140320 岩上安身による、ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所 服部倫卓氏インタビュー 実況ツイート
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午前11時から、ロシアNIS貿易会・同経済研究所の次長・服部倫卓氏に2時間半インタビュー、今しがた終了。今から実況を連投リツィートします。
2014-03-20 14:33:51以下、連投。RT @IWJ_ch1: 1.これより、3月20日(木)11時からの岩上安身による、ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所 服部倫卓氏インタビューの模様を実況ツイートします。ウクライナ政変を中心に詳しくお話をうかがいます。
2014-03-20 14:45:29連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上「NISはNew Independent States(旧ソ連諸国)。主権国家とは乏しいからNISと。この空間にはいろいろな民族が攻防していた。そこにウクライナもある」。服部「歴史によっては別なものになったかもしれない」
2014-03-20 14:45:45連投3 RT @IWJ_ch1: 3.岩上「簡単な歴史で語られようとしているが、広い視野、多様性で見る見方、複眼的に見ないといけない。大変緊張をはらんだ展開になっています。服部さんは珍しい人がつけないようなブログのタイトルをつけていますね『ウクライナ最強のドネツクのクラン』など」
2014-03-20 14:46:09連投4 RT 4.服部「モスクワでも日本と同じように中心地での派閥がない。ウクライナもそう。地方からキエフを狙うと」。岩上「短期的に見れば昨年の11月から政変が始まりました。ついに政権が倒された。焦点はクリミアへ。住民投票でウクライナから分離独立、ロシアへの併合」
2014-03-20 14:46:27連騰5 RT @IWJ_ch1: 5.岩上「世界中に与える影響は大きいと思います」。服部「ヤヌコビッチがEUとの連合協定を棚上げした時に現地に行く機会がありました。キエフではいろんなデモンストレーションがある。野党のティモシェンコ釈放要求テントが常設されて見慣れていた」
2014-03-20 14:46:56連投6 RT 6.服部「当時、国を揺るがすようなおおごとの雰囲気は感じなかった。きっかけはEUとの関係でした。今思えば、問われていたのはヤヌコビッチ政権の正当性、存在だった。デモに参加していた人が自覚していたかは別として、論理的帰結として政権打倒ということになった」
2014-03-20 14:47:23連投7 RT 7.服部「世論調査では、完全に国論は2分されていた。野党が勝てる確証はなかった。ウクライナの野党は党利党略に走りやすい。ウクライナ政党名は何を主張しているか分からない。野党間の共闘が非常に難しい。国民の間にはヤヌコビッチ政権憎しという声が充満していた」
2014-03-20 14:47:48連投8 RT @IWJ_ch1: 8.服部「いつしかデモを続けることが自己目的化した。そして大きな衝突が起きた」。岩上「ウクライナ内部の政権とそれに反発する野党。それが親ロシア派と重なるのでしょうか?」。服部「EUとの協定の中身を知ってるかということ。殆ど知らない」
2014-03-20 14:48:06連投9 RT @IWJ_ch1: 9.岩上「ロシアにいくのか、EUか、与野党の一体化を保持しつつも、過激な人も中に入っていた。かつてウクライナはナチ側に立っていたというイメージも。ロシアに警戒感を抱かせた。与野党の逆転があっても和解・ノーサイドがあってもよかったが…」
2014-03-20 14:48:26連投10 RT 10.岩上「公用語をウクライナ語化すると。社会生活上の民族浄化のようなもの。なんでわざわざ政変が起こっているのに東西分断を自らやったのか、不可解でならない」。服部「マスコミは東西とおっしゃるんですが、専門家は西部・中央・南部・東部と4つに分ける」
2014-03-20 14:48:49連投11 RT 11.服部「キエフあたりでもロシア語・ウクライナ語が半々。並列的な関係というよりもウクライナは農民のなまりというような偏見地味た認識。そういうステレオタイプがソ連時代になった。問題はNIS全てに共通しているが、民族化する国家が大義名分とされてきたこと」
2014-03-20 14:49:11連投12 RT 12.服部「ヤヌコビッチ政権でロシア系住民が一定比率を占めている地域はロシア語が公用語だったが、それを新政権がやめて反発が起きたと。家族内でも分断が起きる。政変が起きて心配したのはクリミアのこと。東部の代表的地域がロシアとくっつくことはありえない」
2014-03-20 14:50:00連投13 RT @IWJ_ch1: 13.服部「なかには地域統制権でうまい汁を吸っていた人が、それがなくなって、ロシアから来た人たちに旗をふられればのってくる可能性はある」。岩上「平時とは違う認識が起こり、流血となればエスカレートする。今後はどうなるのでしょうか?」
2014-03-20 14:50:20【IWJ_TOKYO1】ただ今、東京Ch1では「舛添要一 東京都知事 定例記者会見」を中継中です。東京Ch1→ ( #IWJ_TOKYO1 live at http://t.co/gi5yarqVjZ)
2014-03-20 15:05:03連投14 RT @IWJ_ch1: 14.服部「ウクライナがロシアとどんな関係を望んでいるか」。岩上「NATOが入ってきて米軍が入ってきてロシアと衝突ということは」。服部「想像もできない悪夢でしょうね」。岩上「ウクライナの一般大衆はそういう自覚がなく、平和共存を望んでいると」
2014-03-20 15:15:09連投15 RT @IWJ_ch1 15.服部「単一国家を望むのはクリミアに多い。ロシアとの統合を望む人も。しかし、ウクライナとしてのアイデンティティは根付いてきていると思います」。岩上「クリミアはセバストーポリの軍港が」。服部「ロシアは永遠の友としてクリミアをプレゼントしたと」
2014-03-20 15:15:31連投16 RT 16.服部「セバストーポリはソ連直轄として残していたところ」。岩上「ソ連崩壊後は協定を結んで同盟関係で駐留していたと」。服部「2010年にヤヌコビッチ政権がこれを25年間延長すると。これがハリコフ協定」。岩上「今の数字ではロシアへの編入は急がれないと」
2014-03-20 15:16:11連投17 RT 17.岩上「オデッサに祖父が帝政ロシア時代、飛行機の技術者として5年間滞在していました。革命が起きて逃げ帰ってきた。ユダヤ人が非常に多い地域と」。服部「大都市はユダヤ人とポーランド人ばかりだった。ウクライナ人がポーランド語をしゃべっていたという説も」
2014-03-20 15:16:35連投18 RT @IWJ_ch1: 18.岩上「帝政ロシアが併合してユダヤ人が分断。虐殺が続いた。ナチスがくるとホロコーストの対象に。悲劇的な歴史」。服部「20世紀、この地域からアメリカへ渡ったユダヤ人が多い。ソフィア・ローレンの『ひまわり』という映画のイメージ」
2014-03-20 15:17:09連投19 RT @IWJ_ch1: 19.服部「世界で一位、二位を争うぐらいのひまわり産地です」。岩上「4つの地域の違いについて」。服部「いつロシアに編入されたかの違い」。岩上「ドイツ、プロイセンに近い地域も。ヤロシュはウクライナ民族主義でロシアと戦うと」
2014-03-20 15:17:17連投20 RT @IWJ_ch1: 20.服部「マイダンでは人気があるが、泡沫扱いの人物。野戦司令官のような人。こういう人はうまく排除していこうという方向ではないか」。岩上「ロシアはアメリカの介入を気にしている」。服部「ロシアは一昨日クリミアで協定を結んだ。声明では停戦合意」
2014-03-20 15:17:59連投21 RT @IWJ_ch1:21.服部「ロシアとしては、ならず者の武装勢力の暴発を懸念している」。岩上「ヤツェニュク氏が訪米。アメリカはロシアへの編入は認めないと。オバマは引き下がれないのでは?」。服部「アメリカはどこまでコミットしていたのか、アメリカにもいろんな勢力が」
2014-03-20 15:18:16連投22 RT 22.服部「例えばオバマ政権がヤヌコビッチ政権はけしからんとしてやったというシナリオとみてはいけない」。岩上「ヌーランドとウクライナ大使との電話の内容が暴露された。この影響。ジョン・マケインという攻撃的な人物がオレンジ革命でキエフに乗り込んでいると」
2014-03-20 15:18:41連投23 RT 23.岩上「外信で彼のスピーチが出ていました。もともと亀裂があったところにアメリカが入ってきた」。服部「私の見方では後になって入ってきたイメージ」。岩上「急にアメリカが手を突っ込んできて、ロシアが艦隊を維持できないということを間接的に言う人も」
2014-03-20 15:19:06