近藤ようこ先生の「五色の舟」の感想ツイートまとめ

近藤ようこ先生の「五色の舟」の感想ツイートをまとめたものです。作家や漫画家さんの評価が高いので、その言葉を眺めているだけでも、楽しいです。
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橋守 @inawa_siroco

近藤ようこさんの新刊『五色の舟』に出てくるお父さんの顔が、これまでの近藤ようこさんの作品のなかで一番好きだ。近藤ようこさん、お父さんの表情はけっこう気合いを入れて描いてらっしゃるのでは?と思うけどどうだろうか。

2014-03-26 20:22:11
万葉(オプリチニキ) @mayo_limb

近藤ようこさんの「五色の舟」読んだ。一回読んで、もう一回読んだ。どんな言葉で言い表せばいいのか、いまだ思い浮かばないが、すごく心が揺さぶられた。詳細はいわないけど、このお話は2011年に描かれた「ゆうやけ公園」の作者あとがきに対応しているような気がした。

2014-03-26 20:33:36
万葉(オプリチニキ) @mayo_limb

検討違いだったらすまん。でも私はゆうやけ公園のあとがきを読んで、近藤さんがこれからどんな話を描くのか気になってた。そしてそんなふうに思ったことを、「五色の舟」を読んだら強烈に思い出したのだ。

2014-03-26 20:36:14
せとひろし @seto_hiroshi

「五色の舟」、歴史オルタナティブSFとファンタジーとフリークス物の融合に頭がクラクラしてる。凄い。

2014-03-26 21:20:03
相楽 @sagara1

近藤ようこ版『五色の舟』、暗がりに蝋燭で照らし出された催しであっても、あえて白い中に、陰鬱な陰を帯びさせずに描かれていて。この現の幻は、たしかにそのようにして描かれると嬉しいものだな、と思ったりした。

2014-03-26 21:58:42
相楽 @sagara1

『百億の昼と千億の夜』、『紫色のクオリア』、≪エマノン≫シリーズ、ますむらひろし版『銀河鉄道の夜』、『家族八景』……とSF小説のコミカライズに傑作は少なくないけど、今回の近藤ようこ版『五色の舟』もまた、とても幸福な組み合わせの産物だと思う。

2014-03-26 21:59:08
相楽 @sagara1

近藤ようこ版『五色の舟』、五色の彩り、トラックの荷台上に「ふと濃くなった闇」の中から覗いていた「小さな水たまりのような一点」、「この土手からあの舟を見下ろすとき」の景色……あえて描かないことで描くことも検討されそうなポイントをくっきり画にすることを選び、それが説得力を持つ凄み。

2014-03-26 22:17:58
平野 妙子 @taeko_H

近藤ようこ『宝の嫁』は近藤さんの描く中世の世界が楽しかった。特に「かくれ里」はかわいい。『五色の舟』は、原作など事前情報がない状態で読んだのですが、戦時でありながら古代や中世の物語、聖家族のようでもあるし、これは原作も含めて何度も読まなくてはと思いました。何より品がありますね。

2014-03-26 22:43:43
ネコ @neko_tubuyaki

『五色の舟』(津原泰水原作/近藤ようこ漫画/BEAMCOMIX)や近年まで残っていた一部の門付や見世物小屋での体験などにも見られるように「異形」に対する人々の"畏れ"は昔の方が強かったような気がする。単純に"だから昔の方が良い"とは勿論言えないが、"今"は乗り越えねばならない。

2014-03-27 03:42:51
Kawase Takaya @t_kawase

近藤ようこ先生の『五色の舟』(エンターブレイン)を読み終わる。これほど「違う世界に引きずり込まれる」読書体験は久々だと思う。見世物小屋の、いわゆるフリークス達が主人公だが、淡々とした筆致で描かれており、「鬼面人を驚かす」というところが一切ないところが却って凄みとなっている。

2014-03-27 18:37:56
なかた ゆかり @eucali_N

「戦時を凛凛と生きる、見世物一座の旅。怪物『くだん』が異形の家族を導く未来とは」の帯につられて、手にとった近藤ようこ『五色の舟』(原作・津原泰水)。ある時代のある土地の物語でありながら、そうではない時と場所の記憶も織り込まれているような不思議な美しさ。なんだか毎日読み返してしまう

2014-03-27 22:09:12
金田謙太郎 @kentarokaneda

近藤ようこ「五色の舟」傑作。戦時下の日本を、文字通り漂い生きる見世物小屋の一家の物語。何ともいえな静けさと安息感に包まれた世界。重いけど重苦しくなくむしろ軽やか。フリークスがフリークスのままゴロリと描かれていて、かつ美しい。考える前に感じる作品。原作も読む。

2014-03-28 01:45:16
芹香(ねむるさかな) @aquamensis

『五色の舟』コミカライズ。琥珀色と云うか黄昏色というか、少し光源を落とした世界のみっしり詰まった印象だった原作に対し、マンガ版はなんていうか開けていて……明るい世界でした。決して明るい話ではないんだけど、とてもとても澄んでいる。

2014-03-28 12:59:31
yozos @yozosky

『五色の舟』産業奨励館は漫画オリジナルなのか。和郎と桜の一対が奇跡のような美少年少女で。思いの外泣けたけど選んで絞り出した瞬間なのだろうから感動モノで泣いたのとは違う感触。お父さんと犬飼先生、くだん、別の世界に行くということ。当分忘れられそうにない読書体験。原作も読んでみなくては

2014-03-28 20:00:16
yozos @yozosky

『五色の舟』原作 津原泰水 漫画 近藤ようこ。これ本当にすばらしいですよ。カフェに入って読み終わるまで出られなかった。自分も別の世界に行ってしまったのか。くだん。でも気持ちは家族の舟にあるのだ。今から開いてる本屋で原作…と思ったら文庫化は4月上旬なのか(帯より)すごく待ってます。

2014-03-28 20:11:23
村上 知彦 @murakami_gya

昨夜は演劇関係のパーティへ。OMS戯曲賞の、本年度受賞作品集と20周年記念誌の出版記念。劇作家や役者、新聞記者の方から、こういう場ではよく「いま面白いまんがは?」と聞かれ、いつもならけっこう悩むのだが、今年は近藤ようこ「五色の舟」が出たとこなので答えるの楽ちん。

2014-03-28 23:44:37
玄賓🐻🐻‍❄️ @gegegenping14

読んだ:「五色の舟」。津原泰水の原作は未読。今まで読んだ近藤ようこ作品の中でも記憶に残る作品となった。この人の、淡々としていながらも色気のある絵柄が好きだ。「くだん」にまつわる物語はいつか読んでみたいと思っていたが、いい機会だった。原作も読んでみたい。

2014-03-29 00:11:40
ぽとぽとライオン @potopoto_lion

近藤ようこ「五色の舟」。 戦時中の広島で、見世物を家業としている奇形の一座に、怪物「くだん」が何かを伝える。 怪しさよりも、優しさと切なさが滲み出てる。 何だろう。この素晴らしい余韻は。 原爆ドームの元の姿を見ることが他できる。 http://t.co/ysJLaOqqvW

2014-03-29 12:29:24
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坂本雅司 @griot_sakamoto

漫画史上最大の問題作かも知れない。 近藤ようこ「五色の舟」と原作短編集津原泰水「11」。 同時に出た「宝の嫁」も素晴らしい。

2014-03-29 16:41:26
廻れ!ピングドラマー @penguindrummerX

近藤ようこさんのまんが、『五色の舟』。 すごいよ、すばらしいよと興奮。 原作は未読なのだけれど、近藤ようこという人を通過した作品として出会えたことは本当に僥倖だったと思う。

2014-03-29 20:20:52
廻れ!ピングドラマー @penguindrummerX

『五色の舟』→以下内容に触れてます。 異形の姿を背負うことになった者たちが身を寄せ合い、そこにもはかなくともちゃんと存在した幸せを描く話なのか、と思って読み進めていったらぶっ飛んだ。

2014-03-29 20:39:29
廻れ!ピングドラマー @penguindrummerX

『五色の舟』 →以下内容に触れてます。 コミックス中盤第五話から、物語は不思議な方向に進みだす。102P1コマ目。満月の夜の川縁に、明るいはずなのに闇に紛れて現れた訪問者の姿の絵から。

2014-03-29 20:49:34
廻れ!ピングドラマー @penguindrummerX

『五色の舟』 →以下内容に触れてます。 もちろん既に早くからその方向への準備はされているのだけれど、読者である自分は勝手に「なにかの象徴」と思っていた「くだん」が実在し、そして……と話が進んでいくところで、既に自分の立っていたはずの足場が取り払われてしまったことに気づかされる。

2014-03-29 21:02:29
千年雪 @yuki_chitose

近藤ようこ『漫画版 五色の舟』を読む。あの傑作小説をどうやって漫画化するんだろうと思ってたけど、読み終えてみれば『奇跡の漫画化』という前評判にたがわない傑作でした。特に一話一話のラストが素晴らしい。

2014-03-29 21:09:19
廻れ!ピングドラマー @penguindrummerX

『五色の舟』 →以下内容に触れてます。 そして。登場人物たちとともに、釘うちされた狭い箱の闇のなかで混ざり合ってしまったような感覚を呼び起こさせるコマの運びの後で、「くだんはあのなかだ」と言われた最後のコマにブチあたったときには、怖くて震えた。電車で読んでたんだけど(笑)

2014-03-29 21:18:59
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