-
okura_mikura
- 3156
- 2
- 0
- 0

英海軍MCM艦艇、リバー級の運用終了してる以上、いま掃海能力あるのってハント級8隻だけですかね…イギリス周囲の海底は硬くて、機雷が泥中に没することが少なく、機雷掃討に適するとは言いますが、なかなか思い切ったことで
2014-02-08 00:17:30
自走式・前駆式機雷処分具の採用という点では、72年就役の有名な仏海軍シルセ級がPAP-104を初搭載して先鞭をつけたわけですが、同機種搭載の英海軍ハント級とS-4搭載の海自はつしま型がともに79年就役なので、海自もそう遅れたわけでもないんですよね
2014-02-08 00:30:30
@Panda_51 ただ、自走前駆式機雷処分具としてはS-4とPAP-104は世代相当の違いがあった、とは色々聞く話ではありますね。
2014-02-08 00:33:35
しかしそのはつしま型主体の海自ペルシャ湾派遣部隊は、機雷掃討技術の立ち遅れに愕然としたそうで…主な問題点は機雷探知機と処分具の性能、艇の安全性と処分作業の自動化・省力化でしょうか http://t.co/Tr9mCe7eO1
2014-02-08 00:35:04
@JDSDE214 PAP-104ってケーブルリンク式機雷処分具としては初のものだったわけで、後発のS-4がこれに劣るというのはちょっと困る気が…電源内蔵なので機動性に優れるとか、あるいは湾岸戦争に投入されたのは改良型のMk.5だったのでそもそも新しかったという感じでしょうか
2014-02-08 00:39:13
@Panda_51 や、S-4はセンサー持ってる訳じゃないんですよ、船側にセンサーがあって、それに従って操作する感じなんですが、PAP-104はROV自体にセンサーがあるんですわ。。
2014-02-08 00:43:08
@JDSDE214 そういやセンサー(超音波水中映像装置)積んだのってうわじま型のS-7以降なんですね。ただうわじま型でも能力不足とされてる以上、同型においてすら機雷探知機(ZQS-3)ないし機雷処分具(S-7 1形)が欧州機に劣ってたんでしょうか
2014-02-08 00:46:01
@JDSDE214 S-7だと給電ケーブルを引きずって走っていたのがいけなかったんでしょうか…もしそうならS-10でも似た感じですが
2014-02-08 00:59:06
@JDSDE214 すがしま型のベースになったサンダウン級って、元来がハント級が高価だったために廉価な機雷掃討専用艇として計画されたわけですし、案外すがしま型って英海軍の理想に近かったりするのかもと(木造なのを除いて
2014-02-08 01:30:22
英語版wpのハント級の諸元表、現行構成から掃海具消えてるけど、もしホントなら現在英海軍には掃海可能な艦艇ってなかったりして…米海軍がオスプレイの運用を終了してるし、無いとは言えないかも(米海軍にはMSOがありますが)
2014-02-08 01:36:14
MCM特集、勢いにまかせて[[トン級掃海艇]]まで書いているが、同型艇一覧作るところで心折れる。同型艇119隻を一から作るのは流石に厳しいかな…フレッチャー級とかのときには下敷きになる日本語版記事あったし
2014-02-08 22:26:40
海自中掃をひと通り作ってからイギリスに移ったわけですが、集中加筆ですと、記述とか結構流用できるのでラクできて良いんですよね
2014-02-09 00:06:04
そういや英海軍のトン級掃海艇って、今の海自SBUの発足にも一役買ってるんじゃないかと思いついて、実に風が吹けば桶屋が儲かる的理論
2014-02-09 00:36:44
朝鮮戦争で米海軍はEODによる機雷掃討を初めて試みたものの、当時はソナーの性能が低かったので、機雷類別の段階からダイバーに頼らざるを得ず、実用的でなかったと。しかし53年に英プレッシー社が実用化したASDIC 193型で初めて機雷類別が可能になって、これを初搭載したのがトン級
2014-02-09 00:37:33
そのトン型のシステムを丸ごと導入したのが海自たかみ型(42MSC)。この当時は前駆式の機雷処分具はありませんから、ASDICが探知・類別した機雷の処分は、EODの隊員がゴムボートで直上に進出して爆雷を投じておったのですね
2014-02-09 00:39:31
従って、ここでEODのニーズが高まったわけですね。69年から第一術科学校で水中処分員の養成が始まったのは42MSCの影響もあったでしょうし、むしろ57年に米海軍UDT課程に隊員を派遣してるのも英国の情勢を睨んだものだったんじゃないかなと
2014-02-09 00:43:02
ホントはEOD課程に人を出したかったけど、それが叶わなかったのでUDT課程になったという話ですし http://t.co/nl0z93aR2u 後には希望通りEODの系譜となっていくようですが、源流にUDTがあることは、海自SBUにも影響があったんじゃないかなと
2014-02-09 00:46:04
ということは、英海軍トン級とASDIC Type 193がなければ、海自水中処分隊、さらにはSBUも異なる道を歩んでいたかもと…まあ趨勢的に、機雷掃討への流れは止められなかったでしょうが、時期によってはUDTを経由せずEOD課程に行ってたかもしれませんし
2014-02-09 00:48:09
@Panda_51 英国の情勢というか、ダイバー(水中処分員)自体の必要性は多かれ少なかれあるのにその養成が出来ない、そう言う養成コースを確立する必要があったので米軍に頼った、って事のようなんですね。
2014-02-09 00:52:05
@Panda_51 最近のSBUは毎年SEALsと共同訓練やってるって聞くから、多分違うのは創設期だけじゃないかなぁ 最初期にはSEALsに断られてSBSの教官から指導を受けているあたり、下手すると変わらない可能性も
2014-02-09 00:55:01
@JDSDE214 もちろん水中処分員のニーズは常にありますけれども、この時期に導入されたのは、機雷類別可能なソナーの実用化に伴う機雷掃討技術の影響はあったのかなと。ただ海自の体制充実期と並行してるので、単にこの時期までそこまで手が回らなかっただけかもしれませんが
2014-02-09 01:00:54
@Panda_51 や、水中コマンド養成コースですから…よっぽどの事がない限りEODコースへの切り替えは既定路線だったのだろうなと、UDTコースの必要性が別に出てくればともかく。
2014-02-09 01:03:08