「舛添氏、高齢層から圧倒的な支持 都知事選出口調査分析」の解説

●朝日新聞社が9日、都内180投票所で実施した出口調査(有効回答7466)によると、上位4候補の年代別の得票率はグラフのようになり、当選した舛添要一氏は年代が高くなるにつれて得票率が上がり、高齢層に圧倒的な強みを発揮した。 「原発ゼロ」を掲げた2候補のうち、宇都宮健児氏は各世代から偏りなく得票したが、細川護熙氏は20代、30代の得票率が極端に低かった。20年前に首相を辞め、政治活動から遠ざかったためか、若年層にとって存在感が薄かったようだ。  若年層で細川氏を上回ったのが田母神俊雄氏で、特に20代では24%の票を集めた。一方、60代は7%、70歳以上は6%と低率だった。戦争を知らない世代に浸透したのは、ネットを上手に活用したことが要因だろう。 続きを読む
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菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

野党が共闘すれば自民党・公明党に今の時点でも勝てるかもというデータではあるな。冬と雪を踏まえれば、春には勝てる感じ。まあその共闘が一番難しいわけですが。

2014-02-09 23:17:22
小松虔 @KomatsKen

@sugawarataku 逆にすきま風はあるものの、公明と連立解消 してしまうと、自民は選挙では苦しいという ことですね。

2014-02-09 23:22:56
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

@KomatsuMasahiro 2012・2013でも、公明票がなければかなり苦しい感じです。2013の比例自民票は2010の民主票と同じですから。

2014-02-09 23:24:31
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

逆で、こんな小さなところに政治家既得権が宿っており、誰も変えようとしないし、変えようという発想もない。民主党政権はこういう細かい改革から手を付ける発想がなかったのがひとつ失敗。

2014-02-09 23:42:11
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

TLでは2週間前から続く勝手に細川陣営を代弁する人と勝手に宇都宮陣営を代弁する人の小競り合いが。

2014-02-09 23:57:57
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

【お知らせ】『Voice』3月号 http://t.co/CJ9YlnbQ04 の時評は「知事選で見えた都政報道の問題点」というタイトルで書きました。知事選への注目の一方、都政は報道の盲点となっており、メディアが争点を見いだせない構造を指摘しました。お読みいただければ幸いです。

2014-02-10 08:12:02
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

忘れないうちに。東京都知事選の選挙公報や立候補者一覧は今後消去されると思われるので、必要な方は今のうちに手元に保存しておくとよいと思います。 http://t.co/rVXGHulA2f

2014-02-10 09:45:28

脱原発と細川&宇都宮候補

菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

前に東京都議選を分析した際にも、同様の謎な指摘があった。あれは単に勝ち誇りたくて言ってみて実は負けているという例だったと記憶しているが。

2014-02-10 11:02:22
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

投票率大幅減に加え細川出馬があったにもかかわらず、宇都宮候補の得票数がやや増えたのは、今回の選挙結果で興味深いデータのひとつ。

2014-02-10 11:12:43
湯煙の中の一杯 @yukemuriippai

@sugawarataku 中選挙区制下で見られた・・・同政党内候補には負けられないとばかりに集票活動必死になったのと同じかなぁと単純に考えてしましました^^;

2014-02-10 11:29:58
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

@yukemuriippai 前回が準備不足、2回目で候補者の知名度が高い、当初混戦の観測もあったので当選可能性が前回より高く感じられ浮気票が生じにくかった、前回選挙で支持者の間で候補者が高く評価されて今回は組織が強化された、などを考えています。

2014-02-10 11:36:55
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

地域別の投票率と得票率の関係から、投票率が上がっていれば脱原発系の候補がもっと得票していたといった議論や分析がTLに流れてくる。投票率を独立変数(原因)ととらえる考え方だが、現実は従属変数(結果)としての側面が強いと思われる。

2014-02-10 21:09:59
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

つまり、「有権者が投票に行かなかったのでAの得票が伸びなかった」ではなく、「Aが有権者を十分に惹きつけられず、投票所に向かわせることができなかった結果、投票率が低かった」という因果関係をより想定すべき話である。

2014-02-10 21:13:00
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

もちろん、天候のような要因で投票行動が妨げられる場合があるので、投票率を原因側で考える余地もある。また投票所に足を運ばせるのは候補者の魅力だけでなく競争状況(接戦であれば関心が高くなり投票率が上がる)もある。

2014-02-10 21:16:57
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

原発重視20%というのは、そういう人たちが多く投票したということで、これを逆に見れば、原発重視でない人を置き去りにした(棄権させた)結果であると議論することもできる数字。

2014-02-11 07:56:33
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

今回の選挙における「脱原発」は、舛添候補に「私も脱原発です」と言わせた時点で、候補者の戦略のカードとしては価値が低くなった。もちろん、そう言わせたこと自体は脱原発陣営にとっては成果であるが、結局、世論(人々の政策選好の分布)の中央付近に自民党系の候補も来たし居たということ。

2014-02-11 08:00:23
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

そうであれば、勝った舛添候補との差別化に他陣営は失敗(ひとり推進側にいた田母神陣営にとっては大成功)した、もしくは穏健な脱原発派を「おすそ分け」してしまったように見える。有権者から見れば、脱原発では大差がない。また多くの有権者にとっては原発政策第一でもない。

2014-02-11 08:07:01
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

選挙を政策アピールの場と捉え、政策過程に間接的に影響を行使するためのデモンストレーションだとすれば、細川候補らの脱原発の訴えは成功していると言える。しかし、政策決定の場において直接的影響を発揮するためには、東京都知事を狙ったことも含めて、失敗だったし間違いだったと考えられる。

2014-02-11 08:11:17
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

宇都宮陣営に関しては、細川出馬直後から福祉や格差をより打ち出して差別化も図っていた。街頭演説などではその経歴がこの訴えに奏功していたように感じる。サーベイを分析する必要があるが、原発だけでないことが投票者に理解されたとすれば、選択肢としての魅力を上げることに成功していたのでは。

2014-02-11 08:16:30

田母神候補の分析

lovelove @reserve223

田母神氏が60万票取った事で「右傾化だ」と騒いでいる人がいるけど、宇都宮氏はその1.5倍得票しているのに誰も「左傾化だ」とは言わないw まあ、どっちも得票数分布をダイレクトにイデオロギー支持分布に読み替えている時点で、間違った推論だと言わざるを得ないがw

2014-02-10 05:20:43
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