
2012-08-28 21:03:39プルサーマルMOX燃料は、二酸化ウラン燃料の4倍から10倍の価格と試算されている。正確な値が表に出てこないが、少なくとも4倍かかるというのは、正しいだろう。なお、今日本のもつ技術では、プルサーマルMOXは再処理できない。フランスは少量の実証試験を行った。
2013-02-11 03:09:26