KAB Twitter インタビュー【5】國府理さん

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

本日は午前中から引き続き、関西にゆかりあるアート関係の方へ、Twitter上でインタビューをさせていただきます。第5回のインタビューでは、京都ご出身の現代美術家としてご活躍中の國府理さんに、ご回答いただきます。#KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

インタビューの前に、2013年には西宮市大谷記念美術館で個展「未来のいえ」を開催された國府さんの作品を、1点紹介させていただきます。「國府理 『水中エンジン』(2012) 撮影：Tomas Svab」#KAB_Q http://t.co/W4rwsK9BIR

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Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

國府さん、こんにちは。今日はお忙しい中、インタビューを引き受けて下さり、ありがとうございます。それでは、最初に、簡単な自己紹介をお願いします。@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

こんにちは。國府理（こくふ　おさむ）と申します。現在京都を拠点に活動しています。おもに自動車などの乗り物、機械を素材に作品を作っています。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

本日はよろしくお願いします。乗り物や機械など動く物をモチーフに、立体作品を制作していらっしゃいますね。2013年は、六甲ミーツ・アート芸術散歩やあいちトリエンナーレに出展なさっています。最近の活動など、簡単にお伺いしてもよろしいでしょうか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

昨年は美術館での初個展、アートイベントへの参加が続きましたが、その後は最近までいろいろな作家のサポートをしていました。現在は青森のACACでの個展に向け準備中です。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

ACAC（国際芸術センター青森）での、個展を控えていらっしゃるのですね。楽しみです！この度の展示の、テーマなど、お教えいただけるでしょうか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

展覧会タイトルは「相対温室」というものです。人間は大部分いろいろな物事を、何かを参照しながら相対的に認識していると思っているので、展示全体をとおして、その様子を俯瞰できるようなものにしたいと考えています。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

温室の形態のものも出品しますが、展示スペース自体が外的世界から何かを隔離、保護しながら、ある価値を浮き立たせているように見えればと。 @KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

ありがとうございます。たしかに、絶対的な尺度というものは、認識するのは難しい気がします。隔離・保護という形式で、相対的に浮かび上がらせるのですね。興味深いです。@kokufumobil #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

青森は関西からやや遠いですが、ぜひ足を運んでみたいです。それでは、次の質問にまいります。日々欠かさないものといえば何ですか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

なんらかの動作としての日課があるとすれば、朝のコーヒーと野菜ジュースを飲むことでしょうか。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

犬を飼っていたころは犬の散歩でした。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

いきなり個人的な質問で、申し訳ありませんでした。日課などから、作品からは見えない、お人柄をうかがうことができれば、と。犬を飼っていらしたのですね。どんな犬でしたか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

ハナちゃんというのですが、以前に飼っていた犬から実家で生まれた犬で、無条件の信頼というものがあるのだということをこのハナちゃんから教えられた気がしています。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

飼っている犬は、時に人間だけでは見逃してしまう感情を、教えてくれますね。（私も昔、そんな犬を1匹飼っておりました）@kokufumobil #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

ありがとうございます。それでは、3番目の質問をさせていただきます！2013年中に印象に残ったアート関連の出来事は何ですか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

自分のことでいっぱいいっぱいだったので、アート関連というくくりだと即座に思いつきませんが、数あるアートイベント自体が終了後になぜか変なところから酷評されてたりするのに違和感感じたりしてました。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

國府さんご自身が、昨年は様々なアート関連の出来事に関わっていらっしゃいましたね。たしかに、後からなされる批判は残念ですが、それらは、大きなアートイベントになればなるほど、多くの分野の人が関わってくるためかもしれませんね。@kokufumobil #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

國府さんご自身の活動の中で、昨年、特に印象に残ったものがあれば、ぜひお教えください！@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

西宮大谷美術館での個展はもちろん印象に残っていますが、関西のどの駅に行っても自分の作品が使われたポスターが貼ってあった六甲ミーツアートは何か嬉しいような恥ずかしいような気分でした。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

六甲ミーツアートのクロージングパーティで宇治野宗輝さんがライブの後に握手を求めてこられたのも個人的に嬉しかったです。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Kansai Art Beat (JP) @KansaiArtBeatJP

六甲ミーツアートの赤い車のイメージは、印象的です。アートイベントは、作品発表の場としてだけでなく、人とのつながりの場としても重要ですね。西宮市の個展は「未来のいえ」というタイトルでしたが、青森の「相対温室」と、どのようにつがなるのでしょうか？@kokufumobil #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

個展「未来のいえ」の中の出品作品のひとつである「未来のいえ」は英語タイトルをConservation Houseというのですが、意味は「保存のための家」です。この作品からもつながっています。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q

Osamu Kokufu @kokufumobil

人間はこの環境の中に生きているはずなのですが、現代においては、むしろ生きる環境の維持のために多大なエネルギーを使っているように見えます。@KansaiArtBeatJP #KAB_Q