1.『9.30 世界を震撼させた日』を 入手、一読する。 ようやく インドネシア大虐殺について 書かれた 書物が 現れた。 著者は 多くの 証言と ペーパーを 参考に しているが、増田与著『インドネシア現代史』(1971年 中央公論社刊) は そこに 挙げられてないようだ。
2014-03-26 20:42:522. インドネシア大虐殺から 40年を 経て、サンフランシスコで 行なわれた、マリオ・サントスの 報告が ここで 参照されていないのは、それが ウェブページ上の 掲載だからだろう (すでに 削除されているが、掲載誌先に 連絡すれば、元の 英文は 入手可能だと 思う)。
2014-03-26 21:03:263. マリオ・サントスの 母国は インドネシアの 隣国、フィリピンであり、帝国主義勢力から 不当な 圧迫を 受けた、同じ アジアの 人間として、ここでは 発言している。 2006年 当時、インドネシア大虐殺に 触れた 論考は 少なく、紹介のための 翻訳を 試みた。
2014-03-26 18:27:444. マリオ・サントス「インドネシア大虐殺」1. インドネシア独立と 帝国主義の 動向 http://t.co/AtnkFwl9lp
2014-03-26 18:34:576.『9.30 世界を震撼させた日』では、大虐殺の 背後に ある CIA の 動向や、米国軍部の 役割については、分析を ひかえているように 見える。 外交上の 軍事機密として、現在も 米国の 関連文書が 非公開のためだろう。
2014-03-26 20:51:067. 一例を あげれば、スハルトを はじめ、大虐殺を 指揮した 軍部の 多くは ROTC の 出身者で あること。 ROTC は 米国の 各大学内に 設けられた 士官養成システム、アジアでは フィリピンと 大韓民国に 支部が あり、各国軍部には その 出身者が 多い。
2014-03-26 18:47:508. インドネシア大虐殺に 関連して、はてなで 書いた 日記 1. 田中克彦・鈴木孝夫『対論 言語学が輝いていた時代』を 読んで http://t.co/kVVudi2vN3
2014-03-26 18:59:409. インドネシア大虐殺に 関連して、はてなで 書いた 日記 2. フィリピン語の 悲劇 http://t.co/setkXKdG4M
2014-03-26 19:03:5710. インドネシア大虐殺に 関連して、はてなで 書いた 日記 3. マニラの 虐殺 http://t.co/kCBw7uQcQZ
2014-03-26 19:06:26(補) 父親が 新聞社勤務だった 丸山真男は、日本軍による マニラ虐殺の 事実を 知っていたと 考えてよい。 彼の「超国家主義の論理と心理」(『現代政治の思想と行動』収録) には、そのことを 暗示する 行文が 含まれている。
2014-03-27 22:15:2311. 倉沢氏は『震撼させた日』の おわりに 映画『アクト・オブ・キリング』を 紹介しているが、ドキュメンタリとも いえず、論じる 価値は ないように 思う。 未見だが、スハルト政権下に 制作された ガリン・スグラボの『埋められない詩』のほうが 包括的な 作品では ないだろうか。
2014-03-26 19:56:06(追記) "1965 インドネシア大虐殺" (2006年) マリオ・サントスの 報告を 訳出後、はてなに 書いた 短い メモ。 http://t.co/3aG697w8vr
2014-05-07 17:42:33