2014年3月8日開催 日本原子力学会 福島第一原子力発電所事故に対する学会事故調最終報告書 報告会まとめ

2014年3月8日に都内で開催された、日本原子力学会の福島第一原子力発電所事故に対する学会事故調査委員会の最終報告書報告会の模様のまとめです。 私 @kw36_wav のツイート中心ですがご了承ください。 詳細:日本原子力学会 http://www.aesj.or.jp/#
18
前へ 1 2 ・・ 5 次へ
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「8章、根本原因の分析と提言」

2014-03-08 14:02:27
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「事故の直接原因は不十分な津波・過酷事故・緊急時対策。背後要因としては専門家の役割認識・事業の安全取り組み・規制当局の意識・国際的な取り組みから学ぶ姿勢・安全確保のための人材、これらの不足がある」

2014-03-08 14:04:01
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「不十分な津波対策、貞観地震と福島沖の津波地震という警鐘を対策に活かせなかった点。911以降に海外で強化された対策が行なわれなかった点。緊急時の避難範囲が不十分で、オフサイトセンターも活用できず、現場対処に不手際が認められる」

2014-03-08 14:05:51
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「事故の背後要因。専門家の役割への認識不足、つまり自然災害への原子力安全の専門家の理解不足、研究の社会活用の仕組みの不足、中立性を守る努力が不足していた」

2014-03-08 14:06:59
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「事業者の安全意識不足。東電は津波や事故のリスクを軽視して必要な安全対策を先延ばしにしていた。事業者は自ら進める姿勢にかけていた。リスク管理が経営の一環であるという意識が抜けていた」

2014-03-08 14:07:44
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「規制当局の意識不足。国際的な基準からの遅れを受けた安全規制の強化をおこなえてなかった。また緊急時のマネジメントが確立されていなかった」

2014-03-08 14:08:34
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「学会事故調からの提言。構成は5分類50項目。原子力安全の基本的事項、直接要因に関する事項、組織的な背後要因に関する事項、共通的な事項、今後の復興に関する事項」

2014-03-08 14:12:36
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「原子力安全の目的の明確化と体系化、規制基準などの体系化や、核セキュリティの強化などがあげられる」

2014-03-08 14:13:08
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「(提言)深層防護の理解の進化と適用の強化。基本安全原則の明確化、IAEAを踏襲した深層防護の明文化、」

2014-03-08 14:14:00
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「提言2として外的事業への対策の強化、過酷事故対策の強化、緊急事態への準備、原子力安全評価技術の強化を取り上げた」

2014-03-08 14:23:55
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「提言3として、専門家集団としての学会学術会の取り組み。 、産業界の取り組み、安全規制機関の取組みについて取り上げた」

2014-03-08 14:24:06
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「提言4、共通的な事項として、原子力安全研究基盤の充実、国際協力体制の強化、人材育成体制について取り上げた」

2014-03-08 14:24:17
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「提言5、今後の復興に関する事項として、環境放射線モニタリング、法規制とガイドライン、除染対象区域の設定、除染と除染技術、除染廃棄物の今後、について取り上げた」

2014-03-08 14:32:40
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 原子力学会田中「提言を今後どのように活用していくか、学会としても真摯に受け止める必要がある」

2014-03-08 14:32:47
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 なお、プレゼンの資料については後日HP掲載とのこと。報告書は近日中に発売予定とのことです。

2014-03-08 14:32:56
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 以上で、報告書概要の説明は以上です。引き続きディスカッションに入りますが、電波状態が極めて悪いためリアルタイムツイートはこれで取りやめます。

2014-03-08 14:34:14
石井孝明(Ishii Takaaki) @ishiitakaaki

原子力学会事故調査報告書検証会を見てきましたが、お会いする先生がいつも同じ。取材する記者がいつも同じ。ただ立て看板もなくひっそり。一方、東電記者会見で見る自称ジャーナリストを難しい話するシンポで見たことがない。相互にとても問題であると思いますね。

2014-03-08 15:48:41
あさくら (めひかり仙人)スンデル @arthurclaris

原子力学会事故調報告会、報告書が400ページもあるので事故の根本原因と提言の紹介が中心でした。 あとは主要執筆者による概要説明、質疑応答。 事故と関係ない質問も多かったかな。ダムの水が地下水の原因じゃないか、とか、上から目線だとか、反省が足りんなんだこの報告書は、とか。

2014-03-08 18:52:25
KNB @kw36_wav

本日行われた原子力学会の事故調査委員会の最終報告のディスカッションの模様を流します。登壇者は東大・関村氏、 法大・宮野氏、 東大・諸葛氏、 阪大・山口氏、 東大・越塚氏、 明大・山本氏、 電中研・井上氏、です。 #aesj_0308 #原子力学会事故調

2014-03-08 21:59:19
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 司会質問「(1)2012年などに、他の事故調が出てからだが、他の事故調との違いについて。(2)学会事故調が遅くなった、3年かかった理由について。」

2014-03-08 21:59:45
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 田中氏「特徴は全貌と明日に向けた提言。学会では早期から事故調を作る動きはあったが、様々な事故調が出てくる中、学会の特徴を活かすべきという認識から昨年8月にスタートした。他の報告書のデータも含め幅広い観点から調査提言分析を行った」

2014-03-08 22:00:30
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 山口氏「原子力安全と深層防護、6章の前半について。、事象の確からしさとシナリオ、そして事象の深刻度を示したリスクトリプレットという図があります。設計で考える部分を拡大することで事故を起こさない範囲を拡大していくことができます」

2014-03-08 22:01:01
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 山口氏「福一の事故は徐々にシナリオが進展するとともに低頻度の事象になり、深刻度が増した。設計基準で考える領域からして、今回の事故は深刻度が特徴的。深刻度と確からしさで今回の事故を見ると、安全設計安全対策を行っても、不確かさが残存する。」

2014-03-08 22:01:26
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 山口氏「しかし数は少なくとも影響の大きい事象に、過酷事故対策、緊急計画への対応を行う必要があるがそれが欠けていた。この部分は残留リスクを言われるので社会との対話が重要。」

2014-03-08 22:01:35
KNB @kw36_wav

#aesj_0308 #原子力学会事故調 山口氏「想定外と言われた部分に相当する、低頻度でも深刻なシナリオを不確かさを含めて考慮してリスク評価を行う、運転経験を反映するという終わりなきループが安全向上の基本的な考え方。ゆえに深層防護の第4第5層に意味がある」

2014-03-08 22:01:47
前へ 1 2 ・・ 5 次へ