第5回N-1グランプリ優勝者のコメント

2014年3月8日京都のちおん舎で行われた第5回N-1グランプリ(即興小説大会)で見事優勝した東さんの感想レポ+αをまとめました。
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寒竹泉美(小説と科学を書く人) @kanchiku

N1出場者、現在14人です~。観覧席もあと少しです~。今回のN1グランプリはTREESの音響さんとプロナレーターさんによる朗読付です(笑)こういう需要もあるか?芸人集団TREES。http://t.co/zMLVK9qRXI

2014-03-04 17:42:44
hitotose @s99_hitotose

3月8日は「三夜叉」 お手伝いも三回目ですが全くあきてない。高架下のカフェに元小学校の映画館と場所も毎回魅力的( ´▽`) RT @kanchiku 朗読劇「三夜叉」のPV作りました。本番までの期間限定公開してみます。こんな話なのですhttp://t.co/umHKYgGFRP

2014-03-04 18:59:46
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ノベルなび @NovelNavi

直前のご案内です。 3月8日に、N-1グランプリ、 たった30分で小説を創作する大会を実施します。 N-1グランプリへの参加登録者が 18名を超えてきています。 会場から、お題を3つもらって、... http://t.co/5Z3pSpW49Z

2014-03-07 14:02:58
ノベルなび @NovelNavi

N-1グランプリへの挑戦者が、過去最高になってきました。 http://t.co/u0gDaJ5Qbn

2014-03-07 14:09:38
samuraiazul22 @samuraiazul22

三条乗り換え ちおん舎 N-1グランプリ 即興小説大会

2014-03-08 12:50:51
フロッツ @flotz1216

今日は朗読劇へ。2回目だけど、予習できなかったのでやっぱり話があまりわかってない…(笑)。今回は最初から観れるからちゃんと聴く!

2014-03-08 12:50:54
hitotose @s99_hitotose

N1グランプリ開催中。30分で3つのお題を盛り込んだ小説を書き上げるチャレンジ。 先ほど揃ったお題は アイスランド、ネイリスト、定年退職。始まってすぐにキーボードを打つ音が。発表楽しみ。 http://t.co/M3pZvi0UME

2014-03-08 15:25:36
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@saicolohime

N-1グランプリという、30分でお題を三つ盛り込んだ小説を書くイベントに来ています。や〜たのしい!

2014-03-08 16:14:02
フロッツ @flotz1216

観客側は何だか不思議な待ち時間中。審査側はこの短時間でよく出来るなー。頭の回転力が違う…

2014-03-08 16:22:39
東恭作 @azumakyosaku

今日はすごく幸福な一日だった。こんなに幸福で良いのだろうかと思ってしまうくらいだ。幸運の女神は時々こうやって俺にラッキーを与えてくれるのだ。

2014-03-08 20:25:47
東恭作 @azumakyosaku

昨日は京都のちおん舎で行われたN-1グランプリというイベントに参加してきた。N-1グランプリというのは、いわゆる落語の三題噺のようなもので、参加者は会場から出されたお題3つを取り入れた小説を30分で書き上げなければならない。N-1グランプリには一次審査と二次審査がある。

2014-03-09 02:50:59
東恭作 @azumakyosaku

一次審査では審査員の先生が、自分の受け持った作品の中から二次審査に進む作品を一つ選ぶ。参加者が全部で16名で、審査員の先生が4名だったので単純計算で、審査員一人当たり4作品を受け持つことにある。

2014-03-09 02:57:55
東恭作 @azumakyosaku

審査員は、遠藤徹先生、小林泰三先生、都築由浩先生、寒竹泉美先生の4名だ。遠藤先生は『姉飼い』で日本ホラー小説大賞を受賞し、同志社大学の教授もされている。小林泰三先生は『玩具修理者』や『ΑΩ』、最近で言えば『このミス!2014』で4位に選ばれた『アリス殺し』も書かれている。

2014-03-09 03:13:15
東恭作 @azumakyosaku

余談だが小林泰三先生について言えば、短編の『酔歩する男』が07年に作られた、2ちゃんねらーが選ぶホラー小説ver2で15票を獲得し、4位だったりする。遠藤徹先生も小林泰三先生も日本ホラー小説大賞を受賞されている。遠藤先生は大賞で、小林先生は短編賞だ。

2014-03-09 03:23:07
東恭作 @azumakyosaku

審査員の都築由浩先生はライトノベル作家で『コープスパーティ』のノベライズも手がけられている。気さくな方で、会場に集まった常連と思わしき参加者の方たちと出版界の事情について話されていた。あとパソコンで書かれた参加者の作品を集約するなど運営的なことをもされていた。

2014-03-09 03:31:09
東恭作 @azumakyosaku

審査員の寒竹泉美先生は講談社バースでデビューされた若い女性小説家だ。N-1グランプリのイベントは二部構成になっていて、一部が『金色夜叉』の朗読で、二部がN-1の大会になる。寒竹先生は一部の『金色夜叉』朗読やイベント全体の司会も担当されていた。

2014-03-09 03:44:50
東恭作 @azumakyosaku

寒竹先生は『金色夜叉』のお宮役も担当しているということもあって着物姿で参加されていた。とても美しかった。寒竹先生は主に京都を舞台に活躍されている。九州大学理学部を卒業し、京都大学の大学院で医学を勉強されたようだ。才女だ。

2014-03-09 03:51:19
東恭作 @azumakyosaku

審査員の先生のことについて長く書いてしまったが、ホラー小説大賞受賞作をウォッチしている俺からしたら、『玩具修理者』や『ΑΩ』の小林泰三先生や、『姉飼い』の遠藤徹先生の名前が出ている時点で「これは行かねば!」と思ったわけである。しかも参加無料だし。

2014-03-09 03:55:33
東恭作 @azumakyosaku

そして「どうせ行くなら大会にも参加してしまえ」と思ったわけである。さらに「どうせ参加するならグランプリを獲りたい! 獲ってやろう!」と思った。勝算がなかったわけではない。

2014-03-09 04:03:51
東恭作 @azumakyosaku

審査員の都築先生が講評の際に、このイベントのゲーム性について語っておられたが、まさにこのイベントはゲーム性満載なのである。俺の文章は自分で読み返してみて「小学生の作文か」と言いたくなる時がある程ひどいものである。詩的な表現とかもあまりない。もしあっても相当浮いているだろう。

2014-03-09 04:08:00
東恭作 @azumakyosaku

文章の美しさで勝負すれば、間違いなく完敗するだろう。しかし、このイベントはN-1グランプリである。制限時間はたったの30分しかない。こだわった描写を用いた小説は、まず書けないと思って良い。参加者全員、起承転結のついた話を考えるのにいっぱいいっぱいのはずである。

2014-03-09 04:14:16
東恭作 @azumakyosaku

作品自体を仕上げることもできないかもしれない。そういった悪条件下ではキチッとしたオチのついた話さえ書ければグランプリを獲れるかもしれない。そう思ったわけである。気分はまさに冬将軍到来時にドイツ軍機甲師団を迎え撃つソ連兵である。真っ向から勝負しても勝てねぇ、だがこの悪条件下なら。

2014-03-09 04:24:23
東恭作 @azumakyosaku

三題噺については就職活動の時に何度かやったことがあって少しだけ自信があった。こういうお題を与えられて考える系は大好きなのである。生きがいと言っても良いほどだ。考えた結果、どんなアイデアが頭の中から吐き出されるのかはわからない。

2014-03-09 04:41:06
東恭作 @azumakyosaku

そこそこのアイデアかもしれないし、どうしようもないゴミかもしれない。 今回は運良く、そこそこのオチを考え付くことができた、のだろう。気づいたら一応30分で40×40の原稿用紙1枚分の文章ができていた。自分でも驚きである。参加するまでは、最後まで書けないのではないかと思っていた。

2014-03-09 04:47:34
東恭作 @azumakyosaku

審査員四人が、それぞれ担当した四作品から一作品を選ぶのだが、俺の作品を担当したのは寒竹先生だった。これはラッキーだったのではないかと思う。俺の作品は誤字が多かったし、セリフで変な箇所もあったと思うが、寒竹先生はそういった点よりも構成やオチを評価してくださったように思う。

2014-03-09 05:00:54