#パロロワネクロニカ

現在一章完結
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くぬマン @9n_kastifaction

トモカ[10]成功 プロトオーガ[8]成功 DAI[7]成功 トモカは机の引き出しを調べた。 中には紙が入っていた。 「今日はいいものを見つけれた、これは私のたからものだ。 ずっとずっと、大事な場所にしまっておこう」 ここからは薄れて読めなくなっていた #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:35:47
くぬマン @9n_kastifaction

どこか見覚えがあった字を見ていると、視界が急にぐらぐらと揺れた。 何かが、奥底から出てくるような。 視界が治ると、何か周りが違って見えた。 他の人の手伝いもしようか、そう思いながら紙を机の上に置いた 記憶のカケラ82:秘密を獲得しました。 #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:39:23
くぬマン @9n_kastifaction

プロトオーガは金庫を発見した、何かが入っているかもしれないと思うが開かない。 「……面倒くさい、壊すか」 思い切り握られた拳が、金庫をこじ開けた。 人間だったならば壊せるはずもない金庫が、一瞬で破壊されてしまった。 自分のこの力に、行動した自分でも驚く #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:42:59
くぬマン @9n_kastifaction

中に入っていたのはお金だった。 金、と言ってもかなりボロボロになってしまっている。 金、今この状況で役に立つのだろうか。 彼が見知ったこの札束が、ここまでボロボロになっているという事は、それほどの時間が経っているという事なのだろうと推理できる #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:45:31
くぬマン @9n_kastifaction

(困っ……て? か…………よ) プロトオーガの頭の中に、声が響いた。 どこかで聞いたことがある、だが憎悪が生まれてくるような、そんな声。 ふと気づいた時には目の前にあった札束を破いていた 「……大丈夫?」 トモカがそんな俺の様子を見ていた 「大丈夫、多分な」 #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:47:52
くぬマン @9n_kastifaction

プロトオーガは記憶のカケラ33:金欲を手に入れた。 DAIが調べるのは、壁にかけてあった鎖など金属の道具だ。 何か武器としても使えないか探すが特に良さそうなものがなかった。 「……鎖、か」 鎖を見ていると何か記憶の底から出てくるような感じがする #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:50:33
くぬマン @9n_kastifaction

見ていると、何故か右腕に違和感を覚えた。 そこを見ると、鎖が絡まっていた。 「……え?」 取ろうと動かすが、取れない。 じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら、徐々にその音は強くなっていく。 同時に腕が悲鳴を上げている #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:51:57
くぬマン @9n_kastifaction

行動判定、補正【のうみそ】出目+1[5+1=6]成功 ふと冷静になり、DAIは少しづつ外していくことにした。 何か嫌な気分がする、記憶の奥底から、何か虫が這いずり回っているような、そんな感覚だ #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:54:42
くぬマン @9n_kastifaction

(……お前なぞ、息子ではない……貴様は置物だ!!) そんな声が奥底から生まれてくる。 なんだこの声は、聞いたことがないはずなのに、自分の事ではないはずなのに、納得がいかない、何だこの感覚は。 俺は、置物じゃない。 人間だ、お前らの人形じゃない #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:56:17
くぬマン @9n_kastifaction

狂気判定、補正:2回連続で行動判定成功のため+2[5+2=7]成功 鎖が邪魔だ、とっとと壊してしまおうと無理やりに外そうとした瞬間、何者かが邪魔をした。 トモカとプロトオーガだった、いつの間にか背後にいて俺の様子を見ていたらしい #パロロワネクロニカ

2014-02-19 21:57:58
くぬマン @9n_kastifaction

「……何やってるの、腕がボロボロじゃない」「え?」 ふと腕を見ると、鎖をもっている手の腕がボロボロになっていた。 『鎖が手に絡んでなんかいなかった』のだ その事実を受け少し動揺するが、もう彼は冷静になっていた。 DAIは記憶のカケラ21:鎖 を獲得しました #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:01:48
くぬマン @9n_kastifaction

探索を終了した3人は外に出ることにした、この先何が待ち受けているのだろうか。 不安になりながら扉の外に足を踏み出す――――と、何かが扉にぶつかった。 「ぐはっ」 小さな悲鳴みたいな声も同時に聞こえた。 誰かが扉の付近で立っていたようだ、不注意な #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:03:58
くぬマン @9n_kastifaction

「……あの、大丈夫ですか?」 「いやいや、大丈夫大丈夫、多分、きっと、そうだといいなぁ」 そんなふざけたような言い回しをした青年は立ちこちらを見る。 「……思ったより大所帯のようだね、お仲間かい?」「えぇ、そうですね。僕はプロトオーガと言います、貴方は?」 #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:06:13
くぬマン @9n_kastifaction

「俺はIku3、いくさんって呼んでくれりゃあいいせ」 ゲラゲラと笑った青年に、俺は少し警戒心を覚えた。 何か嫌な予感を感じた、だが彼自身からは危険を感じれない。 この矛盾は一体なんだろうか。 「あー、あのさ……一緒に探索手伝ってくれないかな?」Ikuが言った #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:08:13
くぬマン @9n_kastifaction

「……何ですか? 気になったところって」「何か……こう、楽器みたいな音が聞こえてくる扉があったんだけどさ……」「楽器、ですか?」DAIが背後から出てきてIkuに問うた。「うん、楽器……でもなんか扉があかなくてさ……適当にここら辺探索してたら君らが来たんだよ」 #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:10:42
くぬマン @9n_kastifaction

「……どうします?」トモカが聞いてきた。 「他にすることもなさそうだし……手伝うだけ手伝うとしようか」プロトオーガはそうとだけ言い、手伝う事を了承した。 楽器の音が聞こえる――――こんな場所で誰が楽器なんか弾いているんだろうか #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:12:02
くぬマン @9n_kastifaction

Iku3【@Iku3M44SGw 】 最初の部屋から出た時に遭遇した青年 彼自身から悪意のような者は感じられないが、いやな予感がするとプロトオーガが言っている 彼には一体どのような都合があるのか #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:29:37
くぬマン @9n_kastifaction

プレイヤーA:トモカさん プレイヤーB:プロトオーガさん プレイヤーC:DAIさん 護衛対象役:Ikuさん #パロロワネクロニカ

2014-02-19 22:34:11
くぬマン @9n_kastifaction

楽器が奏でる音楽は確かに聞こえてくる、だがしかしそこにたどり着くまでには、一つの大きな障害があった。 それがIkuが言っていた鉄の扉であった。 鍵なども見つからず開ける方法が浮かばない。 隣にカードキーを読み込ませるような装置もあるが、Iku曰く探してもない #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:44:36
くぬマン @9n_kastifaction

唯一探していない場所がある、扉が閉まっていて開かない、鍵のかかった部屋。 こちらは比較的普通の扉のため開けようと思えば開けれるがIkuは調べなかったらしい。 そこに何かがあるかもしれないし、ないかもしれない #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:46:10
くぬマン @9n_kastifaction

その扉の前にドールたちは辿り着いた、ガチャガチャとドアノブを弄るが開く様子もない。 「……とりあえず、強硬手段に出ようか」 プロトオーガはそう言うと、肉体から職種のような、うねる『にくむち』を出した。 行動判定[1]失敗、狂気点仕様で降り直す #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:48:53
くぬマン @9n_kastifaction

DAIへの保護の狂気点が1上昇[2→3] 降り直し[8]成功 にくむちは扉を原型もなかったかのように壊した。 その次の瞬間だ、中から銃声が聞こえてきた。 パララララララッ、プロトオーガは一旦身を隠した。 どうしようか……他のドールたちに迷惑をかけたくない  #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:51:31
くぬマン @9n_kastifaction

……ならば、俺が始末するしかないか。 プロトオーガはにくむちをしならせ、部屋の中に入る。 同時に銃弾が嗄れに襲い掛かる―――― 行動判定[6]成功 だが、プロトオーガはそれをすべて避けた。 人間だったならば避けられない、だが彼は違う。 彼は今ドールなのだ  #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:53:07
くぬマン @9n_kastifaction

にくむちが彼を撃ってきた『何か』に直撃する。 壁に叩きつけられた『何か』はそのまま動かなくなってしまった。 「……死んだ、のか?」 フラグみたいな事を言ったが、もうその『何か』は動いていない。 安全を確認し君は姉妹を部屋に呼び寄せた #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:54:50
くぬマン @9n_kastifaction

部屋の中は酷いものだった、2体のすでに動かなくなっている残骸、さきほどプロトオーガが壊した1体の残骸以外にもいろいろな物が散乱していた、薬莢や何かの資料など、何かわからないどろどろのなにかもある。 だが、それでも先に進むためにはここを探さなくてはいけないのだ #パロロワネクロニカ

2014-02-20 18:56:57
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