- happybongo
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今日の森信三(20)そもそも一道をひらくということは、それによって自分自身が救われると共に、さらに後に来る同じ道をたどる人々に対して、その行く手を照らすという意味がなければならぬと思うのです。
2010-10-21 08:52:32今日の森信三(21)そもそも人間というものは、その人が偉くなるほど、しだいに自分の愚かさに気付くと共に、他の人の真価がしだいに分かってくるものであります。そして人間各自、その心の底には、それぞれ一箇の「天真」を宿していることが分かってくるのであります。
2010-10-25 08:38:15今日の森信三(22)人間の知恵というものは、自分で自分の問題に気付いて、自らこれを解決するところにあるのです。人間は自ら気付き、自ら克服した事柄のみが、自己を形づくる支柱となるのです。
2010-10-27 08:46:25今日の森信三(23) 人生は、ただ一回のマラソン競走みたいなものです。勝敗の決は一生にただ一回人生の終わりにあるだけです。しかしマラソン競走と考えている間は、まだ心にゆるみが出ます。人生が、五十メートルの短距離競争だと分かってくると、人間も凄味が加わってくるんですが。
2010-11-01 08:45:21人生が競争だと思ってるうちは、まだ自分らしさが見えてないんですがねぇww RT @yoshitaka_kitao 今日の森信三(23) 人生が、五十メートルの短距離競争だと分かってくると、人間も凄味が加わってくるんですが。
2010-11-01 10:46:22今日の森信三(24) 日常生活を充実したものにするとは、一体何なのかと言えば、これを最も手近な点から言えば、結局自己のなすべき仕事を、少しの隙間もおかずに、着々と次から次へと処理して行くことだと言ってもよいでしょう。
2010-11-04 08:30:56今日の森信三(25)深みのある生活と言っても、この立場から見たならば、自分のなすべき仕事の意味をよく知り、その意義の大きなことがよく分かったら、仕事は次つぎと果たしていかれるはずであって、そこにこそ、人間としても真の修業があるとも言えましょう。
2010-11-08 08:44:58北尾吉孝日記を更新しました。 『社会貢献活動の一つの在り方~森信三全集を現代の若者達へ~』 - http://bit.ly/ddvXOQ
2010-11-08 17:53:52今日の森信三(26)すべて物事というものは、形を成さないことには、十分にその効果が現れないということです。同時にまた、仮に一応なりとも形をまとめておけば、よしそれがどんなにつまらぬと思われるようなものでも、それ相応の効用はあるものだということです。
2010-11-10 08:55:12今日の森信三(27)偉人の書を読み、たとえ一、二ヶ所にても、ひしひしと我が身に迫るものあれば、その程度に、その偉人に触れたるものと言うを得べし。そして何時かはそれが手掛かりとなって、自己の一大転換の期もあらむ。単なる解説書には、かかる転換の機を蔵することなし。
2010-11-12 08:49:54今日の森信三(28)すなわち謙虚という徳は、相手に対する自分の分際というものを考えて、相手と自分との真価の相違にしたがってわが身を省み、さし出たところのないようにと、わが身を処することを言うのであります。
2010-11-16 08:44:30今日の森信三(29)謙虚ということは、わが身を慎んで己れを正しく保つということが、その根本精神であります。つまりいかなる相手に対しても、常に相手との正しい関係において、自己を取り失わぬということです。必要以上に出しゃばりもしなければ、また妙にヘコヘコもしないということであります。
2010-11-18 08:47:08今日の森信三(30)傲慢は、外見上いかにも偉らそうなにもかかわらず、実は人間がお目出たい証拠であり、また卑屈とは、その外見のしおらしさにもかかわらず、実は人間のずるさの現れと言ってもよいでしょう。そうしてこのお目出たさとずるさとは、それが真実でない点では一つであります。
2010-11-22 09:01:23今日の森信三(31)社会的秩序の上における上下の関係というものは、いわば世の中の「約束ごと」とも言うべきものですから、これを履み外すということは、同時にそのまま、世の中そのものから履み外して、社会の落伍者となるのです。この点は今後永い生涯にわたって一つの大事なことと思います。
2010-11-25 09:15:27